Stripe 取引の税務処理を自動化

Stripe Tax では、コードを 1 行追加するかボタンをクリックするだけで、消費税、VAT、GST を計算して徴収できます。登録が必要な場所を把握でき、適切な税額が自動徴収されます。申告書を申請するために必要となるレポートにもアクセスできます。

Stripe Tax が選ばれる理由

税金に振り回されないために

インターネットビジネスでは、130 カ国以上および米国の大部分の州で税金を徴収する必要があります。コンプライアンスの維持は難しいものですが、特にビジネスが成長している場合はなおさらです。税法や税率は絶え間なく変わっており、販売する商品や場所によっても異なります。このような複雑な状況を無視していると、 未払いの税金に加えて、追徴金と延滞金が課せられるリスクがあります。

このたび Stripe では、税務コンプライアンスを簡略化する Stripe Tax を開発しました。このサービスを利用することで、ビジネスの成長に集中していただけます。

アメリカでは納税期日を過ぎた売上税に対して平均 30% の遅延利息が発生する。

ヨーロッパの登録しきい値はスペインの €0 からイギリスの £85,000 までさまざま。

130 カ国以上がデジタル商品に課税しており、今後課税を予定している国も多い。

EU 以外の国のビジネスがデジタル商品およびサービスを EU 内に販売する場合、初回販売から税金の徴収が必要。

顧客から売上税を徴収しないと、期限の過ぎた税金を自腹で支払わなければならなくなる。

SaaS の売上の税率はニューヨーク州 100%、テキサス州 80% で、カリフォルニア州は非課税。

アメリカでは 2021 年に約 400 件の税率変更が導入される予定。

ヨーロッパでデジタル商品を販売している場合は通常、顧客の居住地を確認するための相反しない証拠を 2 点集めなければならない。

アメリカで SaaS が課税されるのは一部の州のみ、課税対象は B2B または B2C のみの場合も。

Stripe を利用しているスタートアップの 80% 以上が 20 以上の州と国に販売。

2021 年に、20 以上の国が一部の商品の VAT の率を変更する予定。

アラスカ、デラウェア、ニューハンプシャー、オレゴンの各州は州売上税を課税しない。

オンラインビジネスの 72% がコンプライアンスを国際的成長の障壁と捉えている。

アメリカでは州外販売者に対する売上税登録しきい値がさまざまに異なっています。ほとんどの州では $100,000 の売上か、200 件の取引が適用されますが、カリフォルニア、ニューヨーク、テキサスなどの州では $500,000 が適用されます。

仕組み

税務コンプライアンスがシンプルに

1

導入は数分で完了

既存の組み込みにコードを 1 行追加するか、ダッシュボードのボタンをクリックするだけで、世界中で税金を徴収できます。

2

登録が必要な場所を把握

Stripe Tax は取引をモニタリングするので、税金徴収の登録が必要な時期と位置を把握できます。

3

税金の自動徴収

Stripe Tax は顧客の正確な位置情報を把握し、適切な税額を計算して徴収します。また、必要な場合は EU の VAT ID とオーストラリアの ABN 番号も確認します。

4

申請と納税が簡単に

お客様が登録されている市場ごとの包括的なレポートを使用して、申告と納税をスピードアップできます。

ステップ 1

導入は数分で完了

ローコードのセットアップ

既存の Stripe の組み込みにコードを 1 行追加すると、税金の徴収を開始できます。

コーディング不要のセットアップ

Invoicing や Payment Links など Stripe のノーコード製品のいずれかをご利用中の場合、ダッシュボードのボタンをクリックすると税金を徴収できます。

ステップ 2

登録が必要な場所を把握

Stripe Tax は、米国のすべての州と 30 カ国以上での税計算に最適化されています。税金の徴収が必要な場所を把握して、わずか数秒で新しい市場で税金の徴収を開始できます。Stripe Tax は、ヨーロッパでは国と VAT OSS の登録の両方に対応し、カナダでは国と州の登録に対応しています。

Stripe での取引を申告のしきい値と比較して確認し、登録が必要な位置を把握して、税金の徴収を簡単に開始できます。

ステップ 3

税金の自動徴収

販売している商品や地域を問わず、常に正しい税額を計算して徴収します。Stripe Tax は数百もの製品とサービスを対象に税金の徴収をサポートしており、常に最新の税法と税率に対応します。

税金のローカライゼーション

利用可能な地域の情報に基づいて税金を計算することでチェックアウトの負担を軽減し、顧客に最もなじみのある方法で税額を示します。

納税番号の確認

Stripe Tax を利用すると、B2B の顧客の納税番号を収集できます。ヨーロッパとオーストラリアの顧客の VAT ID と ABN を自動的に確認し、必要な場合は差戻し請求または VAT 税率 0% を適用できます。

ステップ 4

申請と納税が簡単に

数千件もの取引を照合する時間が短縮されます。Stripe のレポートでは、申告する地域ごとに必要な情報を把握できるため、ご自身で、あるいは会計士やご希望のパートナーに依頼して、簡単に税金の申告と納税を行うことができます。

アメリカの申告パートナー

  • TaxJar

EU の申告パートナー

  • Taxually
  • Marosa
2021_june_taxes.csv
tax_code
jurisdiction_name
jurisdiction_level
tax_rate
tax_name
filing_tax_amount
filing_taxable_amount
txcd_10103000
ドイツ
0.19
付加価値税 (UST)
47.88
252
txcd_99999999
カリフォルニア州
0.06
売上・使用税
74.08
1,234.69
txcd_99999999
サンフランシスコ
0.0125
売上・使用税
15.43
1,234.69
txcd_99999999
BART (ベイエリア高速鉄道)
地区
0.005
売上・使用税
6.17
1,234.69
txcd_99999999
SFPF (San Francisco County Public Finance Authority)
地区
0.0025
売上・使用税
3.09
1,234.69
txcd_99999999
SFTA (サンフランシスコ郡交通局)
地区
0.005
売上・使用税
6.17
1,234.69
txcd_99999999
コネチカット州
0.0635
売上・使用税
10.4
163.9
txcd_10103000
アイルランド
0.23
付加価値税 (VAT)
119.14
518
txcd_10103000
オーストラリア
0.1
物品サービス税 (GST)
3.76
37.6

機能一覧

Stripe Tax の概要

対応している国

消費税、VAT、GST を計算して徴収。

  • アメリカ
  • カナダ
  • ヨーロッパ (EU、イギリス、ノルウェー、スイス)
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 近日中にさらに追加予定

納税義務の追跡

Stripe 取引を各国の申請しきい値に照らして監視。

  • 売上高と取引件数に基づいてしきい値を監視
  • VAT OSS の登録

計算と徴収

正確な税額を自動徴収。

  • 正確な場所を検出
  • 150 以上の商品税コード
  • 納税番号の確認
  • (部分的な) クレジットノートに対応
  • 税務情報をローカライズ
  • 日割り計算と割引を自動的に適用

申告と報告

報告書を取得して、ご自身で、または Stripe のパートナーに依頼して納税申告を行えます。

料金体系

シンプルで分かりやすい料金体系

料金体系はこちらをご覧ください。

今すぐ始めましょう

Stripe Tax の組み込みは簡単。ボタンをクリックするか、コードを 1 行追加するだけです。

サイトでの支払いが可能

構築済みの Stripe Checkout の支払いページを使って支払いを受け付けることができます。

請求書をすぐに送信

Stripe のオンライン請求書をわずか数分で作成して送信できます。コードを作成する必要はありません。