著作権に関するポリシー

Twitterが対応する著作権に関する問題の種類

Twitterは、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づいて提出された著作権に関する通知に対応します。DMCAの第512条には、著作権侵害の正式報告を行うために必要な法定要件がまとめられているほか、報告対象の当事者が異議申し立て通知を提出して削除措置に対する異議を申し立てる方法が規定されています。

Twitterは、著作権によって保護された画像が無断でプロフィール画像、またはヘッダー画像に使用されたという申し立て、著作権によって保護された動画または画像が無断でTwitterのメディアホスティングサービスを通じてアップロードされ、使用されたという申し立てのほか、著作権を侵害している疑いがあるコンテンツへのリンクを含むツイートなど、著作権侵害に関する申し立て報告に対応します。著作権で保護されているコンテンツが無断で使用されたとしても、著作権侵害と見なされないケースもありますのでご注意ください(詳細については、公正使用に関する記事をご覧ください)。

ブランドや人物・企業の名称の使用に関する問題については、Twitterの商標に関するポリシーをご覧ください。架空のキャラクターの使用に関する問題については、Twitterのパロディやコメンタリー(解説)、ファンアカウントに関するポリシーをご覧ください。一般的に、このような問題は著作権とは関係ありません。

自分が著作権の所有者であるかどうかを確認する方法

特定の著作物について著作権を保持しているかどうか確信が持てない場合は、弁護士や法律顧問にご相談ください。Twitterが法的なアドバイスを提供することはできません。著作権法については、さまざまなウェブサイトで詳しい情報を得ることができます。たとえば、http://copyright.govhttps://lumendatabase.org/http://www.eff.org/issues/bloggers/legal/liability/IPなどが参考になります。

ヒント: 通常、写真の権利所有者となるのは、写真の被写体となった人物ではなく撮影者です。

著作権に関する問題への対応を進めるために必要な情報

著作権侵害を報告する際には、以下の情報をTwitterに提供してください。

  1. 著作権の所有者またはその代理資格を有する個人の手書きの署名または電子署名(フルネームの記載があれば結構です)
  2. 侵害を受けたとする著作物を特定する情報(オリジナルの著作物へのリンクや、著作権の侵害を受けている疑いがあるコンテンツについての明確な説明など)
  3. 著作権を侵害しているコンテンツを特定する情報、およびTwitterのウェブサイトまたはサービス上で当該コンテンツが掲載されている場所を示す具体的な情報
  4. 住所、電話番号およびメールアドレスを含む報告者の連絡先情報
  5. 著作権の所有者、その代理人、または法律によって許可されていない使用法で当該著作物が使用されたと、報告者が偽りなく確信しているという記述
  6. 報告の内容が正確であること、かつ偽証罪が適用される可能性を理解した上で、報告者が著作権の所有者の代理人資格を有しているという記述

ツイートのコンテンツについて報告する場合、該当するツイートへの直接リンクを記載して、侵害の疑いがあるコンテンツが使用されている箇所(ヘッダーやプロフィール画像など)を具体的にお知らせください。プロフィールページへのリンクだけでは、著作権を侵害しているコンテンツを特定できません。

著作権侵害を申し立てる方法

著作権侵害を申し立てるには、Twitterヘルプセンターにアクセスし、著作権に関する報告を提出してください。twitter.comにログインしている状態であれば、サイドバーにある [ヘルプ] リンクをクリックすることで、Twitterアカウントから直接Twitterヘルプセンターにアクセスできます。

規定の法的手続きを始めるには、まずDMCAに基づく申し立てを提出してください。Twitterがその申し立ての正確性、有効性、完全性をチェックし、要件が満たされていれば、その請求に対応します。まず、著作権を侵害している疑いがあるコンテンツを投稿した利用者に、申し立てに含まれるすべての情報(報告者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスを含む)を送付します。

個人的な連絡先情報を相手に知られたくない場合は、代理人を介して報告することをおすすめします。

合衆国法典第17編第512条(f)項に従い、コンテンツまたはアクティビティが著作権を侵害していると故意に偽る報告を具体的に行った場合、Lenz対Universal訴訟OPG対Diebold訴訟などのように、TwitterまたはTwitterサービスの利用者に生じた損害(経費と合理的な弁護士費用を含む)を賠償する責任を負う可能性があります。報告するコンテンツが実際に著作権を侵害しているか確信が持てない場合は、著作権侵害を申し立てる前に弁護士にご相談ください。

申し立てへの対応方法

Twitterは報告された問題に受け付け順に対応します。報告の送信が完了すると、Twitterから確認メールが送られます。著作権に関する通知を重複して行った場合、対応が遅くなることがありますので、ご注意ください。

