看護基準

学校は一クラスに対して、先生は一人です。同じよう看護では、患者の人数に対し、看護師の人数が法により定められていています。２対１、７対１、１０対１など色々あり何の事だかわかりませんよね。２対１を掲げている病院は、古い病院と言っていいでしょう。改正前の古い表記で、入院患者２人に対して、看護師が一人雇用するという考え方です。

改正後は１０対１を例にすると、患者１０人に対し、看護師一人が実際に働いているという考え方です。根本的に違うので、２対１などと言う手厚い看護はあり得ないのです。一般病院では、７対１の看護師の配置が評価されます。ですがこの配置により、看護師不足が今まで以上に広がってしまいました。

７０人の患者がいれば日勤看護師は１０人必要となり、その他に看護師長が必要です。夜勤等の交代制での勤務ともなれば２５人以上の看護職員が必要となります。手厚い看護を受けたい患者にとって、看護師の人数は気になるところでしょう。

看護基準は看護師が職場を選ぶ時や、患者が病院を選ぶ時に、重要なポイントとなるのです。

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