クラウド ネイティブなアプリケーション管理
Stackdriver は、GCP と AWS の各サービスだけでなく、広く使われている診断ツールでも利用できるリアルタイムのモニタリング機能とロギング機能を提供します。GCP のアプリ管理には、ウェブベースのコンソール、モバイルアプリ、ブラウザから簡単にコマンドラインでアクセスできる Cloud Shell を使用します。これらのインターフェースを通じて、GCP の Billing API を含む Google のすべての API にアクセスすることができます。また、Deployment Manager テンプレートを使用すれば、作業を簡素化することができます。API の管理には Cloud Endpoints をご利用ください。Google のクラウド ネイティブな管理ツールを、ぜひ今すぐご活用ください。
統合されたモニタリング、ロギング、診断機能
Google Stackdriver は、強力なモニタリング、ロギング、診断機能を提供します。これによって、クラウドで動くアプリケーションの正常性やパフォーマンス、可用性についてのインサイトが得られ、すばやく問題を見つけて修正できるようになります。Stackdriver は、Google Cloud Platform と Amazon Web Services に加え、広く使われているオープンソース パッケージとネイティブに統合されています。また、幅広い指標、ダッシュボード、アラート、ログ管理、レポート、トレース機能を提供します。
フルスタック モニタリングを Google で
Stackdriver Monitoring では、クラウドで動くアプリケーションのパフォーマンスやアップタイム、全体的な動作状況を視覚的に確認できます。Stackdriver は、Google Cloud Platform や Amazon Web Services（AWS）、ホステッド アップタイム プローブ、アプリケーション インストゥルメンテーション、よく使われるさまざまなアプリケーション コンポーネント（Cassandra、Nginx、Apache Web Server、Elasticsearch など）から、指標、イベント、メタデータを収集します。データを取り込むと、ダッシュボード、チャート、アラートを介してインサイトを提供します。Stackdriver のアラートを Slack や PagerDuty、HipChat、Campfire などと統合すれば、共同作業に役立ちます。
リアルタイムでログを管理して分析
Stackdriver Logging では、Google Cloud Platform や Amazon Web Services からのログデータやイベントを格納、検索、分析、モニタリング、通知できます。Google の API を使えば、あらゆるリソースからカスタム ログデータを取り込むことができます。Stackdriver Logging は、数千もの VM からアプリケーションとシステムログのデータを取り込むことができる、大規模実行が可能なフルマネージド サービスです。
リアルタイムの例外のモニタリングとアラート
Stackdriver Error Reporting は、実行中のクラウド サービスで発生したクラッシュをカウントして分析、集計します。結果は一元化されたエラー管理インターフェースに表示され、並べ替えやフィルタリングも行えます。専用のビューには、タイムチャート、発生回数、影響を受けたユーザー数、最初または最後の発生日時、削除された例外スタック トレースといったエラー詳細が表示されます。新しいエラーの発生時にメールアラートを受け取ることもできます。
パフォーマンスの詳細なインサイト
Stackdriver Trace は、Google Cloud Platform 向けの分散トレース システムです。アプリケーションから収集したレイテンシ データが Google Cloud Platform Console に表示され、ほぼリアルタイムでアプリケーションのパフォーマンスについてのインサイトが得られます。また、すべてのアプリケーション トレースが自動的に分析されて詳細なパフォーマンス レポートが生成され、アプリケーションのパフォーマンス低下やコールフロー パフォーマンス上のボトルネックを確認できます。
パフォーマンスの詳細なインサイトと分析
Google Cloud Platform の機能である Stackdriver Debugger を使うと、コードの任意の位置でのアプリケーションの状態を調べることができます。その際、ログ ステートメントを使用したり、アプリケーションを停止したりする必要はなく、アプリケーションの処理速度が低下することもありません。デバッグ中に、アプリケーションのユーザーに影響が及ぶこともありません。本番環境のデバッガで、ローカル変数とコールスタックをキャプチャして、ソースコードの特定の行にリンクバックすることができます。また、これを使って、アプリケーションの本番状況を分析し、本番環境でのコードの動作を理解することもできます。
