顧客のもとまで出向き、自社の商品や提案を紹介し契約を結ぶ営業マンにとって
幅広い知識や話題は大きな武器の一つです。
社内の同僚といつも同じような会話をし、いつも同じテレビ番組をみてばかりでは
話題の引き出しを増やす事が出来ず、
顧客と接する際に新しい話題を持ち出す事が出来なくなってしまいます。
異業種交流会では、ビジネスチャンスを見つけに行く目的で参加する事が一般的となっていますが
経営者などの間では、自分の知識や見聞を広げる目的で人脈を広げる為に参加する人も多いようです。
知識や見聞を広げる目的で異業種交流会に参加すると
営業で活用できる引き出しを増やす事が出来ます。
異業種交流会では自分とは違う業界や業種の人と知り合いになれる事で
情報交換や、抱えている問題について解決策を聞く事や話し合う事が出来ます。
専門家・異業界・異業種ならではの考え方や解決策、
思ってもみなかった対処法など、幅広い知識やアイディアを得る事が出来ます。
普段ではめったに知り合う機会の無い人と知り合うチャンスも増えます。
そういったチャンスを活かす事は重要ですが、自分の利益ばかり考えて
知り合った人脈をビジネスに直結する事ばかり考えていては失敗してしまいます。
知識や見聞を広げる目的で参加している人は
いきなりビジネスの話を持ち出す事を嫌う人もいるでしょう
参加する交流会の趣旨や相手の反応を考慮して会話を選ぶ必要があります。
自己アピールばかりで相手にとって特に聞きたくない事を長々と話をしても疲れさせるだけです、
まずは有効的な関係を築く事を優先させ信頼関係を深めていく事が大切です。
何度か面識があり信頼関係を築けていれば、アポイントに繋がります。
自分の都合だけでなく、相手にとってのメリットも考える必要があります。
信頼関係が出来、メリットがあると感じれば相手からの行動してくるはずです。
積極的に人脈を作る行動を起こす必要はありますが、
自分の目的を直結させる事を考えるのではなく
同業者の中でなら「この人」と印象に残るような人脈作りをしていく事を重視し
会社間の交流ではなく、まずは個人としての交流を深めて行く事が必要です。