BIOSでCPUファンの回転数を変更する

夜中のPC操作で気になる音と言えば、キーボードのカチャカチャ音と、マウスのクリック音、HDDのカリカリという音、そしてうなるPCファンです。
なるべく夜中の作業は静かに行いたいです、家族同居などの場合には気を使います。
キーボードはシリコンなどで対応、マウスはトラックパッドに変更、HDDはSSDに換装、あとはPCファンをどうするかです。そもそもパソコンは音の発生源が非常に多い機器です。ケースファン、電源ファン、CPUファン、HDD等からいつも音が出ています。さらにゲーム用PC部を見るとデスクトップもノートもグラフィックボードが搭載されていて、グラフィックボードのファンの音も追加されます。このなかだとCPUファンが一番うるさいので真っ先にCPUファンの静音化を図るのがおすすめです。
まず、可能であればBIOSでPCファンの回転数の調整などを行います、BIOS画面の呼び出し方法は基本的に電源を入れてF2ボタンなのですが、メーカーにより異なるので、説明書を読んでください。
BIOS画面は基本的にキーボード操作によるものなので、マウスは必要ありません、BIOSが起動したら、それぞれのマザーボードによりファンの呼び名が異なります。
○○FAN Controlなどと表記されているので、こちらを選択肢、設定をEnabled(自動制御を適用すること)で有効になり、ファンの回転数が変更できるようでしたら、メーカーにより表記はことなりますが、silent(静音)もしくは適度な回転数がわかるようでしたらマニュアル設定も良いでしょう。
最近の性能の良いCPUはそこまで発熱はしないと思いますが、使う人次第だと思いますので、設定を下げるようでしたら、あまりゲームや動画変換などは行わないほうが良いでしょう。
あとは、物理的にPCファンを高性能で静音性が高いものに変更します。

MAGMA ADVANCE UCMAA12A

ファンの羽の取り外しもできて掃除がしやすく、回転数も変更できるので静音したい人は回転数を下げましょう。

Silent 8PWM

風量は少なめなのですが、音は本当に静かですし、防振ゴムも付属しております。

NB-ELOOP B12-2

素材が非常によく、風量も得られます、回転の音があまり耳に障らないタイプなので高速回転しても気になりません。
上記のように、静音性を重視したファンに変更すると、回転数を調整して、より静かなPCにくみ上げることが可能です、夜中の作業などが必要な方、どうしてもファンの音が耳についてしまう方は回転数の調整、そしてファンの変更をしてみてはいかがでしょうか?