選り抜き記事
小辺路(こへち)は、熊野三山への参詣道・熊野古道のひとつ。高野山(和歌山県伊都郡高野町)と熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)を結び、紀伊山地を南北に縦走する。
小辺路は弘法大師によって開かれた密教の聖地である高野山と、熊野三山の一角である熊野本宮大社とを結ぶ道である。熊野古道の中では、起点から熊野本宮大社までを最短距離(約70キロメートル)で結び、奥高野から果無山脈にかけての紀伊山地西部の東西方向に走向する地質構造を縦断してゆく。そのため、大峯奥駈道を除けば最も厳しいルートである。……
- 『海辺の生と死』は2017年7月29日に公開された日本の映画。太平洋戦争末期の加計呂麻島で出会った島尾ミホ・島尾敏雄夫妻をモデルにしている。作品名はミホの同名小説から取られており、敏雄の『島の果て』なども原作とされている……
- 犬小屋は、江戸幕府が設置した犬を収容する施設。生類憐みに関する法令が出された5代将軍徳川綱吉政権期に設けられた。「御用屋敷」「御囲」「御犬囲」とも呼ばれ、特に中野に造られた犬小屋は「中野御用御屋敷」とも呼ばれた……
- イギリス・ザンジバル戦争は、1896年8月27日にイギリスとザンジバル保護国の間で発生した軍事衝突である。この衝突は38分ないし45分で終了し、史上最短の戦争として記録されている。戦争の直接原因は、親イギリスのスルタンであった……