UNDPと日本のパートナーシップ
UNDPが世界の開発課題解決に向けて取り組むためには、各国政府、開発援助機関、民間セクター、市民社会、教育・研究機関等 との連携が欠かせません。UNDPは、1)グローバルなネットワーク 2)国連機関としての中立性 3)国連システム全体の調整機能 4)多岐に渡る活動と政策提言を合わせた包括的支援体制 5)専門性と長年の実績などを生かし、パートナーと連携して持続可 能な人間開発を推進しています。日本はUNDPにとって非常に重要なパートナー国であり、開発現場でのプロジェクト実施、政策 提言、国際会議の開催など様々な協働をしています。
持続可能な開発目標 (SDGs)
貧困や不平等、気候変動に取り組むリーダーシップを求める声が、全世界で上がっています。こうした要求を行動に移すため、世界のリーダーは2015年9月25日、ニューヨークの国連本部に参集し、持続可能な開発のための2030アジェンダを採択しました。
企業向けSDGsプログラム
SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、企業の技術・ノウハウで世界中の課題の解決を目指す、オープンイノベーション・プラットフォーム:SHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)を運営しています。
紺野美沙子UNDP親善大使
私が国連開発計画(UNDP)の親善大使の任を受けて、19年が経ちました。この間、10の国・地域を訪問しました。各国のUNDP事務所のスタッフは、大半がその国の出身です。貧困削減、自然災害後の復興支援、HIVエイズなどの各分野のプロフェッショナルとサポートスタッフが一丸となって国を良くして行こうという姿に、いつも勇気づけられます。過酷な環境の中、子供や女性と一緒に働くプロジェクトスタッフも、UNDPの仕事に誇りをもっていることが強く感じられます。UNDPが行っている地道な国づくり、人づくりの努力を、今後も継続していただきたいと思っております。