Help:ページサイズ
ウィキペディア日本語版のヘルプページです。
ページの編集の際には、一般的にはページサイズを気にすることはあまりありません。しかし、サイズの大きすぎるページはロードに時間がかかり、読者にとって不便になります。世界中のいろいろな接続環境にある人が利用できるように、あまりにページサイズが大きい場合は、記事の分割が推奨されます。
ページサイズを知る[ソースを編集]
ページサイズを知るには、履歴ページを開き、最新版の履歴中のバイト数を確認します[注釈 1]。なお、最近更新したページやウォッチリスト中に表示される緑色や赤色のバイト数は、バイト数の増減量ですが、マウスポインターを合わせることで増減後のページサイズをツールチップで確認できます。
MediaWikiでの制限[ソースを編集]
ウィキペディアを動作させているMediaWikiでは $wgMaxArticleSize という設定でページサイズを制限しています。MediaWiki 1.28の時点では、この設定の値は2048です。つまり、ページサイズは2,048キロバイトが上限となります。
古いウェブブラウザでのページサイズの制限[ソースを編集]
Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Operaなどの最近のウェブブラウザを使っていればまったく問題ありません。
2005年ごろまでの古いブラウザには、長いページを編集すると問題が起きるものがありました。テキストのうち最初の32キロバイトまでしか送信できないため、サーバーに送られてきたデータが途中で切れてしまって、後ろの部分が消えてしまうのです。これを防ぐには、一度に送信するテキストのサイズを32キロバイトより少なくするしか方法がありません。
以下がページサイズの問題を抱えているウェブブラウザで、もはや一般的に使用されていないでしょう。
「差分を表示」ボタンをクリックすることで、問題が起こらないかどうかを確認できます。これらのブラウザで編集しようとはせず、ブラウザを最新版に入れ替えてみてください。もしも、ブラウザを入れ替えるのが難しい環境ではセクション単位の編集を利用して、一度に編集するページサイズが32キロバイトを下回るようにしてください。
長いページ[ソースを編集]
以上のように、かなり以前では長いページには編集するだけにも注意が必要でした。
セクションに分割されていない長いページは読者にとっても見にくい可能性が大きいので、適当なところで節に分けることを検討してください。また、巨大な表などを含むページは一般的に表示にも編集にも時間がかかります。
特別:長いページには、データ量の多い項目が載っています。
セクションへの分割や統合の目安[ソースを編集]
ページをセクションに分割したり、小さなページを統合したりするときの目安は次のようになります。分割するテキストの対象はセクション編集機能で編集画面に表示されるテキスト単位で計ってください。
- セクション内のテキストのサイズが32キロバイト以上 - リストでなければ見出しによってセクションに分割するべきです。
- セクション内のテキストのサイズが20キロバイト以上 - 一番小さいセクションのテキストができるだけ20キロバイト未満になるようにしましょう。
- セクション内のテキストのサイズが10キロバイト未満 - 逆にセクションに分割しすぎていないか検討してください。
- ページの大きさが1キロバイト未満 - 加筆を検討してください(Wikipedia:スタブを参照)。もし、記事が2か月以上前からこのサイズだったら、その記事を関連した記事と統合することを検討しましょう。(ただし、リダイレクトや曖昧さ回避は含まない)。
ログインしていれば、個人設定で指定したサイズより小さなページへのリンクの色を変えることができます(Help:リンク#スタブ機能参照)。
表のサイズを小さくする方法[ソースを編集]
HTMLタグを用いて表を書くとタグの分だけ表のサイズが大きくなってしまいます。例えば、
モナコ 16000 2 31987
という表の行を書くとすると、こんな風になります。
<tr><td>[[モナコ]]</td><td style="text-align: right;">16000</td> <td style="text-align: right">2</td><td style="text-align: right;">31987</td></tr>
表のサイズを小さくするにはHelp:表の作り方にある、ウィキテキスト言語のマークアップを用いてください。また、「style="text-align: right;"」のような細かい書式を捨てるとサイズを削減できます。
関連項目[ソースを編集]
- Help:テンプレートの制限 - テンプレート等の呼び出しにはサイズ制限があります。
注釈[ソースを編集]
- ^ ちなみに、かつてはページサイズを知るためには記事をいったんファイルとしてローカルに保存する必要がありました。