爪水虫や巻き爪を改善する～皮膚科の救急救命士～

悪化する前に治療する

水虫は病院で治しましょう

暖かくなってくると、どこからとも現れ、かゆみをもたらすのが水虫です。寒い時期はそれほど気にならなかったところが、暖かく多湿の状態になると、再び活性を取り戻し、患部を広げ始めるのです。多くの人が、昨年使用していた薬を引っ張り出してきて、患部に塗り、かゆみを抑えては、また治ったかと思い放置しておく、ということを繰り返しているのです。そして、再び、忘れたころにかゆみを発症する、ということを繰り返し、根本解決できずにいる人が多いのです。そんな状況に終止符を打つためには、病院でしっかりと幹部の状況を見てもらい、適切な薬を服用、塗布することが重要です。水虫だと思い込んで、違う病気である場合や、その逆の場合もあり、適切な治療が必要なのです。薬も保険が適用となっている、効果の高い薬を入手でき、結果、安くつくものです。

薬は病院で入手できます

市販されている水虫薬といえば、ほとんどは塗るタイプです。クリーム状のものもあれば、液体のものもあります。水虫の患部の状態も人それぞれで、乾燥してカラカラになっている場合もあれば、じとじとと湿った感じのものもあります。どちらの場合でも、薬を原因菌である白癬菌に届ける必要があり、これが難しいものなのです。これらの市販薬は、平均1000円〜2000円程度で販売されており、これをシーズン1、2本購入して使用している人が多いものですが、これらはかゆみを抑えたり、生活に支障がない程度には十分な効果を発揮してくれます。しかし、爪水虫のような場合には奥深くまで浸透させることは難しく、こういった場合には、病院で処方してくれる保険適用の飲み薬を併用することで解決します。