TwitterにおけるCookieの用途
CookieとCookieの類似技術(ピクセルやローカルストレージなど)は、より快適で安全なTwitterエクスペリエンスを実現しています。また、CookieはさまざまなTwitterサービス(Twitterの各種ウェブサイト、アプリケーション、API、ピクセル、埋め込み機能、メーリングリストなど)の運営にも使用されています。Twitterがこうした技術を使用する用途は、具体的には以下のとおりです。
- Twitterへのログイン状態の維持。
- Twitterサービスのさまざまな機能の提供。
- 個人設定の保存や、個人の嗜好の尊重。
- 表示するコンテンツのカスタマイズ。
- スパムや不正利用の防御。
- より関連性の高い広告の表示。
- サブスクリプション機能の提供や、特定のコンテンツの配布。
- Twitterサービスの利用状況や、改善の余地の把握。
- Twitterの広告やマーケティングの効果の測定。
- Twitterサービスのパフォーマンスの評価や、バグと品質に関するその他の問題の特定。
- オーディエンス規模の把握からTwitterルールの適用まで、Twitterのさまざまな業務の遂行に使用するデータの収集。
Cookie、ピクセル、ローカルストレージとは
Cookieとは、ウェブサイトを閲覧したり、ウェブに対応したアプリを使用したりする利用者のパソコンに保存される小さなファイルのことです。Twitterでは、サービスを運営したり、サービスの利用状況を把握したり、サービスの改善方法などを理解したりするためにCookieを使用しています。Cookieのその他の用途例については、上記の説明をご覧ください。
ピクセルとは、ウェブページやウェブ対応のアプリ、またはメールに組み込まれている少量のコードのことです。Twitterでは、他の多くのサービスと同様に、特定のウェブコンテンツやメールコンテンツの利用の有無を把握する目的で、ピクセルを使用しています。そうしたピクセルの一部は、Twitterから広告主に提供され、広告主のウェブサイトに設置されます。これにより、Twitterは提供するサービスの測定や改善、そしてTwitterエクスペリエンスのカスタマイズ(表示される広告やコンテンツなどのカスタマイズ)を行うことができます。
Twitterではローカルストレージを使用して、パソコンやモバイル端末にデータを保存しています。ローカルストレージのデータは、ウェブナビゲーション機能を有効にしたり、動画プレーヤーの個人設定を維持したり、過去のTwitterサービスの利用状況に基づいて表示するコンテンツをカスタマイズしたり、個人設定を保存したり、広告の効果を測定したりするために使用されます。また、Twitter以外のウェブサイトで利用者に特定の機能を提供する必要がある場合、そのウェブサイトのローカルストレージを使用して、利用者のウェブサイトへのアクセス状況に関する情報を取得することもあります。
Twitterのサービスでこれらの技術が使われている理由
Cookie、ピクセル、ローカルストレージは、Twitterのさまざまな業務の遂行および支援に使用されたり、Twitterエクスペリエンスの改善に役立てられたりしています。これらの技術は、以下の分野で使用されています。
- 認証とセキュリティ
- 機能
- 個人設定
- アナリティクス
- 研究開発
- コンテンツのカスタマイズ
- 広告
- マーケティング
- 複数の端末におけるカスタマイズ
これらの分野それぞれにおいて、Cookie、ピクセル、ローカルストレージは、以下の用途に役立てられています。
認証とセキュリティ
Twitterにアクセスした利用者を認証し、関連のあるコンテンツを表示します。また、権限を付与されていない利用者がアカウントにアクセスするのを防止します。これらの技術は以下の用途に使用されています。
- TwitterやTwitterサービスへのログイン。
- 利用者のセキュリティとTwitterサービスのセキュリティの保護。
- 閲覧が限定されているコンテンツの表示。
- スパム、不正利用、その他Twitterルールに違反する行為の発見と対策の実施。
機能
エラーメッセージを表示したり、複数のアカウントを切り替えたり、1つのブラウザの複数のタブを横断してTwitterサービスを連携したり、パートナーウェブサイトで特定の機能を提供したりします。
個人設定
利用者が使っているブラウザと利用者の個人設定に関する情報を保存します。
アナリティクス
