有事のドル買い・・・地政学的リスクとは

地政学リスクは、地政学的な問題により世界経済に波及するリスクをいう。アフガニスタンの対テロ戦争、チェチェン紛争、北朝鮮の核開発問題などがあり、これらに関して大きな出来事が起こると、マーケットにも大きな影響を及ぼすことがある。2010年の世界経済の動向も引き続き十分注視していかなければな.らない。地政学的リスクの問題は、冷戦体制崩. 壊以降、世界の政治的、軍事的安定性が大き く変化してきた証左である。唯一の超大国として一極集中化していた米国が、経済危機に見舞われ世界の警察官的な役割を果たせなくなっていることからますます、地政学リスクは高まっていくだろう。

NZドルの行方に関して

先週は格付機関S&P;がNZの外貨建てソブリン格付け見通しをネガティブに変更したことから、0.75台、62円台まで急落。S&P;がすぐに格下げに踏み切る可能性は小さいものの、朝鮮半島の緊張を背景にリスク回避ムードが高まっていることや、日米の債券利回りが上昇し高金利通貨の優位性が低下していることもあり、今週も軟調に推移すると見るのが賢明だろう。

冬のボーナスがはいり資産運用の季節がきました。今年は株、預金だけではなくFXなどのリスク性商品も人気のようです。まずは定期預金のリスクに関しておさらいしましょう。・新型定期預金の中途解約は原則としてできません。当行がやむを得ないものと認めて中途解約に応じる場合、解約費用が発生するため、結果的に大きく元本割れとなる可能性が非常に高くなります。その際は、お預入れいただいてからご解約までの経過利息についてもお受取りいただけません。・新型定期預金(満期特約定期預金)は、当行の判断により預入期間が繰上満期日まで短縮される可能性があります。満期の繰上に関する決定権は楽天銀行にあります。・キャンペーン期間中であっても、市場環境等により、予告なく金利の変更、またはお取扱いの中止等をすることがあります。