三菱重工印刷紙工機械

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Mitsubishi logo.svg三菱重工印刷紙工機械株式会社
Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery, Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
729-0393
広島県三原市糸崎南一丁目1番1号
設立 2010年平成22年)7月1日
業種 製造業
事業内容 商業用オフセット輪転機、新聞用オフセット輪転機、紙工機械の製造、販売、サービス、、修理、改造、リョービMHIグラフィックテクノロジーへの枚葉印刷機の主要部品提供など
代表者 代表取締役会長 清水 雅巳
資本金 100億円
従業員数 約1,000名
主要株主 三菱重工業 100%
外部リンク http://www.mhi-ppm.com/
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三菱重工印刷紙工機械株式会社(みつびしじゅうこういんさつしこうきかい)は広島県三原市にある会社。

概要[編集]

前身は1943年稼動開始の当時日本国有鉄道糸崎機関区に隣接した三菱重工業三原車輌製作所である[1]。 永らく三菱重工業(株)三原製作所の一部門(後に紙・印刷機械事業部として同製作所の新都市交通事業、飛行機搭乗用ブリッジであるパッセンジャーボーディングブリッジ(PBB)を初めとする空港関連設備、ブレーキ等の製品と別事業化)であり、三原製作所の印刷機械部門の傘下で存在していた東菱及び西菱サービスを端とするアフターサービス部門を中心とし、その後、営業部門の設立など顧客対応の強化途上にあった三菱重工印刷紙工機械販売(株)と製造販売一体による顧客への対応力向上を主眼に2010年7月1日に統合し三菱重工印刷紙工機械(株)として設立された。 主な事業内容は印刷機械と紙工機械であり、発足時の印刷機械事業の内、枚葉機部門は同業のリョービ株式会社印刷機器事業部との合併により、2014年1月にリョービMHIグラフィックテクノロジー(株)へ移管され、現在は輪転機(新聞用輪転機、商業用輪転機)を中心とした印刷機械事業と、段ボール原紙機を製造するコルゲータ、段ボールを箱型に成型・段ボール表面に印刷する製函機の紙工機械事業の2つの柱が中心となっている。 子会社のリョービMHIグラフィックテクノロジーに対して印刷機械フレーム及びシリンダなど中核的な部品供給は現在も続けられている。 過去に紙・印刷機械事業部に岩塚工場(名古屋)の押出成型機事業が統合された時期があったが、2006年11月に日本製鋼所に売却されており、元々、紙・印刷機械事業部で製造していた製紙機械事業も2008年3月にメッツォーペーパーグループ(本社:フィンランド)に売却する等、中核となる現在の事業に注力している。

沿革[編集]

事業内容[編集]

<印刷機械>

  • 商業用オフセット輪転機 LITHOPIA MAX+シリーズなど
  • 新聞用オフセット輪転機 DIAMONDSTAR、SPIRITシリーズなど

<紙工機械>

  • コルゲートマシン
  • 製函機

事業所[編集]

  • 本社[3]
  • 東日本支社[3]
  • 名古屋支店[3]
  • 西日本支社[3]
  • 九州支店[3]

脚注・出典[編集]

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外部リンク[編集]