【スキマスイッチ】多くのファンを掴んで離さないスキマスイッチの、ここだけは外せない厳選の11曲決定版!
2003年のデビュー以来、数多くの名曲を発表しファンから支持を集める人気デュオのスキマスイッチ。彼らの作り出す楽曲はポップで聴きやすくありながら、一筋縄ではいかない奥深さをもっています。今回はそんなスキマスイッチの名曲の中から11曲を選んでご紹介します。
多くのファンの心を掴んで離さない名曲を生み出すスキマスイッチ
ボーカルの大橋卓弥とピアノの常田真太郎の2人によるユニット“スキマスイッチ”
2003年にメジャーデビューを果たして以来、コンスタントに楽曲を発表し続け、数多くの名曲を残しています。大橋の歌唱力はファンのみならず関係者からも高い評価を受けています。
また、その音楽性の高さも魅力で常田真太郎はアレンジャーとしても広く活躍をしています。
今回はそんなスキマスイッチの魅力がつまった名曲11曲をご紹介していきたいと思います。
名曲を生み出すスキマスイッチのプロフィール・経歴
スキマスイッチのはじまりについてご紹介します。2人は同じ中学の先輩、後輩でした。今は常田がピアノ担当ですが、もともとピアニストを目指していたのは、実は大橋の方でした。
大橋卓弥は幼少の頃からクラシック音楽に親しみ、小学校に入るとピアノ教室に通うようになります。一時期は本気でクラシックのピアニストになりたいと考えていた程であるといいますから、かなり真剣にやっていたのでしょうね。
大橋より一学年上の常田真太郎の実家は喫茶店を営んでおり、子供の頃から有線で流行りの歌謡曲やポップスに親しんでいました。
大橋が初めて曲作りをしたのは中学生の時で、先生から頼まれて、学園祭のイメージソングを作った時でした。自分が作った曲を、多くの人が歌うという体験を味わった最初でした。今でもその曲は後輩達に歌い継がれているといいます。
常田は中学、高校生までピアノに憧れてはいましたが弾いたことはまだありませんでした。そんな時たまたまDTM(デスクトップミュージック)の事を知り、自分でも音楽が作れるかも知れないと、シンセサイザーを購入します。曲を弾く、というよりも作る、という感覚から音楽活動をスタートさせた事を告白しています。
高校時代にコピーバンドを組んだ常田は他のバントとイベントを企画して、なんと300人もの動員を記録したそうです。この時からプロデュース能力の片鱗が見えますね。
卒業後は音楽の専門学校に進み、新しいバンドでライブ活動を行なっていました。そんな時に中学の後輩であった大橋と再会をする事になります。
大橋は常田を見て、『この人こんなにピアノ弾けないのに、よくステージに立てるな』と驚いたといいます。常田の方も『なんだ、コイツ怖い顔して』と思ったと語っています。
大橋の方もバンドを解散し、ソロとして活動していた頃でした。自分でCDを作って配りたいけど、どうやって作るかわからない。アレンジもした事がない。という事で、アマチュアバンド相手にレコーディングやアレンジをしていた常田を訪ねてきたのでした。
世の中が2000年問題で浮き足立っていた1999年。地に足のついた音楽活動をしていた大橋卓弥は、自身の楽曲のアレンジを常田真太郎に依頼する事にしました。
そこで常田は大橋の作った楽曲をすぐさまアレンジし、知り合いのプロデューサーのところに他の楽曲と一緒に持っていったそうです。
そのプロデューサーは他の曲は途中で聴くのをやめてしまったそうですが、大橋の作った曲には心を動かされた様で最後まで聴き、「すごくいいね!彼と一緒にやっているのかい?」と聞いてきました。
思わず「はい!」と言ってしまった常田はあとにひけず、半ば強引な形で大橋を誘い、2人はユニットを組む事となります。「スキマスイッチ」誕生の瞬間です。
実は大橋は個人の活動も並行してやっていこうと思っていました。良い曲が出来たら、自分の方でやろうというくらいに思っていたそうです。しかし、常田と共に活動しているうちに、彼のプロデュース能力の高さに気がつきます。常田と一緒にやっていなかったら、プロにはなれてなかったであろうと大橋はいいます。
2人で歩みを始めたスキマスイッチの快進撃は始まりました。
スキマスイッチの曲の魅力の根源は?
スキマスイッチの曲の魅力の根源とはなんでしょうか?まずは何と言っても、大橋卓弥の卓越した歌唱力、その表現力の高さが挙げられるでしょう。
子供からお年寄りまで、おそらく誰が聴いても安心して聴いていられるその歌声は、複雑なメロディもハイトーンも数小節に渡るロングトーンも安定しています。
そして大橋と常田の描く歌詞は、聴く者それぞれに想像の余地を持たせ、その人の成長と共に様々な理解の仕方が出来る味わいがあるように私は思います。
そしてメロディー、サウンドの素晴らしさは言うまでもありませんが、ライブでのアレンジの幅の広さにも定評があり、『スキマスイッチのライブは次の曲が何が始まるのか、わからないところが良い!』と云われるくらい毎回遊び心を見せてくれます。