この記事は 11 月 19 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
今年 7 月に、組織部門またはグループに SSO プロファイルを割り当てる機能のベータ版についてお知らせいたしましたが、このたび、この機能の一般提供が開始されました。この機能により、管理者は、特定のグループまたは組織部門を指定して、そのグループまたは組織部門のユーザーのみが Google サービスを使用して認証されるようにすることができます。
管理者
現在のところ、サードパーティの ID プロバイダを利用した SSO を設定すると、その設定はドメイン全体に適用されます。ただし、一部のユーザー(ベンダーや請負業者など)のみを対象として、代わりに Google を使用して認証したい場合もあります。そのような場合は、部分的 SSO 機能を使用すると、必要に応じて組織内のさまざまなユーザーに対して認証方式を柔軟に指定することができます。
この記事は 11 月 17 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
ウェブ版 Google Meet に新しい没入型背景が 5 種類追加されます。自然なアニメーションの背景を使用することで、殺風景な部屋をおしゃれな空間に変えたり、色味や明るさなどの照明エフェクトを変えたりできます。カフェとマンション室内の背景には、雪の日や雨の日などのバリエーションがあり、それぞれを使い分けて、遠く離れた国や地域にいるチームメンバーにあなたがいる場所のタイムゾーンや天候を知らせることができます。
Google スプレッドシートにユーザーチップを直接追加できるようになりました。ユーザーチップを開くと、同僚や連絡先に関する詳細情報(勤務地や役職、連絡先情報など)を簡単に確認できます。また、会議を予約する、チャットを開始する、メールを送信するなどの操作も、このチップから直接行えます。この機能はすでに Google ドキュメントに実装されています。
ユーザーチップを挿入するには、目的のセルに「@」と入力してディレクトリを検索するか、[挿入] > [ユーザーチップ] を選択します。
この記事は 11 月 16 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Chat の名前付きスペースを削除する機能が、Google Workspace Business Standard エディションと Business Starter エディションでご利用いただけるようになります。この機能は、来年その他の Google Workspace エディションにも拡張される予定です。
スペースの作成者はこの機能を使用して、Chat からスペースを完全に削除できます。この際、スペースに属するすべてのコンテンツ、チャットルームのタスク、他の場所に保存されていないファイルおよび添付ファイルも削除されます。また、スペースが削除されると、メンバーはスペース、ファイル、メンバーリストにアクセスできなくなります。
エンドユーザー
不要なスペースを削除することで、必要性の高いスペースにすばやく移動して状況を把握できるようになり、Google Chat のコンテンツを整理できます。
重要な注意事項: この機能は、Google Vault を含んだ Google Workspace エディションではご利用いただけません。Google Workspace Business Standard または Business Starter から Google Vault をサポートするエディションにアップグレードすると、名前付きスペースを削除できなくなります。
この機能は、2022 年にすべての Google Workspace エディションで利用いただけるようになります。機能が利用可能になりましたら、こちらの Workspace アップデート ブログにてお知らせいたします。
2017 年に、以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行についてご案内いたしましたが、このたび、Google Workspace をご利用のお客様にも無理なく移行を完了していただけるように、当初の移行スケジュールが延長されることになりました。新しいスケジュールは以下のとおりです。
また、サイトの設定に移行が適切に反映されるように適宜改善を実施するため、旧 Google サイト管理ツールの一括変換ツールが一時的に利用できなくなります。再度利用できるようになりましたら、「Google Workspace に関して報告されている問題」ページにてお知らせいたします。
一括変換ツールがご利用いただけない間も、エンドユーザーと管理者の方は、以前の Google サイトで作成したサイトを新しい Google サイトに個別に移行したり、旧 Google サイト管理ツールの他のツールを使用して移行プロセスを進めたりすることは可能です。
注: このたびの移行スケジュールの変更は、個人の Google アカウント ユーザーの移行には影響しません。
管理者とエンドユーザー
この記事は 11 月 15 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は 11 月 10 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
新しい Google サイトに、単一および複数のページを新しいサイトにコピーする編集機能が追加されます。これまでは、サイト全体をコピーすることしかできませんでしたが、この新しい機能により、サイト編集者はコピーする対象をより細かく指定できるようになり、サイトの一部を再利用したり、ページ数の多いサイトを簡単に複数のサイトに分割したりできるようになります。
この機能と、最近追加された他の編集機能(サイトの特定のページを復元する機能など)を利用すれば、ページ数の多いサイトの共同編集を簡単に行うことができるようになります。
