2022年版 WordPress アンケートで皆さんの体験について教えて下さい

毎年、WordPress コミュニティのメンバー (ユーザー、サイト構築者、開発者、コントリビューター) の皆さんは、年次アンケートを通じて貴重なフィードバックを提供しています。この調査から得られた重要なポイントやトレンドは、毎年行われる “State of the Word” の講演で取り上げられ、プロジェクトのブログで公開され、WordPress プロジェクトの方向性や戦略に影響を与えることがあります。

簡単に言えば、この調査は WordPress がどのように、誰によって使われているかを開発者がより理解するために役立つということです。また、WordPress オープンソースプロジェクトのリーダー達が、コントリビューターの経験についてより詳しく知るためにも役立ちます。

2022年の調査結果に皆さんの WordPress での体験が反映されるように、2022年の年次アンケートに参加してください。

WordPress の多言語対応コントリビューターの努力により、英語に加えてフランス語ドイツ語イタリア語ロシア語日本語スペイン語でアンケートに参加することも可能です。これらは、WordPress のダウンロード数ベースで最も頻繁にインストールされている言語です。

調査期間は 2022年末までの予定で、その後2023年中に結果を公開する予定です。今年は、アンケートの流れや回答および分析がよりスムーズに行えるよう、アンケート項目を刷新しました。いくつかの質問を削除しつつ、WordPress の現在と未来を反映した新しい質問も登場させています。2021年の調査結果の分析については、2023年の早い時期に共有する予定です。

拡散にご協力ください

このアンケートを知人の方に教えていただいたり、Slack や SNS で共有することで、このアンケートを広めるお手伝いをしていただけると嬉しいです。より多くの人がアンケートに回答し、WordPress の体験を共有することで、プロジェクト全体が将来的に利益を得ることができます。

セキュリティーとプライバシーについて

データのセキュリティとプライバシーは、WordPress プロジェクトとコミュニティにとって最も重要なものです。このため、すべてのデータは匿名化され、公開された結果にメールアドレスや IP アドレスが関連づけられることはありません。WordPress.org のプライバシー保護に関する詳細は、プライバシーポリシーをご覧ください。

Thank You

質問作成、戦略、調査構築、翻訳など、年次調査プロジェクトにご協力いただいた以下の WordPress コントリビューターの方々に感謝します。

@dansoschin, @_dorsvenabili, @angelasjin, @arkangel, @audrasjb, @atachibana, @bjmcsherry, @chanthaboune, @eidolonnight, @fernandot, @fierevere, @fxbenard, @jdy68, @jpantani, @laurlittle, @nao, @nielslange, @peiraisotta, @piermario, @rmartinezduque, @santanainniss

WordPress 6.1.1 メンテナンスリリース

以下の内容は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1.1 Maintenance Release」を日本語に訳したものです。

誤字脱字、誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1.1 が公開されました

WordPress 6.1.1は 29 件のコアのバグフィックス21件のブロックエディターのバグフィックス含んだショートサイクルのメンテナンスリリースです。このリリースの重要な変更については 6.1.1 RC1 の告知を参照してください。

次のメジャーリリースであるバージョン 6.2 は2023年に公開される予定です。

自動バックグラウンド更新をサポートするサイトでは更新プロセスが自動的に開始されます。

手動での更新を行う場合は、WordPress.org から WordPress 6.1.1 をダウンロード、または WordPress ダッシュボードにて「更新」をクリックし、「バージョン 6.1.1-ja に更新」をクリックします。

さらに詳しい情報はバージョン 6.1.1 の HelpHub ドキュメンテーションページを参照してください。

コントリビューターの皆さんへ感謝を

(訳注: 紙幅の都合により日本語訳ではリリースリードと100名以上のコントリビューターへの言及は割愛します。ぜひ原文をご参照ください。)

コントリビュートするには

WordPress のコア開発に参加するには、Trac に移動して チケットを選び、チケットを選び、#core#6-1-release-leads チャンネルで会話に参加してみてください。ヘルプが必要ですか? Core Contributor Handbook をご覧ください。

WordPress 6.1「ミーシャ」

以下は、Matt Mullenweg による WordPress.org 公式ブログの記事 WordPress 6.1 “Misha” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


「ミーシャ」へようこそ

WordPress 6.1 「ミーシャ」が登場しました。ソビエト・ノルウェー出身のジャズピアニスト、ミハイル “ミーシャ” アルペリンの人生と作品にインスパイアされたリリースです。ミーシャは、ソビエト連邦のジャズアンサンブルの活動を世界的に紹介しました。また、モスクワ・アート・トリオの創設メンバーとしても知られています。

