ヤフーの歴史
生い立ち
コンピュータの歴史の中でたびたび見られるように、Yahoo!は一つのアイデアから生まれ、趣味として成長し、やがてすべての時間を費やす情熱に変わっていきました。
スタンフォード大学電気工学科の博士課程で学んでいたYahoo!の二人の開発者、デビッド・ファイロ(David Filo)とジェリー・ヤン(Jerry Yang)は1994年4月、インターネットの個人的な興味を記録する目的で、自分たちの「道しるべ」を作り始めました。
彼らが、この手作りのリストがあまりにも長く不格好であることに気づくのに、そう長くはかかりませんでした。
こうして、彼らはより多くの時間をYahoo!に費やすようになっていったのです。
同じ1994年に、彼らはYahoo!をインターネット・コミュニティに密接なサービスを使い始めようとしていた何千もの利用者が待ち望んでいたデータベースへと進化させました。
彼らは、利用者たちがインターネット上に置かれているさまざまな情報を効率よく探し、評価し、整理することができる独自のソフトウェアを開発しました。
Yahoo!という名前は、"Yet Another Hierarchical Officious Oracle"の略だといわれていますが、デビッドとジェリーの二人は自らをならず者(yahoo)だと思っているからこの名前を選んだと主張しています。
最初Yahoo!はジェリーの「曙(akebono)」という名前の研究用ワークステーションに、サーチ・エンジンはデビッドの「小錦(konishiki)」という名前のコンピュータに置かれていました(彼らは二人とも相撲のファンです)。
1995年のはじめに、ネットスケープの共同創設者であるマーク・アンドリーセン(ウェッブ黎明期のブラウザMosaicと同社Navigatorの開発者でもあります)がデビッドとジェリーに、彼らのファイルをネットスケープが持っているもっと大きなコンピュータに移さないかと提案しました。
その結果、スタンフォードのネットワークは通常の負荷に戻り、両者にとって価値がありました。
今日、Yahoo!はウェッブ上でリンクされている何万ものコンピュータの整理された情報を持っています。
サンノゼ・マーキュリー新聞では、「Yahoo!の活動は、18世紀に自然界を分類した植物学者リンネの業績に比肩するものだ」と評価しています。
1995年3月、ヤフー・コーポレーションが設立され、同社は本格的にYahoo!サービスを開始しました。
また、急成長を見せる日本のインターネット利用者に同等のサービスを提供すべく、1996年1月、ヤフー・コーポレーションは日本のソフトバンク株式会社と共同でヤフー株式会社を設立しました。
そして、同年4月1日、いま皆さんが利用している日本語によるサービスYahoo! JAPANがスタートしたのです。
あゆみ
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- 1996年1月
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- 1996年4月
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- 国内初の商用検索サイト「Yahoo! JAPAN」を開始
スタッフがウェブサイトを1件1件データーベースに分類し、登録。ツリー構造のカテゴリから探す「ディレクトリ検索」と、フリーワードから探す「キーワード検索」を提供。
- 国内初の商用検索サイト「Yahoo! JAPAN」を開始
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- 1996年
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- 1997年
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- 2000年
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- 2001年
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- 2002年
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- 2003年
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- 2004年
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- 2012年
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新執行体制への移行
スマートフォンの急激な利用拡大など、インターネット利用環境の急速な変化に対応するため、1996年以来継続してきた経営体制を刷新。経営陣の若返りを図ると共に新たな執行体制を導入。 - 「LOHACO」開始
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新執行体制への移行
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- 2013年
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eコマース新戦略発表
「Yahoo!ショッピング」のストア出店料と売上ロイヤルティを完全無料化し、手数料モデルから広告収入モデルへの転換を発表。「ヤフオク!」でもストア出店料を同じく無料化することを決定。
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eコマース新戦略発表
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- 2015年
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スマホ版トップページリニューアル
スマホ版トップページを全面的に刷新し、タイムライン型のデザインを採用。
縦のスクロールで利用者が取得できる情報量を増やすと同時に、新たな広告メニュー「インフィード型広告」の提供を開始。 -
監査等委員会設置会社へ移行
コーポレートガバナンス・コードの適用を受け、迅速な経営判断とガバナンスの強化を両立すべく会社機構を変更。独立社外取締役の選任による透明性・公正性の確保、および経営と執行の分離による経営体制強化を図る。 - アスクル株式会社を連結子会社化
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スマホ版トップページリニューアル