SKIP
TWITTER FACEBOOK INSTAGRAM PINTEREST MAIL BOOK SEARCH LINE

レクサス

クルマ一覧トップ

レクサスが含まれる記事 : 61 件

GQがお届けする「レクサス」に関する記事ページです。

レクサス LX570は雪上でも万能──まだまだ冬は終わってない!

■概要
レクサス(Lexus) は、1989年から北米で展開をスタートしたトヨタのラグジュアリーブランド。現在では世界65ヵ国以上で販売するまでに発展している。それまでも北米でレクサス ブランドとして販売されるモデルが日本市場に別車名で導入されることはあったが、日本国内では2005年から正式にレクサスとしてネットワーク展開を開始。楕円をベースに、レクサスの頭文字である「L」を模したエンブレムを使用している。

■沿革
トヨタが現在でも海外市場で最も高い優先順位を掲げる北米市場では、いわゆるビッグスリーと呼ばれる、GM、フォード、クライスラーのエントリークラスから中級グレードの車種やブランドがトヨタ車の主な競合モデルだった。1957年に初の米国進出を成し遂げ、初上陸からしばらくの間雌伏の時を経たトヨタは、1970年代にはオイルショックという追い風もあり、順調に販売ネットワークを広げ売り上げも右肩上がりを示した。

しかしその競合各社には、トヨタ ブランドとはユーザー層が異なるラグジュアリーブランドがあった。GMのキャデラック、フォードのリンカーンである。さらに北米市場では、メルセデス ベンツBMWジャガーといった欧州のプレミアムブランドが富裕層の間で確固たる地位を築いていた。

そこでトヨタは、トヨタ ブランドでの成功を足がかりに、さらなる上級ブランドの開発に着手。この動きは同じように北米進出を果たしていた日産やホンダも同様だった。先鞭を付けたのはホンダ。日本の自動車メーカーのなかではいち早く、1986年より「アキュラ」として、ホンダ ブランドとは異なったプレミアムブランドとして車種展開と販売を開始。これに続いたのが1989年から販売を開始した日産の「インフィニティ」とトヨタの「レクサス」だった。北米では高級車こそがアメリカンドリームを勝ち得た者のシンボルとされており、燃費が悪く故障しやすくても伝統的ブランドとして許容されていたが、不満をもつ富裕層も存在し、若年層からは古臭く見えていることをトヨタは把握していた。

5年にも及ぶ長い開発期間を経て誕生した記念すべきレクサス初のモデルは、初代LS(日本名セルシオ)だった。ドイツの高級車ブランドに匹敵するパフォーマンスと品質、日本車ならではの信頼性と経済性、そしてライバル車よりもリーズナブルな価格設定は北米市場において瞬く間に浸透。高級車市場への成功の足がかりを掴んだ。特にアイドリング時や走りの静粛性、緻密な組み上げ精度、塗装の品質などは欧州のライバルブランドたちも一目を置く存在となり、LSは早くも高級車市場におけるベンチマークたる存在になった。

北米でレクサス ブランドとして販売されるモデルの一部は、日本向けに車名や仕様を変更し、かつてはトヨタ ブランドのモデルとして販売されていた。例えば先のLSは日本名が「セルシオ」という名称だったように、同じくGSは日本名では「アリスト」となり、ESは「ウィンダム」、ISは「アルテッツァ」、SCは「ソアラ」(それまで日本専売モデルだったソアラの3代目)として導入された。また、SUVのラインナップもあり、こちらはRXが「ハリアー」、GXは「ランドクルーザープラド」、LXは「ランドクルーザーシグナス」(ランドクルーザーの上級モデル)として発売された。

日本市場では、2005年に満を持してレクサス ブランドの展開をスタート。黒い壁面を持つガラス面の大きなショールームでは全国で例外なく統一されたCIが採用され、接客にも独自のプログラムを用いてレクサスの世界観を表現した。この接客にはさらには日本をはじめとする内外の高級ホテルのコンシェルジュや百貨店の外商から研修を受け、ラグジュアリーブランドにふさわしい最高のおもてなしを目指した。

また、独自のユーザーサービスとして、納車時には記念写真撮影やノベルティグッズ贈呈などのセレモニーが行われるほか、納車後ではレクサス主催となるオーナー限定コンサートやゴルフコンペのほか、サーキットイベントへの招待といったラグジュアリーブランドならではのサービスが実施されている。

さらにそうしたユーザーサービスの一環として、レクサスは2013年8月にブランドの体験スペースとなる「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」を東京・青山にオープン。「INTERSECT BY LEXUS」のテーマは、“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”で、レクサスが考えるライフスタイルをこの場所で体験できるというコンセプトを持っている。インテリアデザイナーの片山正通氏をはじめ、さまざまな人やブランドとコラボレーションを行うなど、人々が気軽に集い、自分の時間を過ごすことができるグローバル規模のブランド情報発信拠点として開設された。「INTERSECT BY LEXUS」は、この東京を皮切りに、ニューヨーク、ドバイでも展開している。

