働く意味とは？～ブラック企業蔓延る現代社会～

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• published: 21 Oct 2016
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チャンネル登録すると再訪問が楽になります。 役に立った!と感じた人は是非次のリンクをクリックして チャンネル登録してください。→ https://goo.gl/ehWDmn 電通過労死事件 → http://diamond.jp/articles/-/104894 牛のストレス死ニュース → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000027-mai-soci 【概要】 このテーマを選んだ理由は、電通の過労死事件です。 20代の女性が入社1年も満たないのに 残業100時間超えで過労死ということで、 死ぬ間際に母親に 仕事も人生もとてもつらい。今までありがとう。 とメールを送っていたようです。 自殺するまでにツイッターで仕事で かなり辛い思いをしていたことがわかる つぶやきを残しているので、如何に 真剣に自殺を考えていたかがわかります。 しかもこのニュースで専門家が残業100時間超えで 自殺を情けないと言う始末です。 どんな理由があっても自殺はその人 【個人の責任にしてはいけないと思います。】 電通は電通でこれで過労死が2人目だから 労働環境を整えなきゃならないと言っているようです。 政府も今回の件をきっかけに立ち入り捜査を 行っているようです。それをしたところで 死んでしまった高橋まつりさんが 生き返るわけでは無いですが、少しずつ 会社も政府も過労死や過酷な労働環境である 企業に対して改善の必要性を感じてきているようです。 働く意味ってあるんでしょうか？ 法律的には日本は勤労の義務があるので、 働かなくちゃならないことになってはいます。 しかし、現実の社会でいろんな会社があるなかで、 あまりにも度を越えた働き方を強要する会社も 存在します。 強要しないまでもみんな働いてるんだから 働けという空気を露骨に出して、 周囲も会社のペースに合わせがちになる ということも多いと思います。 いつの間にか 【「ブラック企業」という新しい言葉】 が出て来るほど 調べてみると ブラック企業という言葉が生まれたのは 大体2005年くらいから、もう10年くらい定着していて、 ブラック企業大賞といって大々的に取り上げられるくらい 問題になっています。 今この音声を聴いているあなたも「俺は まさにブラックな会社に所属している」と いう人もいると思います。 ブラックブラックと言いながらも認識、定義は バラバラの曖昧で本人が良ければブラックとも 認識されず、第三者が介入する余地がありません。 そもそもブラック企業の定義がどうのこうの… という話以前に、今、日本中の会社で 働き過ぎが直接的な原因で死んだ人が後を絶たない。 という現実から目を背けて良いんでしょうか？ 【働き過ぎで死ぬのは何も人間だけではない】 牛の乳搾り体験が取りやめになったニュースがあって、 その理由は、牛のストレス死がきっかけ。 動物ですら、過労死が起きている。 あえて大げさな言い方をすれば地球規模の問題。 僕自身インターネットで会社名を検索して 関連するキーワードに「ブラック」と出る 会社に以前勤めていたことがありました。 2ちゃんねるなどの匿名掲示板サイトで それなりに話題になるような会社でした。 ネットの情報がすべてではありませんが、 労働基準法に抵触する部分はある会社でした。 営業会社でしたが、軍隊のような組織で アポを取らないと時には罵倒も当たり前 という感じでした。残業代も出ませんでした。 結果が求められる営業会社では共通して言える ことだと思いますが、 【残業が出ない会社はざらです。】 僕の同期は30人くらいいましたが、 1週間もしないうちに半分以上が辞めていきました。 今ではこのような話は珍しく無いですよね。 別にブラック企業に入ってしまったからといって 当時僕自身はブラックだなぁという認識はありませんでした。 創業10年未満のベンチャー企業で若手であっても 結果を出さなければ生き残れないという 雰囲気が出ていました。なので厳しいことはありました。 しかし、極端な話、辞めたければ辞めれば良いだけじゃないか。 という考えでもあるので、楽観視していました。 中には簡単に辞めることが出来なくて、 責任感を過剰に持ってしまって、 最終的に心も身体もボロボロ、時には死ぬ人も いる。というのが今の日本の現状です。 働くことが原因で死ぬなんてよっぽどだと思っていて、 【ずっと他人事だったのですが…】 僕がブラックの会社に勤めた後、次に 入った会社では、少し前に過労死で亡くなった人が 出たという話があって、問題になっていました。 その後、僕の仲良くしている後輩が USENに入社してかなりのブラックだという 話で、直属の上司が過労死したという話をききましたし、 また別の友人の彼女のお兄さんが 過労死で亡くなったという話も小耳にはさみました。 