プラットフォームとマーケットプレイスのための決済インフラ

Stripe Connect はソフトウェアプラットフォームやマーケットプレイスに支払いを組み込むための最短かつ簡単な方法です。Stripe のプログラム可能な API とツール一式を使用すれば、即時のアカウント登録からグローバルな入金まで、エンドツーエンドの支払い機能を構築・拡大できます。また Stripe が顧客確認 (KYC) にも対応します。

仕組み

最速かつシンプルな方法で支払いと金融サービスを収益化

ビジネスの立ち上げをより迅速に

スピーディーに本番環境に移行できます。ペイメント・ファシリテーションに通常必要とされる初期費用や開発は不要です。

売上アップを促進

Stripe のレベニューシェアプログラムを利用して、プラットフォームやマーケットプレイスを強力な収入源にしたり、取引ごとに収益を得られるように支払いをマークアップしたりできます。

グローバルにビジネスを拡大

統合されたグローバルなプラットフォームを使用することで、一度の導入で世界中の多くの顧客にアプローチし、135 以上の通貨と各国のさまざまな支払い方法に対応できます。

決済にとどまらない機能

融資、経費カード、サービスとしてのバンキング (BaaS) をユーザー、売り手、サービスプロバイダーに提供することで、Stripe の包括的な製品を収益化します。

アカウント登録が数分で完了

Connect の事前に構築済みの最適化された UI を使用する場合も、独自のカスタムフローを構築する場合も、ユーザーはすぐに利用を開始できます。Stripe が顧客確認 (KYC) 義務および支払いコンプライアンス要件に対応します。

  • ユーザーエラーの防止と登録増加のための最適化
  • 35 カ国、14 の言語で表示可能
  • 各国の支払い確認要件の変化に応じて、自動的にアップデート

支払いを受ける

Connect を利用することにより、加盟店は 135 種類以上の通貨と、世界各地の支払い方法に対応することができます。オンライン支払い、請求書による支払い、または店頭販売の支払いを提供できます。

支払いの受け取り方法

  • オンラインおよびモバイル決済
  • 店頭販売の支払い
  • サブスクリプションと請求書
  • Invoicing

支払い方法

  • デビット / クレジットカード
  • ACH
  • Alipay
  • Apple Pay
  • Bacs ダイレクトデビット
  • BECS ダイレクトデビット
  • FPX
  • OXXO
  • SEPA ダイレクトデビット
  • WeChat Pay

資金フローの管理

Connect のグローバルな決済経路、および入金エンジンを利用して、迅速にユーザーに入金し運用コストを削減しましょう。複数ユーザー間での売上の分割や、海外への即時送金、取引ごとの利益の特定などが可能です。

ダイレクト支払い

買い手が売り手と取引を行う際、多くの場合プラットフォームの存在は表に出ません。このような取引でも、プラットフォームは取引の手数料を課すことができます。 例: Shopify のプラットフォームで構築された店舗で買い手が購入するケースなど。

デスティネーション支払い

買い手がプラットフォームと取引を行う際、プラットフォームは、売上からプラットフォーム手数料を差し引いた額を売り手に送金します。 例: 買い手が Lyft アプリを使用して乗車を予約。代金の一部が Lyft のドライバーに送金されるケースなど。

支払いと送金別方式

買い手が購入した後、プラットフォームがその支払いから複数の売り手に、それぞれの金額を送金します。 例: スクータープラットフォームの Bird が、スクーターのバッテリーを充電する受託者ネットワークに、レンタルによる売上を分割するケースなど。

トップアップ

プラットフォームが銀行口座から Stripe 残高に資金を補充し、Stripe で行われた支払いに結びつけられていない送金を行います。 例: プラットフォームが買い手に割引を提供する際、Stripe 残高にトップアップ (資金を追加) し、売り手やサービスプロバイダには引き続き全額を支払うケースなど。

入金

プラットフォームが、売り手やサービスプロバイダの銀行口座またはデビットカードに売上を送金します。この売上はプラットフォームが受け取る支払いには関連付けられていません。 例: Cozy が Cozy の銀行口座から家主に送金するケースなど。

Instant Payouts

プラットフォームが、売り手やサービスプロバイダの銀行口座またはデビットカードに売上を即時に送金します。 例: Instacart は配達完了後、数分で買い物代行スタッフに支払いができます。

サブスクリプション

プラットフォームは、売り手が買い手から継続支払いを直接回収することを許可できます。 例: Blackbaud は各非営利団体が継続的な寄付を受け付けられるようにしています。

アカウント引き落とし

プラットフォームが売り手やサービスプロバイダからの売上を、自身の Stripe 残高に送金します。 例: プラットフォームがユーザからの売上を引き出して不審請求手数料に充当します。
  • 銀行
  • 買い手
  • プラットフォーム
  • 売り手やサービスプロバイダ