- Twitterの各種サービス(TwitterボタンやTwitterウィジェットを含む)の使いやすさを向上させたり、利用状況を把握したりします。
- サービスの利用状況(サービスを利用する時間帯や頻度、アクセスしたリンク、アクセス元など)を把握することにより、Twitterエクスペリエンスを最適化します。(同じ目的にGoogleアナリティクスが使用される場合もあります)。
- 特定のツイート、埋め込みツイート、ボタン、またはタイムラインを見た利用者を数えます。詳細はこちらをご覧ください。
研究開発
- Twitterサービスの利用状況(Twitterサービスのパフォーマンス状況を含む)に関するデータを収集します。こうしたデータは、問題の特定、改善の余地の把握、または新しい商品・サービスの開発に役立てられます。
- Twitterサービスへの更新のテストや、新しい機能およびサービスの構築を行います。
コンテンツのカスタマイズ
トレンド、最近の話題、広告、おすすめのアカウントなどの領域において、より関連性の高いコンテンツを提供することで、Twitterサービスをカスタマイズします。またTwitterでは、以下の技術も使用しています。
- 新たなコンテンツを表示するため、ローカルストレージを使用して、利用者が過去に表示したタイムラインの特定部分を把握します。
- Cookieを使用し、Twitterサービスが組み込まれたウェブサイトへのアクセス状況に基づいて、フォローをおすすめするアカウントを表示します。
広告
利用者の広告パートナーウェブサイトへのアクセス状況に基づいて、広告のカスタマイズやパフォーマンスの測定(広告の表示や広告の効果の評価など)を行います。これによって広告主は、提供する広告とコンテンツの質を高め、利用者の興味関心をより集められるようになります。またTwitterでは、以下の取り組みも行います。
- 利用者のTwitterでのアクティビティやパートナーウェブサイトへのアクセス状況などに基づいて、広告の配信、広告の効果測定、広告表示の精度向上を行います。
- Googleなど、サードパーティの広告プロバイダーと連携して、Twitterサービスを宣伝します。
マーケティング
メールキャンペーンやウェブマーケティングキャンペーンを配信し、マーケティングの効果を把握します。
複数の端末におけるカスタマイズ
複数の端末すべてにおいてTwitterエクスペリエンスをカスタマイズできるように、利用者がどの端末を使用しているか把握します。
端末でTwitterにログインすると、その端末とTwitterアカウントは継続的に関連付けられるのでご注意ください。これにより、利用者がTwitterにログインしているかどうかにかかわらず、パートナーが情報を共有したときや、利用者がtwitter.comや、Twitterコンテンツが統合されたサードパーティのウェブサイトにアクセスしたとき、Twitter広告主のウェブサイトやモバイルアプリケーションにアクセスしたときなどに、端末に関する情報がTwitterに送信されます。通常はIPアドレスとデータを取得した時刻が、特定の端末と利用者の関連付けに使用されます。
端末やウェブブラウザとTwitterアカウントの関連付けに関する詳細は、 アカウントへのログイン時およびアカウントからのログアウト時のTwitterデータをご覧ください。
これらの技術が使用されている場所
Twitter(およびサードパーティ)はこれらの技術を、Twitterサービス(ウェブサイト、アプリケーション、サービスなど)、そしてTwitterのサービスが組み込まれている他のウェブサイト、アプリケーション、サービス(Twitterの広告テクノロジーが組み込まれているサードパーティの機能を含む)で使用しています。これには広告パートナーのウェブサイトや、タイムラインの埋め込みなど、Twitterの組み込みコンテンツを利用するウェブサイトが含まれます。また、サードパーティもこれらの技術を使うことがあります。たとえば、利用者がTwitterサービスからリンクをクリックしたり、Twitterサービス内のサードパーティのコンテンツを利用したり、Twitterの広告テクノロジーが組み込まれたサードパーティのウェブサイトを訪問したりした場合です。
プライバシーに関するアカウントのオプションとは
Twitter、Twitterのパートナー、その他のサードパーティによるCookieおよびCookieに関連するデータを管理または制限できる、効果的なプライバシーのオプションを利用者に提供できるようTwitterは取り組んでいます。
