Friday, July 21, 2006

カルバン・クライン(Calvin Klein)

カルバン・クライン(Calvin Klein, 1942年11月19日 - )はアメリカを代表するファッションデザイナーで、また彼の名を冠した世界的ファッションブランドである。彼の名言「全てはカッティングから始まる」の通り、作品のシルエットはボディラインを強調した洗練されたものである。
しかし本国アメリカでは、90年代半ばからディスカウントショップでの大量低価格販売による大衆化が進み、ブランド価値が著しく下がった。それに伴い、最近ではディスカウントショップでの販売を規制する動きを見せている。


また同ブランドのセカンドラインは、「ck(シーケー) Calvin Klein」である。日本においては本来の「Calvin Klein」よりも価格設定が低いこちらの方が一般的である。
1942年 - アメリカ・ニューヨークに生まれる。
1962年 - ニューヨーク州立ファッション工科大学短期大学部卒業。
1968年 - 幼馴染で親友のバリー・シュワルツと共にCalvin Klein社設立。レディースウェアのプレタポルテコレクションを手掛け始める。
1972年 - スポーツウェア部門設立。同年3月、化粧品・香水部門の会社を設立。
1973年 - 最年少でコティ賞を受賞。以後1975年まで、3年連続この賞を受賞する。
1970年代後半 - ジーンズ・下着を手掛け始める。
1983年 - カウンシル賞を受賞。
1992年 - セカンドライン「ck Calvin Klein」創設。
1993年 - レディース・メンズ両部門でデザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞。
1995年 - ニューヨーク マディソン・アベニューに旗艦店をオープン。ヨーロッパで最初の「Calvin Klein Collection」を開催。
2001年 - 本国アメリカ市場からセカンドライン「ck Calvin Klein」を撤退。
2002年 - Calvin Klein社を4億3000万ドル(約520億円)でアメリカのアパレル会社フィリップス・バン・ヒューゼン(PVH)に売却し、PVH傘下に入る。
2003年 - クライン、デザイナーを引退。
2004年 - 後任デザイナーに、レディスはグッチで活躍していたフランシスコ・コスタが、メンズはロメオ・ジリのデザインチームにいたイタロ・ズッケーリが就任。
日本においては1975年に伊勢丹から、アメリカ人デザイナー第1号としてクラインの作品が発売されている。