プラットフォームの管理

Stripe はすべての取引の完全な記録を維持するため、簡単に支払いを追跡して照合できます。
  • ユーザー情報の更新
  • 送金
  • 返金
  • チャージバックの処理
  • カスタムレポートの構築

セキュリティとコンプライアンス

プラットフォームとマーケットプレイスのためのコンプライアンス対応

入金は規制が厳格で国ごとに異なるため、複雑な業務になりがちです。Connect では、 Stripe がお客様の代わりに支払いに関する顧客確認義務に対応します。Connect が提供する機能には、PCI 準拠に対応するためのカードデータのトークン化、顧客確認を管理するための確認システム、世界規模の Stripe ライセンスの活用などが含まれます。
Stripe は以下のようなリスクベースの金融犯罪スクリーニングプログラムを使用して、より安全な支払いビジネスの実現を支援します。
  • 本人確認
  • 個人およびビジネスの顧客確認および AML チェック
  • 制裁遵守のためのスクリーニング
  • MATCH リストチェック
  • PCI 準拠のためのクレジットカードデータの安全なトークン化
  • アメリカの資金移動ライセンス (MTL) および EU の E-money (EMI) ライセンス

Connect のおかげで、最小限の取り組みでコンプライアンスを実現し、支払いに関して顧客サポートにかかる時間を実質ゼロにすることができました。当社プラットフォームでのユーザ体験が変わることもありません。それに新しい国にビジネスを拡大するときにも、Stripe がサポートしてくれると思うと心強いですね。

Johannes Koeppel、CEO 兼共同創立者

構築済みの機能

Stripe の統合された支払いスタックで新しい事業部門を追加

Connect は、加盟店がプラットフォームから簡単に売上を受け取り、それを維持できるようにサポートします。また、店頭販売の支払いやオンライン支払いの直接受け付けから請求書の送信、経費カードでの支出、ビジネスファイナンスの利用、消費税の徴収など、Stripe のすべての機能を加盟店に提供できます。

店頭販売の支払い

対面とオンラインの支払いを一元化します。

継続および一度限りの請求書

組み込み請求でユーザーが迅速に支払いを受けられます。

サブスクリプションと請求書

ユーザーが柔軟なサブスクリプションや請求プランを作成できるようにしましょう。

ビジネスファイナンス

ユーザーがキャッシュフローを管理して成長できるよう、ローンへのアクセスを提供。

カードの発行と管理

ユーザー向けに物理的カードおよび仮想カードを作成、配布、管理します。

レポート作成と分析

強力なレポート作成と分析をユーザーに提供。

オンラインおよびモバイル決済

Apple Pay などの支払い方法を提供し、コンバージョン率を向上。

ユースケース

あらゆるビジネスモデルの基本となる構成要素

マーケットプレイスの決済機能を強化する

運営するマーケットプレイスが、オンデマンド向け、小売業向け、クリエイター向け、クラウドファンディング向けのいずれであっても、Connect はユーザーの即時のアカウント登録やコンプライアンスへの対応の簡素化、グローバルな入金をサポートします。

プラットフォーム上の支払いを促進し収益化する

組み込まれた支払いと金融のサービスを使用し、ソフトウェアプラットフォームの価値を高めます。オーバーヘッドを抑えながら構築・拡大し、売上アップの機会を増やすことができます。

世界中で入金可能

プログラムを使用して、世界中の売り手、フリーランサー、クリエーター、サービスプロバイダー宛てにシンプルな料金体系で、迅速に法定通貨または仮想通貨で入金できます。

Connect を利用し、売上アップ

Connect を使用するプラットフォームやマーケットプレイスは、手動プロセスやコンプライアンスリスクを減らしながら、迅速に収益を増やしてビジネスを拡大できます。

364%

Stripe に切り替え後の ROI

10%

売り手からの収入増加

67%

拡大コストの削減

バーチャルイベント

Stripe Connect で何ができるかを見る

Stripe のカンファレンス「Stripe Sessions」を今年も 5 月 24 日から開催。インターネット経済の未来、顧客エンゲージメントに結び付く決済体験を生み出す方法などについて取り上げます。ぜひご参加ください。
  • John Collison
  • Patrick Collison

基調講演: 5 月 24 日午前 9 時 (太平洋標準時)/ 5 月 25 日午前 1 時 (日本時間)

インターネット経済の次の時代を築くために

ペイメント・ファシリテーター向けソリューション

Connect を使用したホワイトラベルでのサービス提供と、収益化についてご覧ください。

あらゆるビジネスモデルに対応する料金体系

使用量ベースで必要なケイパビリティに基づく柔軟な料金体系。