都市銀行の金利

現在各銀行のなかで金利面が強いのはネット銀行です。なぜならネット銀行はネット上でほぼ全ての手続きを済ませることができるので、人件費や店舗の維持費などがかからないのです。そのため金利や手数料に関するメリットが多く、前述の住宅ローンでも都市銀行に引けを取らないくらいの人気があります。

都市銀行の普通預金の金利は基本的に0.02パーセントです。この値は全国の平均的な数値です。ネット銀行を利用すれば金利はもっと高くなりますが、振込などの利便性から都市銀行をメインバンクにする人がいるのです。わずかながら金利の差がでるのは定期預金です。メガバンクでみてみると、基本的に大きな違いはありませんが期間が長くなるにつれて金利の上がり方に違いがでてきます。

メガバンクの定期預金の場合、0.025パーセントから始まって、2年目には0.030パーセントになります。そして5年目から0.04パーセントへと上がっています。ここまではどこもまったく同じです。これ以降、少しずつですが、違いがあらわれてきます。

三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は同じ値で金利が上がります。そのためこの2つの銀行をよりお得に使い分けたい場合、振込先との親和性や手数料などが決め手になるでしょう。比較的短期の定期預金の予定しかない場合も同じです。振込先との親和性というのは、つまり振込先と同じ銀行であるほうが手数料がかからないからです。

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