Twitterでは、利用者がTwitter以外のウェブサイトでTwitterのコンテンツを見たり、サービスにアクセスしたりした際の情報を保存しています。Twitterのほとんどの機能は、[設定とプライバシー] > [プライバシーと安全] > [Twitter外でのアクティビティ] > [Twitterコンテンツを閲覧したウェブの場所の使用を許可する] にアクセスしてこの設定を変更できますが、一部の有料サブスクリプション機能については、こうした情報が保存されないように設定を変更した場合も、同機能の動作に必要とされる特定の情報は引き続き保存されます。こうした情報の保存については、有料サブスクリプション機能への登録時にその旨をお知らせしています。
この設定をオフにした利用者や、EU域内、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、またはスイスの利用者については、以後Twitterはサービスの向上を目的に、こうしたウェブサイトへのアクセスに関する情報の保存または使用を行いません。ただし、Twitterがそれまでに利用者のウェブサイト閲覧履歴を保存していた場合、その履歴情報に基づくエクスペリエンスのカスタマイズが引き続き行われる場合があります。
Twitterの利用者には、そのTwitterでのアクティビティに基づいた広告が常に表示されます。Twitterが利用者のデータを広告にどのように使用するかについては、利用者がその設定をさまざまな方法で変更できます。利用者は以下の手段を用いることができます。
- Twitterの [カスタマイズ広告] 設定
[設定とプライバシー] > [プライバシーと安全] > [広告の環境設定] > [カスタマイズ広告] にアクセスして、Twitter以外のデータの使用に関する設定を変更します。 - 興味関心に基づくウェブ向け広告
ブラウザでoptout.aboutads.infoを開き、Digital Advertising Allianceによる消費者選択ツールを使ってオプトアウトします。 - iOSバージョン13以前の [追跡型広告を制限]
iOS端末の設定でこの設定をオンにします(具体的な手順はバージョンにより異なります)。 - Androidの [広告のカスタマイズ]
端末の設定でオプトアウトします(具体的な手順はバージョンにより異なります)。 - iOSバージョン14以降の [Appからのトラッキング要求を許可]
端末の設定でこの設定をオフにします(具体的な手順はバージョンにより異なります)。 - Twitterの [推測される識別情報をもとにカスタマイズ]
[設定とプライバシー] > [プライバシーと安全] > [Twitter外でのアクティビティ] > [推測される識別情報をもとにカスタマイズ] にアクセスし、この設定を変更します。この設定により、Twitterへのログインに使用していないブラウザまたは端末とのアカウントの関連付け(ログアウトしている場合は、現在使用しているブラウザまたは端末と他のブラウザまたは端末との関連付け)をTwitterに許可するかどうかを指定できます。 - ウェブブラウザによるCookieの設定
ほとんどのウェブブラウザは、利用者にCookieを使用する許可を求めます。Cookieを完全に無効にしてしまうと、Twitterサービスが正しく機能しなくなったり、twitter.comにログインできなくなったりする場合があるのでご注意ください。
プライバシーに関するその他のオプション
興味関心に基づいた広告のオプトアウトの詳細については、optout.aboutads.infoとnetworkadvertising.org/choicesをご覧ください。そして最後に、Googleの広告設定を使用して、興味関心に基づくGoogle広告のオプトアウトを行うことができます。
重要: Twitterアカウントのウェブ設定を確認または変更する場合は、ウェブサイトにログインしている必要があります。ログアウトしたままウェブブラウザでTwitterの設定を変更すると、Twitterにログインしていない間のそのブラウザでの動作のみが変更されます。[カスタマイズとデータ] 設定の使用方法の詳細についてはこちらをご覧ください。
どのようなCookieに遭遇するかは、使用する機能により異なります。Twitterサービスで特に頻繁に使われているCookieを以下の表にまとめました。なお、こちらの表は随時更新されます。なお、こちらの表は随時更新されます。一部の分野では、Cookieの有効期限の上限が13か月に定められています。