人の悩み

人の悩みを解決するヒントについて

人の悩みには限りがなく、
・一つの悩みがいつまでも尾を引いたり
・一つの悩みがまた次の悩みを生んだり
と、人はこの世の理不尽を飽きもせずに憂いては自分で心を押しつぶしています。

悩みがストレスになって 心や体をむしばまれ、挙句の果てに天国に行ったのでは 元も子もありません。

そんなことなら いっそ、人の悩みには背を向けて、動物園のサル山の前で日がな一日 サルを見て過ごすことを奨めます。

サルの世界にも 人間と同じように 弱いものイジメが存在します。

弱いサルはせっかく手にした芋を、脇から強いサルにかっさらわれてしまっても、なんの文句も言えません。

サルは それを 理不尽だと感じるでしょうか。

確かにイモを取られたサルは一瞬悲しそうな顔はしますが、いつまでもその場所に留まってはいません。

イモを取られた悲しみはその場に置いて、次のイモを目指して餌場に向かいます。

イモを取られた理不尽を嘆くなら、次のイモをめざせ。

このことは 人の悩みを解決に導くヒントになるのではないでしょうか。

人の悩みを聞きながら感じること

人の悩みを聞く仕事について早や3年になります。

この仕事を始めたきっかけは、カウンセラーの資格を持っているので、資格を活かすことができると思ったからです。

人の悩みを聞いていると、とても深刻な悩みのため、私が回答していいのだろうかと思う時もあります。

中には人をうらやむ人がいますが、どんなに幸せそうに見える人でも、必ずその分のリスクを背負って生きているものです。

人の人生には、どんな人にも光と影があり、光だけの人生はありえないと思います。

人はそれぞれ課題を持って生まれてきています。

自分の思うようにことを進めたいと思ってもうまくいかないことの方が多いです。

そうして悶々と過ごしていると、人の優しさや親切が心に響かなくなってしまいます。

余裕のある時におごって貰ったものの味は忘れてしまうけれど、苦しい時におごってもらったものの味は一生忘れないと言う話を聞いたことがあります。

しかし、自分が恵まれていることに気づけず感謝できないことほど残念なことはないと人の悩みを聞きながら感じています。

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