この記事は 11 月 9 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google for Education の変革レポート (英語) は、世界各地で Google Workspace for Education をご利用になっている幼稚園から高等学校の教育機関のお客様に、追加料金なしでご利用いただけます。次回のレポート対象期間は、2021 年 11 月 2 日から 2021 年 12 月 10 日です。
変革レポートには、以下の改良も加えられています。
変革レポートの生成について詳しくは、以下をご覧ください。
この記事は 11 月 09 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は 11 月 8 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドで正式な承認をリクエストしたり、リクエストされたドキュメントをレビューしたりできる新しいベータ版機能のリリースを以前に開始しておりましたが、このたび、このリリースの対象が拡大され、より多くのユーザーにご利用いただけるようになりました。この機能を使用してリクエストを受けた承認者は、ドキュメントの承認、却下、コメント追加、編集を行えます。しかも、これらすべての操作を Google Workspace のセキュアな環境で完了できます。
Google ドキュメントで承認をリクエスト
複数の関係者と共同で作業に取り組んでいて、優先度の高いドキュメントが他にもある場合、ドキュメントの承認を得るまでに手間取ることがあります。この機能を利用すれば、簡単に承認を得られるほか、誰が承認したのかを確認することも可能になります。
また、ドキュメントに編集が加えられると、レビュー担当者全員に通知され、そのドキュメントの最新版が再度承認されます。さらに、レビュー担当者全員が承認した場合はファイルがロックされ、以降は編集ができなくなるため、ドキュメントの整合性が保持されます。
このように、この機能は、契約や法的文書、その他正式な承認が必要な状況で承認を得る際に必要なワークフローを効率化することを目的としています。ぜひご活用ください。
承認が必要なドキュメントを送信すると、レビュー担当者にメール、ブラウザ、Google Chat のいずれかで通知されます。通知方法は、レビュー担当者の Google ドライブのウェブ設定によって異なります。レビュー担当者は、受け取ったリンクからドキュメントに直接アクセスできます。
期限を設定した場合、レビュー担当者には、承認が必要であること、または期限が過ぎていることを知らせるリマインダー メールが届きます。また、ドキュメントをロックするように設定して、他のユーザーがドキュメントのコンテンツを編集したり、コメントや提案を追加したりできないようにすることも可能です。
注: ドキュメントは、デフォルトで、承認が完了するまでロックされません。
複数のレビュー担当者に承認を求めた場合、ドキュメントはすべての担当者の承認をもって承認完了となります。承認プロセスの途中で編集が加えられると、すべてのレビュー担当者がファイルの最新版を再度承認する必要があるため、そのような場合はレビュー担当者にメール通知が届きます。レビュー担当者が一人でもファイルを却下すると、そのドキュメントの承認リクエストはすべてのレビュー担当者によって却下されたものとみなされます。
すべてのレビュー担当者がドキュメントを承認すると、そのファイルはロックされます。ロックされたファイルは、ロック解除または承認されるまで編集できません。ファイルのロックを解除すると、現在の承認リクエストがキャンセルされます。
管理コンソールで承認機能を有効にする
管理者の設定
注: 管理コンソールの設定を表示して変更することは可能ですが、設定が適用されるのは 2021 年 11 月 15 日になります。
エンドユーザーの機能
この記事は 11 月 5 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
別途記載のない限り、以下の機能はリリースが完了しているか展開中です(展開は 15 営業日以内に完了します)。リリースは基本的に即時リリースと計画的リリースの両方で同時に行われ(同時に行われない場合は、展開の各ステージが 15 営業日以内に完了します)、Google Workspace または G Suite をご利用のすべてのお客様に提供されます。
iOS 版 Google Chat の絵文字機能を更新 iOS 版 Chat で気持ちをありのままに表現できるよう、絵文字機能が更新されました。絵文字セットが最新の絵文字と多様性やインクルージョンのためのオプションを含んだ最新バージョン(Emoji 13.1)に更新され、性別が変更可能な絵文字に、ジェンダー ニュートラルなオプションが追加されました。絵文字の肌の色と性別の設定は、絵文字ごとに保存されます。| Google Workspace および G Suite をご利用のすべてのお客様と、個人の Google アカウントをお持ちのユーザーの方が対象。
この記事は 11 月 4 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
そしてこのたび、Google Meet と パソコン版 Google ドライブのデータも、このベータ版の利用対象に含まれるようになりました。また、鍵アクセス サービス API も公開され、どなたでも利用できるようになりました。
暗号化に関する Meet の通知
さらに、鍵アクセス サービス API との連携に特化したパートナーをお探しのお客様の利便性に配慮して、鍵アクセス サービス パートナーとして新たに 2 社(Fortanix、Stormshield)が追加されました。Google では、これまでに Flowcrypt、FutureX、Thales、Virtru との鍵サービス パートナーシップを発表しています。
