初段未満の雀士の牌譜を添削してみた

 

第1回目の添削

 

以下、気づいたポイントを重要な順に並べました。

 

@【守備】東3局6順目、下家リーチに対して打白のところ、打8ソーでベタオリ。

 

 今回押した手は3シャンテンですが、3シャンテンからリーチ等に対して押して得になることはほとんどありません。麻雀上達方法のサイトを参照すると良いでしょう。(和了可能性はほとんどなく、オリてツモられて逆転されるより振り込んで逆転される可能性のほうがはるかに高い。)

 

 天鳳4級のポイント配分であればラスのマイナスがなく、トップを取るだけの競争ですが、それでも損な選択だと思います。

 

 テンパイしていなければまずベタオリを第一に検討してください。ここは非常に大事なポイントです。

 

A【攻撃】東1局15順目、上家の5ピンはチーして打2萬

 

 テンパイになるときは良形からでも鳴きます。 

 

B【攻撃】東1局7巡目、打3ピンのところ、打四萬

 

 イーシャンテンの段階では良系への変化よりもダイレクトなテンパイの可能性を大事にします。鳴ける手は愚形はそれほどネックになりません。守備力と打点が低い
ので鳴ける牌が出たらどこからでも仕掛け、誰よりも早い和了を目指 します。

 

 打4萬だと、必要牌の7萬が4萬の筋になるので鳴き(和了り)やすいのもメリットです。

 

 

C【攻撃】東1局10順目、打5ソーのところ、打8萬

 

 難しいところですが、打8萬が得だと思います。

 

 

 打5ソーと比較すると、鳴いてテンパイできる牌の数−1、自力テンパイできる牌の数+4。

 

 良形テンパイに絞ると、鳴いてテンパイできる牌の数−1、自力テンパイできる牌の数+2。

 

 となります。さらに、マンズが場に高いのでマンズの待ちは弱く、あまり当てになりません。

 

 牌が来てから考えると時間が無くなるので、牌がくる前になるべく数えておくようにします。

 

 

今回の添削ポイントは以上になります。

 

まだ1 局しか見ていませんが、非テンパイ時のベタオリを心がけるだけでも初段までは届きそうにお見受けしました。

 

これまでに天鳳は何局くらい打ちましたか?

初段未満の雀士の牌譜を添削してみた2

それでは早速今回の添削結果です。

 

 

@東1局(S級ミス)

 

バラバラの配牌なので第1打目「3萬」は守備的で良い選択だと思います。

 

その方針で行けば、第3打目は「9ソー」か「6ソー」としたいところです。第5打目も打2ソーとして安牌候補を残しておきたいです。(しかも4ソー既に切っているので
2ソーは使いにくい。)

 

下家から6巡めにリーチが入りますが、第6打目打東はよいとして、7巡目打9ソーのところでは、安全度が同じでも3枚ある9萬を切ります。とつ本にも書いてあると
思いますが、1枚通せば3巡しのげるのは大きいです。この時点で自分の手の和了りは不可能と考えバラバラにしてで もオリます。

 

9巡目も同じく打9萬としたいです。

 

A東2局(C級ミス)

 

開局早々でホンイツ狙いの方針良いと思います。配牌の時点ではマンズのホンイツが濃厚ですが、ドラ色がソーズなので、ドラ周りの引きを考えて一応ピンズから切
っていくほうが良いでしょう。

 

B東2局1本場(S級ミス)

 

6巡目打2ソーのところは打4ソーとします。

 

1124とあった場合、イーシャンテンになったら、3引きのテンパイとチーテン(チーしてテンパイ)を逃さないよう112の形としたほうが良いです。今回の場合もテンパイ

 

可能な牌が本来(1、1、西、西、3、3、3、3)とあるのに、2を切ると半分の(1、1、西、西)となりチャンスが半分になってしまうのでものすごく損です。

 

(麻雀牌の分類と、特徴については、麻雀の役を参照)

 

C東2局2本場(A級ミス)

 

3巡目に早いリーチが入りますが、筋の打7萬ではなく、国士以外に完全安牌の打北とします。まだ和了を少し見ていたんだと思いますが、トップ目でまだ東2であり
、オーラス等条件がない限りは、この程度の手ではオリます。

 

打7萬はスジですが、リーチ直前の牌なので安全度はそれほど高くありません。(魔神の守備参照)

 

【ワンランク上の考え方】この場合、早いリーチなので全員が安全牌に不足になることが予想されます。北のアンコ落としをすれば、その間他家の安牌を増やさないの
で、他家の手詰まりを促進し、2着目のライバル対面の放縦を期待できます。7萬は自分から開拓するのではなく、先に他家に切らせるイメージです。

 

自分が和了って加点するより、ライバルの(仕方ない放縦 笑)を誘いましょう。

 

D東3局(S級ミス)

 

中をポンして安くても速攻で和了したい局面ですが、4巡目、1枚でドラ2の赤5萬は絶対に残します。5萬を切るメリットもありません。見落としでしょうか?
ドラは必ず確認しましょう。

 

仕掛けた時点で安くても後から満貫になれば勝負の決め手になります。結果的に、ここで対面から満貫を和了っていれば、トップの可能性は高かったと思います。

 

E東4局(B級ミス)

 

和了トップなので点数は必要なく、最速和了を目指す局面です。

 

10巡目、打6萬のところ、2ピンが場に3枚切れているので、打1ピンとします。

 

 

 

今回からはミスをクラス分けしてみました。

 

中でもS級ミスはものすごく損な選択なので気をつけてください。

 

(S級ミスをほとんど無くせれば4段?、A級ミスをほとんど無くせれば6段?くらいのイメージです。)

麻雀と視力は大きく関係します。

 

 

ネット麻雀など、1つの画面で全ての動きが見える場合、さほど視力は必要ではないのですが、

 

 

リアル麻雀で卓を囲んだ場合、対面の鳴いた牌がみえずらいことが多々あります。

 

 

私の視力は0.4ですが、疲れてくると見えにくいことがよくあります。

 

 

麻雀は進行が早く、局面が移り変わるたびにその流れについていかなくてはいけません。

 

 

そういう理由から、視力の問題は侮れないのです。

 

 

 

激安カラコンで十分

 

 

ちなみにカラコンを付けているときはばっちり見えます。

 

 

カラコン 激安で買ったもので、特に高いものではありません。

 

 

それでも、牌だけでなく、対戦相手の細かい表情の変化などにも気付くことが多くなります。

 

 

それにより、聴牌気配の判断の精度が高くなります。これは地味ですが非常に大きな影響でしょう。

 

 

現在視力に自信のない人は、めがねかコンタクトで補強することを強くおすすめします。