「ミーシャ」は、サイト構築の体験をさらに洗練されたものに進化させます。WordPress 6.1 では、これまで以上に直感的なサイト制作が可能になり、ユーザーのクリエイティビティをこれまでになく向上できるでしょう。ミーシャのジャズピアノを聴きながら、WordPress 6.1 の世界をお楽しみください。

これは2022年のメジャーリリースの第3弾です。ぜひ今すぐダウンロードしてください。このリリース時点で、WordPress は世界中のサイトの43%を支えています。

サイトオーナーや管理者の方は、安定性、パフォーマンス、およびユーザビリティの強化を最大限に活用するために、すぐにアップグレードすることをおすすめします。また、WordPress のコンテンツ制作者には、執筆やデザイン体験を向上させるための新機能の数々を楽しんでいただけるでしょう。

このリリースには、WordPress コミュニティがプロジェクト開始以来、最も待ち望んできた機能が含まれています。エディターに追加された機能拡張と改善により、サイトオーナーにはより多くのコントロールと簡単なカスタマイズが可能になり、ユーザーはより一貫性のある使い心地を体験できるようになります。このリリースには、文章に焦点を当てた多くの改良が含まれています。「声なき人に声を与える」ためには、文章を書く人々にフォーカスする必要があるからです。

私が特に気に入っている改善は、ブロック内の段落を部分的に選択できるようになったこと、リストビューをデフォルトで開いたままにできる設定、内部リンクを追加するキーボードショートカットがすべてのブロックに拡張されたことなどです。

Josepha Haden Chomphosy、エグゼクティブディレクター
「WordPress 6.1「ミーシャ」」の続きを読む→

WordPress 6.1 リリース候補版 3

以下は、Jonathan Pantani による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 3 (RC3) Now Available” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 リリース候補版 3 (RC3) がテスト可能になりました。WordPress 6.1 の正式版リリースは約1週間後の2022年11月1日 (火) を予定しています。

この RC3 リリースは、最終的なレビューとチェックを行うことで、6.1 リリースの適応性を保証するためのテストとサポートを行う最後の機会です。WordPress のエコシステムは広大で、何千ものプラグインやテーマで構成されているため、みなさんに時間をとってお手伝いしていただくことでプロジェクト全体が恩恵を受けることができます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 3 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC3

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC3 での変更点

RC 2 以降、約60件の項目が対処されました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザーと開発者それぞれに向けた注目の変更について詳しく知りたい方は、RC1 の告知記事に目を通し、WordPress 6.1 フィールドガイドをご覧になってみてください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の “Tested up to” ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress 6.1 の翻訳にぜひご協力ください

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC3 の俳句

The time ticks forward
Release nears ever closer
Download and review


この投稿に協力してくださった Dan SoschinJonny Harris に感謝します。

WordPress 6.1 リリース候補版 2

以下は、Jonathan Pantani による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 2 (RC2) Now Available” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください

また、日本語版の変更として、このパッケージ以降は wp-config-sample.php および readme.html ファイルの日本語訳は含まれません。背景についてはこちらをご覧ください


WordPress 6.1 リリース候補版 2 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

これは 6.1 のリリースサイクルにおける一つの重要なマイルストーンです。すでにリリースできる水準の完成度にはありますが、正式なリリース期日までの時間を使って最終確認をできるようコミュニティに検証対象を提供する目的で作られるのがこの「リリース候補」と呼ばれるバージョンです。WordPress は何千ものプラグインやテーマと相互に関係する複雑な生態系であるので、新しいバージョンに何か見落としがないか隅々まで検証することは極めて重要な工程であり、またそれには WordPress コミュニティの多くの方々からの協力が必要になります。

WordPress 6.1 の正式版リリースは2週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 2 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC2

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC2 での変更点

RC 1 以降、約65件の項目が対処され、2022年5月の WordPress 6.0 以降では、合計で2,000件を超える更新が行われました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザーと開発者それぞれに向けた注目の変更について詳しく知りたい方は、RC1 の告知記事に目を通し、WordPress 6.1 フィールドガイドをご覧になってみてください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の “Tested up to” ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress 6.1 の翻訳にぜひご協力ください

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC2 の俳句

Two weeks from the launch 

Constant improvements we make 

Great outcomes await 

WordPress 6.0.3 セキュリティリリース

以下の内容は WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.0.3 Security Release」を日本語に訳したものです。

