カーテンとブラインドの役割の比較

多くの家の窓を飾っているのはブラインドではなくカーテンでしょう。
確かにカーテンは見た目にもおしゃれですし、何よりも高級感があります。
それでほとんどの家のリビングルームの窓にはカーテンがかかっています。

そこでブラインドとカーテンの役割をについて比較したいと思います。。
まず一つ目は”人から覗かれるのを防ぐ”というものです。
これはカーテン・ブラインドともに持つ役割です。カーテン・ブラインドは形こそ違えど、窓辺に設置して外界からの視線を遮断するという用途については同様の役割を果たしてくれます。

二つ目は”外から入ってくる光の量を調節する”というものです。
カーテンは閉める量を調整すれば、外光を完全に遮断することもできますが、半分閉めるなどして開ける量を調整すれば、入ってくる光に変化をつけることができます。
ブラインドはカーテンとは違って光の入り具合をスラットと呼ばれる羽の角度を変えることで調節できます。
太陽光線がまぶしすぎてカーテンで完全に太陽光線を遮断し、いつも室内の照明をつけているという経験をしたことがあるでしょうか?
コンピューターを使って仕事をする人は経験があるかもしれません。
しかしブラインドを使用しているならそのようなことは必要ないかもしれません。
もちろんコンピューターのモニターは非常にセンシティブなので室内灯がマッチしている、と感じる人もおられるかもしれませんがブラインドは光の入り具合をかなり細かな範囲で調節できるので試してみることをおすすめします。

そしてブラインドの三つ目の役割は”部屋を明るくする”というものです。
何だか信じられないような話ですがスラットの角度を調節することで部屋を明るくすることができます。
まずスラットの角度を水平にします。
太陽光線はスラットに当たって跳ね返り、天井を照らします。
天井に当たった光が部屋を明るく照らすのです。
実はこのブラインドの本来の役割は光を遮ったり、外から部屋の中が見えないようにすることではなく光を部屋の奥まで均一に届かせることです。
それでブラインドを上手に使うなら節電することができるのです。
逆にカーテンであれば部屋を暗くする、外界に光を漏らさないというところの役割が強くなります。
ブラインドだとどうしてもスラットの隙間から光が漏れ、外界に光が漏れてしまったり、日中に部屋を暗くしたいときに外界からの光が漏れ入ってしまうため、完全な暗さを手に入れるにはカーテンの方が向いていると言えます。

もちろん今はおしゃれなカーテン・ブラインドがたくさん販売されており、それらは部屋のインテリアのアクセントとして一役買っています。
しかしもしカーテン・ブラインドを部屋に取り付けることを考えていてデザイン重視ではなくカーテン・ブラインドとしての機能を重視したものを購入したいのであれば用途と、それぞれの役割・特徴を考慮してお選びなることをおすすめします。
ホコリや汚れが付きにくいものが販売されているならそのようなものを購入した方が無難かと思います。
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