ダイエット中は、とかくネガティブになりがちです。
普段よりも食べる量が少なくなって、脳へのブドウ糖の供給量が減るので、うつ状態に陥る人もいます。
特に今までたっぷり糖質を食べてきた人は、うつの程度が重くなる可能性が高いです。
うつになってしまうと、ダイエットだけではなく仕事や勉強にも支障が出てきます。
せっかく健康のために始めたダイエットがかえってメンタルを蝕んでしまっては意味がありませんから、メンタルケアも含めてダイエットを考える必要があります。
メンタルケアの方法として、あまり自分を戒めないようにしましょう。
完璧主義な人ほど、少しカロリーオーバーしてしまっただけで、自分を責めてしまいます。
そうではなく、少しカロリーオーバーしてしまっても「週単位で調整しよう」という感じで解決策を出すようにしましょう。
失敗を嘆くのではなく、次に響かないようにどうすれば解決できるのかということを考えることが、結果的にメンタルケアにつながります。
体重を気にしすぎてしまう人は、いっそのこと体重計を見ないという方法もあります。
少し不安かもしれませんが、体重はあくまでダイエットの指標のひとつです。
綺麗なボディライン作りには、かえって体重が邪魔をすることもあります。
特に女性は体重ばかり気にして、摂食障害に陥ってしまうケースも多いので、あまり気にしすぎないようにしましょう。
週に1回同じ時間帯に測って、うまくいっているかどうかを確認するくらいにとどめると良いです。
気持ちが滅入った時には、誰かと思い切り語り合うのもありです。
自分が思っていることを言葉にすると、なぜ失敗していたのかがわかることもあります。
語らずとも、紙に書き出しても良いです。