今週末はいよいよ凱旋門賞 毎年10月の第一日曜日、フランスで行なわれる欧州最大のレースが凱旋門賞(G1、芝2400メートル)だ。 例年、パリにあるロンシャン競馬場で行なわれるこのレースだが、昨年と今年は同競馬場のスタンド改装工事のため舞台をシャンティイ競馬場に移して開催される。 この大レースに強い憧憬を抱くのが騎手のクリストフ・ルメールだ。 2006年にはこのレースでディープインパクトを相対した彼は、フランスで生まれ、フランスで騎手となった。現在は京都に居を構え、日本をベースに騎乗しているが、母国の最大のレースへの想いは変わらず持ち続けており、「日本馬で凱旋門賞を制すのが僕の夢」と語る。実際、昨年はマカヒキの手綱をとり、今年はサトノダイヤモンドに騎乗して挑む。