誤字脱字、誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.0.3 が公開されました。

今回のリリースには数件のセキュリティ修正が含まれます。セキュリティに関するリリースですので速やかな更新が推奨されます。WordPress 3.7 以降の全メジャーバージョンに対してもアップデートが行われています。

WordPress 6.0.3 はショートサイクルのリリースです。次のメジャーリリースは2022年11月1日に予定されている 6.1 です。

自動バックグラウンド更新をサポートしているサイトでは更新プロセスが自動的に開始されます。

WordPress 6.0.3 を WordPress.org からダウンロードするか、WordPress ダッシュボードで 6.0.3 への更新を行ってください。

このリリースに関するより詳しい情報は HelpHub サイトをご確認ください

このリリースに含まれるセキュリティ更新について

今回のリリースでは以下の脆弱性が修正されました。WordPress セキュリティチームは責任ある脆弱性報告を寄せられた皆さんに感謝を表明します。

  • wp-mail.php (メールによる投稿) を利用した蓄積型 XSS – 米山 俊嗣 (三井物産セキュアディレクション株式会社) (JPCERT 経由)
  • wp_nonce_ays におけるオープンリダイレクト – devrayn
  • wp-mail.php で送信者メールアドレスが露出される問題 – 米山 俊嗣 (三井物産セキュアディレクション株式会社) (JPCERT 経由)
  • メディアライブラリ – SQLi を利用した反射型 XSS – Ben Bidner (WordPress セキュリティチーム)、Marc Montpas (Automattic)
  • wp-trackback.php における CSRF – Simon Scannell
  • カスタマイザーを利用した蓄積型 XSS – Alex Concha (WordPress セキュリティチーム)
  • 変更 50790 で持ち込まれたユーザーインスタンス共有の復旧 – Alex Concha、Ben Bidner (WordPress セキュリティチーム)
  • コメント編集を介した WordPress コアにおける蓄積型 XSS – 第三者セキュリティ監査報告ならびに Alex Concha (WordPress セキュリティチーム)
  • REST API のターム/タグエンドポイントを介したデータ露出 – Than Taintor
  • マルチパートメール内容の漏洩 – Thomas Kräftner
  • WP_Date_Query の不適切なサニタイズ処理による SQL インジェクション – Michael Mazzolini
  • RSS ウィジェット: 蓄積型 XSS – 第三者セキュリティ監査報告
  • 検索ブロックにおける蓄積型 XSS – Alex Concha (WordPress セキュリティチーム)
  • アイキャッチ画像ブロック: XSS – 第三者セキュリティ監査報告
  • RSS ブロック: 蓄積型 XSS – 第三者セキュリティ監査報告
  • ウィジェットブロック XSS の修正 – 第三者セキュリティ監査報告
  • 以上、敬称略。

貢献者のみなさんに感謝します

WordPress 6.0.3 は多数の貢献者による協調作業の賜物です。彼らの非同期的協働による多数の改善と修正がひとつの安定版リリースに結実したことはまさに WordPress コミュニティのパワーと能力を証明するものと言えるでしょう。

(日本語訳者による注記: 紙幅の都合により貢献者の一覧を割愛します。興味のある方はぜひ投稿原文をご参照ください。)

WordPress 6.1 リリース候補版 1

以下は、Dan Soschin による WordPress.org 公式ブログの記事 “WordPress 6.1 Release Candidate 1 (RC1) Now Available” を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 リリース候補版 1 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

これは 6.1 のリリースサイクルにおける一つの重要なマイルストーンです。すでにリリースできる水準の完成度にはありますが、正式なリリース期日までの時間を使って最終確認をできるようコミュニティに検証対象を提供する目的で作られるのがこの「リリース候補」と呼ばれるバージョンです。WordPress は何千ものプラグインやテーマと相互に関係する複雑な生態系であるので、新しいバージョンに何か見落としがないか隅々まで検証することは極めて重要な工程であり、またそれには WordPress コミュニティの多くの方々からの協力が必要になります。

WordPress 6.1 の正式版リリースは3週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 リリース候補版 1 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-RC1

