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自己分析とは

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 自己分析と聞いただけで、頭を抱えてしまう方が多いのではないでしょうか。
特に、就職活動いわゆる就活をしている学生さんなど、自己分析はとても重要なものですよね。そんな自己分析の1つの方法として、「マインドマップ」というものが注目されているのはご存知でしょうか。就活をしている方で知っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、自己分析やマインドマップとは何なのか、また、マインドマップの描き方を見ていきたいと思います。

◆最初に自己分析、マインドマップの意味を理解しよう
◇自己分析とは (就活用語集より)
 自己分析とは名の通り、自分を探る作業のことです。
 就活で言えば、「どんな仕事がしたいのか」「どんな仕事が向いているのか」「どんな企業
や会社に行きたいか」などを認識することだと言えます。
◇マインドマップとは
 そもそもマインドマップとは、英国の教育者「トニー・ブラン」が提唱した、自分の考
えを絵で整理する表現方法。やり方は、考えたいテーマを紙の中央に描き、そこから放射状に枝を伸ばしていきます。脳の思考を開放するといわれている「放射思考」に基づいて考案された、従来とは全く違うノート術・発想術のことです。

◆マインドマップにどんなメリットがあるのか理解しよう
マインドマップは脳の受容力を高め、次のような効果が期待できます。
 ➀思考が整理される
 ➁自分の意志をスムーズに相手に伝えられるようになる
 ➂発想力が向上する
 ➃記憶力が高まる
 ➄新しい長所を発見したり、長所と短所を融合できることも
以上の事から、より自分の魅力を相手へ強く伝えられるようになるでしょう。
また、実際にマインドマップを描いてみると、思考が整理されて次々と発想が浮かんでくるはずです。頭の中にある情報を整理するだけでなく、発想力や想像力、記憶力、直観力、集中力などの養成にも役立ちます。

◆マインドマップの描き方を理解しよう
マインドマップの基本的な描き方を見ていきましょう。
➀マインドマップを描く際には、まず中心にテーマを文字、絵や写真などのイメージで描きます。文字だけでなく絵を描く理由は、イメージを置くことで発想力や連想力を引き出すために必要になるからです。

➁気になる項目を1つ目の枝に書き出す
 テーマに沿って、これはと気になることから何となく気になることまで、1つ目の枝に
書き出していきます。ここでは、内容の階層を揃える必要はなく、書き足しても問題ありません。芋づる式に思考を引っ張り出すことができることが大きな特徴であり利点です。基本的には、「単語」で書くことがポイント。例えば、「~する」「~したい」という動詞は書かないようにしましょう。
 
➂キーワード同士を線でつなげます
 テーマと関連が強いものは太い線で、弱い物は細い線でつないでいきます。
 そのとき、よりテーマの解決に役立つと思われるキーワードほど太くしましょう。

➃ ➁と➂を繰り返して行っていきます。
 連想するキーワードや解決策をどんどん書き出していきます。そうすることで、テーマに対しての考えが整理され、自分が次にやるべきことが分かってきます。
 この段階でも、階層や描く順番を気にすることはありません。

➄ 一通り書き終わったら、全体を眺めましょう
 一通り思考がすっきりするところまで書き出したら、そのマインドマップの全体を眺めてみましょう。そして、関連性を考えて関係がありそうなところがあれば矢印でつないでいきます。その後、マインドマップを直接リストとして利用したり、重要な項目だけ転記して別のリストを作成したりして下さい。

マインドマップを作る際は、あまり綺麗さを求めることはありません。
ネットや本を見ると、色もカラフルで綺麗にまとまったものが多いのは当たり前で、自分でマインドマップを作る目的は、「自己分析」「問題整理」「状況把握」なのです。
自己分析にマインドマップを作るときは、あまり就活を意識せず自分の思うまま作ってみてくださいね。