持続可能な開発プロセス
持続可能な開発目標(SDGs)の目標1である「あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ」は、依然として、人類が直面する一つの重要課題となっています。全世界で極度の貧困の中で暮らす人の数は、1990年の19億人から、2015年の8億3600万人へと半分以下に減少しましたが、未だに多くの人が、人間の基本的ニーズを満たせないでいます。貧困削減は、人間の尊厳と包摂的な開発を進めるための国連開発計画(UNDP)の全活動の中心に位置づけられます。UNDPは根本的な変化をもたらすために、各国が貧困と不平等の相互に関連したさまざまな側面に取組むことができるよう手助けをしています。UNDPのプログラムでは、何よりもまず、生計手段、確実な食糧供給源、より良い保健、より高い生活水準を人々に提供することを目指しています。
活動事例
UNDPは「アフリカ包摂的市場ファシリティ」のもとで、ブルキナファソ、コートジボワール、ガーナ、ケニア、マリ、タンザニア、ウガンダといった国々の間の貿易関係を始めとする、地域的な価値連鎖(バリューチェーン)の構築を促進しています。続きを見る
これまでの実績
UNDPはミャンマーで、マイクロクレジット(小口融資)機関などを通じて、8000の村の住民たちが生活を改善できるよう支援をしています。約42万7000人の食糧安定確保が改善されましたmore