Twitterがコンテンツの削除または表示制限を行うことを決定した場合、削除や表示制限を実施した上で、対象となる利用者に報告者のすべての報告内容(報告者本人の連絡先情報を含む)を通知し、それに対する異議申し立て通知の提出方法を知らせます。さらに、報告内容を編集した後でLumenに転送します。

その後の対応

Twitterは著作権侵害に関する申し立てを受けた場合、著作権を侵害している疑いがあるコンテンツの削除や表示制限を行うことがあります。著作権侵害に関する申し立てを受けて利用者のコンテンツの削除や表示制限を行う場合、Twitterは影響を受けるアカウントの所有者に削除や表示制限について通知し、削除請求通知のすべての内容を知らせ、それに対する異議申し立て通知の提出方法を伝えるなど、誠意を持って対応します。

アカウントから削除されたコンテンツについて著作権に関する通知をまだ受け取っていない場合は、Twitterから送られたメールに返信してお知らせください。

利用者が投稿したコンテンツの削除や表示制限についてできる限り透明性を確保するため、削除または表示制限されたツイートやメディアにはその旨が明記されます(以下の例をご覧ください)。また、Twitterが対応した著作権に関する通知とそれに対する異議申し立て通知の内容は、編集した後でLumenに送付され、公開ウェブサイトに掲載されます(個人情報は削除されます)。

Twitterでは、違反を繰り返すアカウントを必要に応じて凍結し、警告を行うことがあります。また、問題が重大である場合は、利用者のアカウントを永久停止することがあります。

著作権に関する通知を受け取った場合

著作権に関する通知を受け取った時点で、その通知に記載されたコンテンツがTwitterから削除されたか、またはTwitterでそのコンテンツの表示が制限されています。Twitterからの通知をよくお読みになり、Twitterに報告された著作権侵害の内容や、それに対する異議申し立て通知の提出方法を把握してください。

どのような場合に異議申し立て通知を提出するか

著作権に関する通知に記載された報告対象のコンテンツが著作権を侵害していないと思われる場合、または誤って削除されたと思われる場合は、以下の方法で異議を申し立てることができます。 

著作権に関する通知を受けて削除されたコンテンツを再び投稿すると、アカウントが永久凍結されることがあります。コンテンツが誤って削除されたと思われる場合は、コンテンツを投稿しなおすのではなく、異議申し立て通知を提出するようにしてください。

異議を申し立てるために必要な情報

異議申し立て通知を送信するにあたり、以下の情報をTwitterに提供してください。

  1. 手書きの署名または電子署名(フルネームの記載があれば結構です)
  2. 削除または表示制限されたコンテンツを特定するための情報と、削除または表示制限される前にコンテンツが表示されていた場所の情報(著作権に関する通知の内容を転載しても構いません)
  3. 虚偽の供述を行うと偽証罪に問われることを理解した上で、当該コンテンツが、削除または表示制限するコンテンツの誤認または取り違えにより削除または表示制限されたことを偽りなく確信しているという記述
  4. 氏名、住所、電話番号、さらに住所地を管轄する連邦地方裁判所(住所が米国以外の場合は、Twitterが所在する地域の裁判所)の管轄権に合意し、(c)項(1)号(C)の規定に基づく告訴人または告訴人の代理人による訴状の送達を受理するという趣旨の記述

異議申し立て通知を提出するには、Twitterが削除について通知した元のメールに返信し、必要なすべての情報を返信メールの本文に記載してください。Twitterはセキュリティ上の理由から、メールの添付ファイルをすべて削除する措置を取っています。

異議申し立て通知が提出された後の対応

Twitterが有効な異議申し立て通知を受け取ると、著作権侵害を申し立てた報告者にその通知を速やかに転送します。10営業日以内に、元の報告者から問題のコンテンツによるさらなる著作権侵害を防ぐために裁判所命令を請求するという通知がTwitterに送られなかった場合、Twitterは削除したコンテンツを再掲載したり、表示制限を解除したりすることがあります。 

Twitterは法的なアドバイスを一切提供できません。疑問がある場合は、弁護士にご相談ください。

著作権に関する通知や異議申し立て通知を提出する前に

特に、自分が実際の権利所有者であるかどうか、または権利所有者の代理資格を有するかどうか確信が持てない場合、再度よく考えた上で、著作権侵害の申し立てや異議申し立て通知を提出してください。虚偽の報告や悪意による報告を行うと、法的処分の対象となり、経済的不利益を被ることになります。自分が実際の権利所有者であるかどうか、コンテンツが誤って削除されたと偽りなく確信しているか、虚偽の申し立てを行った場合の影響を理解しているか、事前によく検討してください。

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