ベータ版は Google Workspace Enterprise Plus と Google Workspace Education Plus エディションでご利用いただけます。ご利用条件を満たしているお客様は、こちらからベータ版にお申し込み (英語) いただけます。重要: すでにベータ版プログラムに参加されているお客様も、Google Meet とその機能にアクセスするには、再度ベータ版にお申し込みいただく必要がございます。ただし、現在ご利用の鍵サービスの設定はそのままお使いいただけます。
管理者とデベロッパー
Google Workspace ではすでに最新の暗号化基準を採用しており、Google の施設内に保存されているデータ、または施設間で転送されているデータをすべて暗号化しています。クライアントサイド暗号化では、さらに一歩進めて、暗号化鍵と鍵を利用する際に使用する ID プロバイダをお客様が直接管理できるようにしています。これにより、データの機密性保持を強化できるほか、データ主権とコンプライアンスに関するさまざまな要件にも対応できます。
お客様がクライアントサイド暗号化を使用する場合、Google でお客様のデータを解読することはできません。お客様はクライアントサイド暗号化によって根本的に強力なプライバシー体制を構築することができます。ITAR や CJIS などの規制の遵守を目的とする場合にも、単に機密データのプライバシー保護強化を目的とする場合にも有用です。
こちらの投稿のお知らせをお読みいただき、今回のベータ版と、Google Workspace 全体でのクライアントサイド暗号化計画の詳細についてご確認ください。
鍵サービス アクセス パートナーをお探しの場合は、Flowcrypt、Fortanix、Futurex、Stormshield、Thales、Virtru のいずれかをお選びください。これらのパートナーは、鍵の管理機能とアクセス制御機能の両方を備えた、Google の仕様に沿ったツールを構築しています。暗号化された Google Workspace ファイルをデコードするための鍵は、鍵サービス アクセス パートナーが保有することになります。Google にはこの鍵がないので、ファイルにアクセスしたり、ファイルを解読したりすることはできません。
社内独自の鍵サービスの構築または連携をご希望のお客様は、クライアントサイド暗号化で使用できる鍵アクセス サービス API の仕様 (英語) を公開いたしましたので、ぜひご利用ください。
この記事は 11 月 3 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google Workspace 管理コンソールで詳細な属性を直接使用して、コンテキストアウェア アクセス(CAA)のカスタム アクセスレベルを設定できるようになりました。日時制限機能、認証情報の強度、Chrome ブラウザの属性、承認済みの Chrome OS などの詳細なシグナルを使用したり、BeyondCorp Alliance パートナーを介してサードパーティのシグナルを使用したりできます。
使用できる属性が増えたことと、管理コンソールで詳細なアクセスレベルを設定、管理できるようになったことで、Google Workspace の設定の安全性を確保しやすくなります。
今回リリースする Google ドライブの新しいベータ版を使用すると、ユーザーは検索チップを使用して検索結果を絞り込み、ファイルをすばやく見つけることができます。この機能は、現在 Gmail でご利用いただける機能に類似しています。
この記事は 11 月 02 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
Google ドキュメントで引用を追加する際、書籍やオンライン ソースを検索して、参照元の一部の属性を自動入力できるようになりました。
引用の検索ナビゲーション
引用は、多くの種類のドキュメントにとって重要な要素です。この新しい検索と自動追加機能により、引用をすばやく簡単に追加できるようになりました。参照元の作成プロセスの一部を自動化し、書式を適切に設定することで、引用を管理する際の時間を節約し、手作業によるエラーを減らすことができます。
この記事は 10 月 29 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
この記事は 10 月 28 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
今年に入ってお知らせしたとおり、アラートセンターと VirusTotal との連携機能の提供が開始されたことにより、現在、管理者がセキュリティに関するアラートの詳細を確認できるようになっています。そしてこのたび、セキュリティ調査ツールを使って VirusTotal レポートを表示できるようにもなりました。これにより、管理者は、Gmail のイベントログに関する詳細な情報を取得したり、その情報に基づいて、ユーザーおよびデータの保護に関する意思決定を行ったりできるようになります。
VirusTotal の標準版レポートには、次の情報が含まれています。
この記事は 10 月 26 日に英語版ブログに掲載された記事を翻訳したものです。
最もよく使用される機能をさらに見つけやすくするために、Google スプレッドシートのメニューを更新しました。
更新内容:
新しいデザインにより、主要な機能がさらに見つけやすくなり、特に画面が小さいデバイスで Google スプレッドシートを使用する際の使い勝手が向上します。
よく使用するメニュー項目の場所がわずかに変わっている場合もありますが、既存の機能はこれまでどおりご利用いただけます。メニュー項目の場所の変更は、より直感的に操作を行えるようにして、スプレッドシートの操作性を向上させることを目的としています。
「Google Workspace の最新情報」というヘルプセンターのページでは、「Google Workspace アップデート ブログ」には掲載されていない細かな変更も含めた Google Workspace の新サービスや新機能についてご紹介しています。