日本での本格展開開始からしばらくの間は、「L-finesse(エルフィネス)=先鋭と精妙を同時に表現」をデザインのキーワードに、日本らしい和のデザイン美と立体的な造形美をコンセプトとしていた。そのため車種ごとに相応しいと思われる、それぞれのセグメントで異なったボディやインテリアデザインを採用。シンプルでスマートなデザインが先進性を表現していた。

しかし、欧米のラグジュアリーブランドのように、よりレクサスの車両だとひと目で判断できる統一感や、デザインアイコンとしての親しみやすさ=分かりやすさ、そして高級車としての存在感のアピールが一部で望まれていたのも事実だった。そこでレクサスは2013年、フロントグリルに「スピンドルグリル」と呼ばれる紡錘をモチーフとしたデザインキューの採用を決定。以降のニューモデルではこのスピンドルグリルを用いており、現在のラインナップでは全モデルがスピンドルグリルを備えている。

レクサスは、1989年に北米で登場以来、スポーティさと知的なイメージを両立させてラグジュアリーブランドとして広くカスタマーからの信頼を集めているが、限定モデルではスーパーカーと呼べるモデルもリリースしている。それが2009年の東京モーターショーでワールドプレミアを果たした、レクサス初となる本格派のスポーツモデル、「LFA」だ。全世界限定500台で販売した「LFA」は、レクサスのプレミアムスポーツシリーズである「Fシリーズ」の頂点に位置するモデルで、最高出力570psを誇る新開発のV型10気筒エンジンをフロントミッドに搭載。トランスアクスルレイアウトを採用した後輪駆動の2シーターモデルだ。販売価格は3750万円と当時としては破格で、これは現在に至るまで国内メーカーの車両としては最高額となる価格設定である。

また、これまで日本のユーザーへの配慮のためか、日本導入を行ってこなかったSUVのフラッグシップ、「LX570」(トヨタではランドクルーザーとして販売)も、ついに2度目のマイナーチェンジを機に2015年8月に発売を開始。2005年の日本導入以降、レクサスのラインナップは、北米よりも充実したモデルを揃えるまでになった。

ちなみに2015年のグローバル販売台数は前年比112%アップとなる約65万2000台で、3年連続で過去最高実績を更新中である。世界のラグジュアリーブランドの中では、BMW(約190万5000台)、メルセデス・ベンツ(約187万2000台)、アウディ(約180万3000台)に次ぐ世界第4位であるという。一方日本での販売台数は、2015年では前年比109%アップの約4万8000台で、2005年の国内展開開始以来、こちらも過去最高を更新している。

★レクサス車種:
 ・レクサス・LX
 ・レクサス・LC
 ・レクサス・RX
 ・レクサス・LFA
 ・レクサス・RC F
 ・レクサス・GS F
 ・レクサス・CT200h

★レクサスに関連する注目記事:
 ・INTERSECT BY LEXUS - TOKYOで堪能するショートフィルム
 ・ミラノ・デザインウィークで出合ったレクサスは“予期せぬ驚き”...
 ・GQがレクサス・ドライバーをプロデュース。テーマはジ...

★レクサスに関連する注目動画:
 ・ミラノ・デザインウィークで出合ったレクサスは“予期せぬ...
 ・レクサスの新型クーペ「LC500」をデトロイトで披露
 ・レクサスの新たな象徴──フラグシップクーペ「LC500」がデビュー

★レクサスに関連するサイト:
 ・Wikipediaでレクサスを見る
 ・Facebookでレクサスを見る
 ・Instagramでレクサスを見る
 ・レクサス公式サイト(日本語)
 ・レクサス公式サイト(英語)

レクサス記事一覧:

GQ JAPAN RACING in association with LEXUS
メディアとしてモータースポーツを応援し、盛り立てていくことを宣言したGQ JAPANが、「GQ RACING TEAM」を発足して早速活動をスタート!編集長でチーム監督の鈴木正文をはじめ、スポーツキャ...
CAR
GQ JAPAN RACING in association with LEXUS
GQ JAPAN編集長・鈴木正文が、メディアとしてモータースポーツを応援し、盛り立てていくことを宣言。鈴木が考えるモータースポーツの魅力、そして楽しみかたとは?
CAR
ニュース
4月にイタリアで開催されたミラノ・デザインウィーク。そこでベスト・エンタテイニング賞を受賞したレクサスが、そのユニークな展示の一部を東京で公開中。クリエイターやデザイナーは必見の内容だ。
LIFE
ニュース
日本でも人気が高いレクサスの大型SUV、RXの新型がお披露目された。アグレッシブなフロントグリルに、エレガントなサイドビュー。上質感が目を惹くモデルとして注目だ。
CAR
ニュース
いまや定員20人の枠に600人が応募!第4回目となるレクサスのドライビングレッスン『LEXUS AMAZING EXPERIENCE』に参加した。そこで、かねてよりの疑問だった、“アンダーステア”を理...
CAR
ニュース
運転を上手になるために、なにかしていますか?テニスやゴルフと同じでプロのレッスンが早道です。定評あるレクサスのドライビングレッスンの申し込みが始まりました。
CAR

レクサス以外のキーワード

RANKING
BLOG
Follow GQ on Facebook

LATESTNEWS

PICK UP
GQ LINE公式アカウント
from WIRED
PAGE TOP