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

WordPress 6.1 RC1 での変更点

ベータ 2 以降、約100件の項目が対処され、2022年5月の WordPress 6.0 以降では、合計で2,000件を超える更新が行われました。

WordPress 6.1 は、今年の1月と5月にそれぞれリリースされたバージョン 5.9 と 6.0 に続く、2022年の3番目のメジャーリリースです。

エンドユーザー向けの WordPress 6.1 の注目の変更

  • 10種類のユニークなスタイルバリエーションで構成されたデフォルトテーマ (詳細)
  • より多くのブロックにさらに多くのデザインツールを追加 (詳細)
  • テンプレートのエクスペリエンステンプレートオプションを拡張、改良
  • より直感的なドキュメント設定
  • 引用とリストブロックを改良し、インナーブロックをサポート
  • 様々なブロックのプレースホルダーをより崩れにくく改良
  • 新しいモーダルインターフェイスと環境設定の改善
  • ナビゲーションブロックの自動選択とフォールバック機能、メニュー管理の簡素化
  • ワンクリックですべてのインナーブロックにロック設定を適用
  • ブロックテーマの検出機能の向上
  • アクセシビリティに関する更新 (60件以上のチケットを解決)
  • パフォーマンスに関する更新 (25件以上のチケットを解決)

開発者向けの WordPress 6.1 の注目の変更

  • あらゆるテーマを更にパワーアップできる外観ツールへのオプトイン
  • スタイルシステムの新しいイテレーション
  • あらゆる投稿タイプにスターターパターンを追加 (詳細)
  • 新しい制約付きオプションやレイアウトオプションの無効化機能など、レイアウトオプションの進化
  • コンテンツロックパターンを追加し、キュレーションの選択肢を強化
  • クエリーループブロックのサポートを拡張
  • クラシックテーマでブロックベースのテンプレートパーツを使用可能に (意見募集中)
  • theme.json データのフィルタリング (詳細)
  • Fluid タイポグラフィによるレスポンシブ性の向上 (意見募集中)
  • ボタン、見出し、キャプションなど、ブロック内の要素を theme.json でスタイル設定可能に

この投稿に記載されているすべての機能は、最終リリース前に変更される可能性があることにご注意ください。

プラグインとテーマ開発者のみなさんへ

プラグインとテーマの開発者のみなさんは WordPress 6.0 RC1 に対してテストを開始してください。問題なく動くようであればそれぞれの readme.txt の Tested up to ヘッダーを 6.1 に更新してください。互換性の問題が見つかった場合はサポートフォーラムで詳しい情報を共有してください。11月1日の最終リリースに先立って問題を解消できるようご協力をお願いします。

翻訳にご協力ください

WordPress の翻訳にご協力ください。この RC1 リリースをもってバージョン 6.1 の翻訳語句は凍結され、通常これ以上の変更が行われることはありません。

テストに協力するには

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1


RC1 の俳句

Languages abound
Test today, releases soon
Freedom to publish


この投稿に協力してくれた @webcommsat に感謝します。

WordPress 6.1 ベータ 3

以下は、Dan Soschin が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 3 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 3 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 3 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta3

WordPress 6.1 の正式版リリースは4週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する300件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。6.1 の残りのリリースサイクルの間には、さらなる修正が予定されています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方は、ベータ 1 の最初の告知記事で詳細をお読みいただくか、プロダクトの説明動画をご覧ください。

ベータ 3 の変更点

先週公開されたベータ 2 からの変更点が100件近くあります。


ここでベータ 3 向けに一句

Beta time done soon
Gather up your WordPress sites
RC then we ship

WordPress 6.1 ベータ 2

以下は、Jonathan Pantani が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 2 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 2 が公開されました。ダウンロードし、テストしていただけます。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 2 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta2

WordPress 6.1 の正式版リリースは5週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する300件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。6.1 の残りのリリースサイクルの間には、さらなる修正が予定されています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方は、ベータ 1 の最初の告知記事で詳細をお読みいただくか、プロダクトの説明動画をご覧ください。

ベータ 2 の変更点

先週公開されたベータ 1 からの変更点がいくつかあります。

ここで一句

WordPress six-point-one,
Please help test Beta 2 now.
Best release ever.

この投稿に協力してくれた皆さんに感謝します。 @dansoschin@robinwpdeveloper@webcommsat@jeffpaul@cbringmann

WordPress 6.1 ベータ 1

以下は、Jonathan Pantani が書いた WordPress.org 公式ブログの記事「WordPress 6.1 Beta 1 Now Available」を訳したものです。

誤字脱字誤訳などありましたらフォーラムまでお知らせください


WordPress 6.1 ベータ 1 が公開されました。ダウンロードして試用することが可能です。

このバージョンの WordPress ソフトウェアは未だ開発段階にあるものです。本番運用中の重要なウェブサイトへのインストール、実行、テストの実施はリスクが大きいので絶対に避けてください。テスト専用のサーバーを立ち上げてその上でテストを実施することが推奨されます。

