家電製品の買取、洗濯機はリサイクルショップへ

家電製品の買取、洗濯機はリサイクルショップへ

リサイクルショップでは、さまざまな物の買取を行っていますが、その中でも一番人気の分野が家電です。冷蔵庫や洗濯機など、白物家電と呼ばれる製品は特に人気が高く、リサイクルショップを訪れれば、その所狭しと並べられた様子に感動を覚える人もいるかもしれません!
 
テレビもリサイクル市場ではひじょうに人気の商品です。大画面液晶テレビは需要が供給を上回っている状態で常に品薄状態。リサイクルショップ側も常に探している商品のため、高値買取が見込めます。
 
このような家電製品は枚挙にいとまがありません。エアコン、電子レンジ、扇風機… 大掃除や引っ越しなどの機会に、整理、処分したい物品が見つかったら、リサイクルショップに持ち込んでみましょう。物を整理することで、新しい気分になれますし、また、特に家電製品に関しては「買い換え」という考え方もあるでしょう。
 

家電製品は5年以内に売る

しかし、いくらリサイクルショップが買い取ってくれるといっても、なんでも買い取ってくれるわけではもちろんありません。そこにはある程度、条件があります。
 
新しければ新しいほど良い
 
中古市場ですから当然ですが、売られているものは中古品がほとんどです。その中で高値がつく物はというと「新しい物」です。特に家電に関しては、製造から5年以内の物がリサイクルショップでの買取対象となります。
 
家電製品は、新商品の発売サイクルが短いことで知られています。製品により異なりますが液晶テレビやパソコン、オーブンレンジなどは年に2回、新商品が発売されます。
 
また、冷蔵庫やエアコン、洗濯機は通常、年に1回、新商品が発売されるというサイクルになっています。このような製品は、新しいモデルが発表されるごとに値段が下がっていきます。新しいモデルがこれだけのペースで発売されるのですから、以前のモデルは同じペースでどんどん型落ち品になっていきます。新しければ新しいほど値段が高いわけです。
 
そして電化製品には「寿命」という問題もあります。「買い換え時」と言いかえることもできます。家電製品はいつまでも使える物ではありません。家電製品を十把一絡げにして「平均寿命は10年」などと聞くことがあります。本当のところ、約何年間、使い続けることができるのでしょうか?
 
テレビ:6~7年
洗濯機:7~8年
エアコン7~10年
冷蔵庫:8~10年
電子レンジ:9~10年
 
リサイクルショップが、主に製造から5年以内の家電を買い取っているのにはわけがあります。上のデータを見ても明らかなとおり、多くの家電製品は7~8年程度で製品としての寿命を迎えます。
 
新しい商品であればあるほど、使える期間は長くなります。しかし古くなってしまった家電では、買い取ったときにはもう寿命ということになってしまうので、多くのリサイクルショップでは買取の対象となっていないのです。もちろん、人気製品や何らかの理由で希少価値のある商品については、この限りではありません。
 
高く売れる家電のポイント
テレビ
  • 大画面(40インチ以上)
  • 液晶テレビ
  • 国産メーカー
  • 付属品がすべてそろっている
  • HDD搭載など装備が充実している
 
テレビは大画面の液晶テレビが断然の人気です。プラズマテレビは液晶と比較すると買い取り価格が落ちます。ソニーや東芝、パナソニックの製品が人気で、日本でもひじょうに多く出回っているSamsung製やLG製などはあまり人気がありません。
 
洗濯機
  • ドラム式洗濯機
  • 付属品がすべてそろっている(輸送用ボルト含む)
  • 国産メーカー
  • 乾燥機能付き
 
国産メーカーは、各社独自の機能(ななめドラム、イオンコートなど)を取り入れているので、人気があるようです。また、洗濯機は大型の「ファミリー用洗濯機」と「単身者向け洗濯機」で、需要が高まる時期に違いがあります。このため、洗濯機をリサイクルショップに売却する際は、
 
ファミリー用洗濯機:7月頃に査定してもらう
単身者向け洗濯機:2月頃査定してもらう
 
上記のように査定の時期を考えることで、通常よりも査定額が良くなる可能性があります。
 
エアコン
  • 国産メーカー
  • 大容量機の方が買い取り価格は高い
  • 付属品がすべてそろっている
  • 禁煙環境で使用されていた
  • 室外機の設置状況
 
エアコンの買取に関しても国産メーカーが有利です。ダイキン、パナソニック、日立、三菱、富士通、シャープ、東芝など、それぞれが空気清浄など、独自の技術を開発しています。エアコンの場合、新しいことはともかくとして、どのような環境で使用されていたのかということが重要な査定ポイントになっています。
 
冷蔵庫
  • 国産メーカー
  • 大容量
  • 3ドア以上
  • 付属品がそろっている
 
冷蔵庫の場合、ちょっと人気の基準がはっきりしないのですが、最近は上記のような冷蔵庫が人気のようです。国産メーカー(東芝、日立、シャープなど)で、200リットル以上の容量があり、さらに3~6ドアというモデルに人気が集中しているようです。
 
冷蔵庫にも、実は高い買い取り価格が期待できる時期があります。その時期は6~7月頃。この時期は、暑くなり始めることから、冷蔵庫そのものに負荷がかかりやすく、調子が悪くなりがちです。反対に引っ越し時期(新生活)にあたる春先は、冷蔵庫が供給過多になり、高い査定額は期待できません。
 
電子レンジ
  • 国産メーカー
  • オーブン機能がついている
  • 付属品がそろっている
 
電子レンジは「ただの電子レンジ」と「オーブン機能がついたレンジ」で買い取り価格に大きな違いがあります。「オーブン機能がついたレンジ」の方が、圧倒的に高値で買い取られます。国産大手メーカー(シャープ、日立、パナソニックなど)の電子レンジは、それぞれ独自の「ヘルシー」指向のテクノロジーが搭載されていて人気です。電子レンジは、調理器具のため、内部の状態が鍵になります。内部の汚れ、臭いを確実に除去してから査定に出すようにしましょう。
 

古い型の家電は売れないのか?

 
5年以内に売れと言われても、家に古い家電がたくさんあってなんとかしたい
 
という方もいらっしゃることでしょう。
 
いや、決して古い家電のすべてが売れないわけではないのです。家電には時々、年式が古くなっても人気の高い製品が存在します。また、希少価値があるとして取引されている製品も存在します。このような製品であれば買い取ってくれる場合が多いでしょう。ただし、このような製品を持っているというケースは、残念ながらほとんどありません。リサイクルショップによっては、製造から10年ぐらいまでは買取をしていますが、やはり家電製品には売り時があると考えた方がいいでしょう。
 
売れない家電はどうする?
年式が古すぎて、また汚れが多いためにリサイクルショップが買取できないという製品は、残念ながら捨てるより他ありません。
 
粗大ゴミへ
家電リサイクル法により、エアコンやテレビ、洗濯機、冷蔵庫といった物を粗大ゴミとして処分することはできなくなりました。これら家電リサイクル法対象製品は、許可された業者に依頼して処分する必要があります。電子レンジは家電リサイクル法の対象製品ではないため、粗大ゴミとして処分することができます。
 
不用品を無料で引き取ってくれるリサイクルショップもあります。特に古い家電の場合は、とりあえず査定してもらった上で、
 
値段がつけば良い
 
ぐらいの気持ちで行くと良いでしょう。値段がつかなかった物はその場で引き取ってもらいましょう。
 
家電製品の売り時は、基本的には「早ければ早いほど良し」です。新しい内に売れば、査定価格も高くなります。売りたいと感じたその時が売り時なのです。

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