不妊症や更年期障害を知ろう
多くの女性が悩む不妊症や更年期障害。
実際に少し体調が優れなければ周囲からも自分でも更年期かしら？と思うかも知れません。
実際更年期障害とはどういったものなのでしょうか？
また、同じくして悩みの多い不妊症。
ただ妊娠しないから不妊症と決めつけていませんか？
不妊症の基準とはどのようにして判断するのでしょうか？
当サイトでは女性の悩みとして多い不妊症や更年期障害と言った症状を深堀りした内容になっています。
不妊症
不妊症は書いて字のごとく、妊娠しない症状のことを指します。
いたって健康的な男女が避妊せずに性行為をして一定期間妊娠できなければ避妊として判断されています。
ではこの一定期間とはどれくらいなのでしょうか？
実は日本産科婦人科学会ではこの一定期間を「1年」と定めています。
つまり結婚した後に1年間子供が出来なければ不妊として判断されるため、性行為をしていても子供ができずに産婦人科などで検査を行う前段階として既に不妊と言える状態になるのです。
不妊症は決して珍しいことではなく、近年では晩婚が盛んになっていることもあって、10組に1組は不妊治療を受けているとされています。
割合にして10％前後では、誰が不妊症を引き起こしても珍しくない割合です。
一般的には妊娠を希望して、通常の男女生活を送っていれば半年で7割のカップルが、1年で9割が妊娠すると言われています。
不妊症は女性が原因ではなく、男性の精子が活発的でなかったり、精子がない無精子病などが原因の場合もあり、不妊症治療を希望する5割は男性が問題のケースです。
上記のことを踏まえて、不妊症かも？と思ったら、まずは原因を探さなければいけません。
更年期障害
女性は加齢と共に女性ホルモンである卵胞ホルモンが減少し、生理もまばらになって生理不順などを引き起こしやすくなります。
加齢は生きていく上で避けられない運命ですので、どんどん経過すると女性の身体は最終的に閉経に近づきますが、このようなホルモンバランスの減少によって女性の身体は身体的にも精神的にも変化が起こります。
これを「更年期障害」と呼びます。
症状は人それぞれで個人差がありますが、更年期障害が訪れても何も影響がない女性もいれば、私生活に大きく影響してしまう女性もいます。
一般的には女性ホルモンの減少が大きく変動するのは40歳前後です。
このため、40歳前後で情緒不安定になったり、私生活に影響するほどの身体的異常により、治療が必要な場合には更年期障害と診断されるでしょう。