WordPress 6.1 ベータ 1 をテストするには以下の三通りの方法があります:

  • 方法その1: WordPress Beta Tester プラグインをインストールして有効化する (「最前線」チャネルと「ベータ / RC のみ」ストリーム設定を選択) 。
  • 方法その2: こちらからベータバージョンの zip ファイルを直接ダウンロードする。
  • 方法その3: WP-CLI を利用してテストする:
    wp core update --version=6.1-beta1

WordPress 6.1 の正式版リリースは6週間ほど先の2022年11月1日を予定しています。

6.1 リリースサイクルに関する追加情報もご利用ください。

これからの数週間、Make WordPress Core ブログの 6.1 関連の開発者ノートにさらなる変更についての詳細が掲載されるのでチェックしてください。

バグのない WordPress を保つために – テストにご協力ください

WordPress の開発過程においてリリースの安定性を高める上でテストの実施が非常に重要になります。テストに協力することはまたプロジェクトへの大きな貢献にもなります。ベータリリースのテストにこれまでに参加したことがない方には、まず最初の一歩を踏み出すための足がかりとしてこちらの詳細なガイドが役に立つでしょう。

テストは、今回ならびに将来の WordPress リリースが可能な限り安定して問題のないものになることを確かにする上で不可欠な過程です。そして、テストは誰でも参加が可能です。WordPress コミュニティのメンバーであるあなたの協力が大きな支えになります。

今回のようなリリースのテストについてもっと知りたいなら、Make Core のテストについての呼びかけを参照してみてください。Making WordPress の Slack ワークスペース内の公開チャンネルで議論に参加することもできます。

問題に遭遇したかもと思った時は、まずサポートフォーラムのアルファ・ベータエリアに報告をしてください。再現可能なバグ報告の作成に慣れている方は WordPress Trac への報告をお願いします。既知のバグの一覧も Trac で閲覧可能です。

現時点での最新メジャーリリースである WordPress 6.0 の公開より後にリリースされた Gutenberg の機能について調べたい場合は、以下の What’s New In Gutenberg 投稿を参照してください。14.114.013.913.813.713.613.513.413.313.213.1

このリースでは、エディターに関する WordPress 6.1 コアに関する250件以上のチケットを含む350件以上の機能追加と350件以上のバグ修正が行われています。

注目の変更の一部

WordPress バージョン 6.1 の新機能を知りたい方のために、注目すべき点を一部リストアップしてみました。

エンドユーザー向け

  • 10種類のユニークなスタイルバリエーションで構成されたデフォルトテーマ (詳細)
  • より多くのブロックにさらに多くのデザインツールを追加 (詳細)
  • テンプレートのエクスペリエンステンプレートオプションを拡張、改良
  • より直感的なドキュメント設定
  • ヘッダーとフッターのパターンを全テーマに追加
  • 引用とリストブロックを改良し、インナーブロックをサポート
  • 様々なブロックのプレースホルダーをより崩れにくく改良
  • 新しいモーダルインターフェイスと環境設定の改善
  • ナビゲーションブロックの自動選択とフォールバック機能、メニュー管理の簡素化
  • ワンクリックですべてのインナーブロックにロック設定を適用
  • ブロックテーマの検出機能の向上
  • アクセシビリティに関する更新 (60件以上のチケットを解決)
  • パフォーマンスに関する更新 (25件以上のチケットを解決)

開発者向け

  • あらゆるテーマを更にパワーアップできる外観ツールへのオプトイン
  • スタイルシステムの新しいイテレーション
  • あらゆる投稿タイプにスターターパターンを追加 (詳細)
  • 新しい制約付きオプションやレイアウトオプションの無効化機能など、レイアウトオプションの進化
  • コンテンツロックパターンを追加し、キュレーションの選択肢を強化
  • クエリーループブロックのサポートを拡張
  • クラシックテーマでブロックベースのテンプレートパーツを使用可能に (意見募集中)
  • theme.json データのフィルタリング (詳細)
  • Fluid タイポグラフィによるレスポンシブ性の向上 (意見募集中)
  • ボタン、見出し、キャプションなど、ブロック内の要素を theme.json でスタイル設定可能に

この投稿に記載されているすべての機能は、最終リリース前に変更される可能性があることにご注意ください。

ここで一句

Twenty Twenty-Three
10 style variations
The new default theme

この投稿に協力してくれた皆さんに感謝します。 @dansoschin@annezazu@cbringmann@davidbaumwald@priethor@jeffpaul