クラウド管理を簡素化
Google Cloud Deployment Manager を使うことにより、宣言可能な yaml 形式でアプリケーションに必要なすべてのリソースを特定することができます。python テンプレートや Jinja2 テンプレートを使い、構成をパラメータ化し、負荷分散や自動スケーリング インスタンス グループなど、共通のデプロイ計画を何度も使用することができます。構成をコードとして扱うことで、再現可能なデプロイを実現します。
API の管理
Google Cloud Endpoints を使用すると、API の開発、デプロイ、保護、モニタリングを行えます。NGINX ベースのプロキシと分散型アーキテクチャにより、卓越したパフォーマンスとスケーラビリティを実現しています。Cloud Endpoints は Open API 仕様または Google の API フレームワークを使用して、API 開発の各フェーズで必要なツールをご提供します。また、Google Cloud Monitoring、Cloud Trace、Stackdriver Logging でインサイトを得ることもできます。
パワフルなウェブ管理 UI
ウェブ アプリケーション、データ解析、仮想マシン、データストア、データベース、ネットワーク、デベロッパー サービスなど、クラウド アプリケーションを活用するために必要なあらゆるツールを管理し、情報を確認できます。Google Cloud Console はシンプルなウェブベースのインターフェースで、デプロイ、スケール、本番環境における問題の診断を行うのに役立ちます。ブラウザでリソースを素早く検索したり、SSH を介してインスタンスに接続したりできます。パワフルな iOS や Android 専用アプリを使い、外出先で DevOps ワークフローを処理できます。クラウド内の管理マシン Google Cloud Shell を使って極めて複雑な開発タスクもお手のものです。
Google が内蔵ツールを厳選した管理マシン
Google Cloud Shell ではコマンドラインを使って、お使いのブラウザから直接クラウド リソースにアクセスできます。これにより、Google Cloud SDK などのツールをシステムにインストールしなくても、簡単にプロジェクトやリソースを管理できます。Cloud Shell では、必要な Cloud SDK gcloud コマンドなどのユーティリティをいつでも最新かつ認証済みの状態で使うことができます。
Google Cloud Platform のモバイルアプリ
Google Cloud Console モバイルアプリを使うと、本番環境の問題を簡単に発見、把握して対応できます。iOS 端末や Android 端末から Cloud Platform リソースをモニタリングし、変更を加えることができます。プロジェクト、請求、Google App Engine アプリ、Google Compute Engine の VM といった Cloud Platform リソースの管理に、このアプリをお役立てください。本番環境に影響する問題に関するアラートを受信して、すばやく対応することができます。
Google Cloud Billing API ドキュメント
Google Cloud Billing API は、Google Cloud Platform でプロジェクトごとの請求をプログラムによって管理するメソッドを提供します。
Google Cloud API
お客様コードから Google Cloud Platform プロダクトにアクセスしてください。Cloud API は Cloud SDK や Cloud Console と同様の機能を利用でき、お好きな言語でワークフローを自動化することができます。広く使われているプログラム言語で、REST 呼び出しやクライアント ライブラリとともに Cloud API をご利用いただけます。
管理ツールに関するガイドとリソース
GCP での Puppet、Chef、Salt、Ansible の使用
Compute Engine 上で、よく使われるさまざまなソフトウェア管理ツールを使用してコンピューティング システムをデプロイ、最適化する方法を学べます。
記事を読むイメージ構築の自動化
Jenkins、Packer、Kubernetes で作成したカスタム イメージを使用して VM やコンテナを起動することで、起動時間の削減や信頼性の向上を図ることができます。
記事を読むPowerShell で GCP を管理する
PowerShell を使用して Google Cloud Client リソースを管理する方法を、Mete Atamel（@meteatamel）が 1 分間の動画でご紹介します。
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