殺人事件や病気で亡くなるといった話よりも 個人的には過労が原因で亡くなるという話が 1番多いことに気付きました。 で実際はどうなのか？厚生労働省の 調べによると、自殺者数は平成19年あたりから 年々増えていて、平均して年間3万人くらいが 過労とか、勤労が原因で自殺しているというデータがあります。 あと興味深かったのは、 【精神疾患に係る労災認定の 件数も年々増加しています。】 これはさすがに不味いなと思いましたので、 今回の音声では働く意味について 今一度考えて、働き方を見直すきっかけになれば 良いなと思います。 嫌なら辞めちゃえば良いじゃんという ある意味非常識と思われるかもしれない 楽観主義の人は良いのですが、 旗から見たらどう考えてもブラックな企業に 入社したけれど、真面目過ぎて身体が ボロボロになるまで会社に尽くしてしまう人もいます。 真面目気質の方は特に注意が必要で、働く意味を見直してもらって、 働く以前に生きる喜びを再確認して欲しいと思います。 【目次】 ・なぜ僕達は働かなくちゃならないのか？ ・働く意味とは？ ・多様化する働き方 ・自分の人生は自分で決めよう。 【なぜ僕達は働かなくちゃならないのか？】 奥さんがいて、子供もいて、所帯があるという人は、 それは確かに働かなくちゃならないのは当たり前です。 しかし、働くのが好きな人は良いですけど、 内心苦しいと思っているなら、 今の仕事、会社で無くても良いはずです。 世の中にはいろんな会社があります。 家族の面倒を見るのが嫌だ！と思ったら 離婚することも出来ますし、 慰謝料が払えない！というなら自己破産出来ますし、 一切働けない！というなら生活保護が受けられる。 かなり極端な話ですが、実際日本はそういう国で、 世界的に見たらそんなに働く必要が無い国です。 だけど働く。それはなぜか？ 【働く意味とは？】 お金が欲しいから？飯を食うため？ 家を買うため？車を買うため？生きるため？ 人によっては生きる＝働くという現実を持っている人も いるかもしれません。 生きるってじゃあどういうことでしょうか？ 人間が生きることをわかりやすく説明する為に アメリカの心理学者のマズローさんの 5段階欲求説についてお話します。 人が働く理由は承認の欲求、誰かに認められたいとか、 社会に貢献したいという欲求から来ている。 つまり、働かなくても別のことで誰かに 認められたり、コミュニティがあるならば 必ずしも働く必要は無いわけです。 今更なんですが、ここで言う「働く」という言葉は 誰かに頼まれて嫌々やることのことだったり、 たいして意味もないのに時間拘束されることのことを言います。 仕事に価値を見出していて、楽しみを見出している 人はある意味ここで言う「働く」っていうより、 価値を生み出す為に行動しているっていう言い方が出来ると思います。 【多様化する働き方】 ここまででマズローの5段階欲求説を見れば 人は社会的欲求を満たしさえすれば別に働く 必要は無いとお話しました。 ようするに僕達は会社というコミュニティ、 環境を利用して、楽しく生ければ良いわけで、 ブラック企業に振り回されて嫌々働く必要は無いわけです。 もちろん、世間的にはブラックと呼ばれる会社に 属していながら当人はブラックなんて認識は無く、 むしろこれが自分の天職だと心から思って 仕事をしている人もいるので、 結局はその人次第になるわけです。 しかし、今は会社はいろんな働き方を推奨していて、 例えば、ユニクロが週4日勤務で週休3日制を導入しました。 【ユニクロの狙い】 としては、ブラックのイメージを 払拭したい、離職率を抑えたいわけです。 あとは派遣や契約社員の形にはなりますが、 週休4日を謳う会社で、「ゆる就」というのが あります。あんまり有名ではありませんが、 多くの若者の心を捉えていたのか 説明会はすべて満席になっていました。 しかもこのゆるい就活を手がけるのは 慶応大学の特任助教授ということです。 頭の良い人達も今の日本の働きの常識を 疑って、新しい常識を作ろうとしています。 安倍総理も「働き方改革」と名前を付けて、兼業 の道を広げたり、40歳以上の方の転職活動を応援したり、 残業の削減などに注力した動きを見せています。 ユニクロほど珍しいことではありませんが、 例えば僕の友人はハローワークで働いていて ホワイト企業を斡旋する側なわけなので、 法的に定められた有給はすべてきっちり取る というスタイルを貫いています。 なので、毎月、2日3日は有給を使っています。 【民間の企業では考えられないこと】 ですよね。 他にも会社に勤めながら副業をする、 週末起業という考え方も昔に比べれば かなり定着していますし、 ノマドワーカーなんて言葉も出てきて、 場所にとらわれずに働くフリーランスも 10年20年前に比べると凄く増えたと思います。 派遣という働き方も今では珍しいことではありませんよね。 後は働き方になるかどうかはわかりませんが、 あるデータでは、子供が将来なりたい職業の1位が Youtuberという統計もあります。 昔だったら芸能人になりたいとかだったのが 今ではYoutuberになっているわけです。 それだけ、 【働き方、選択肢は広がっている。】 にも関わらず、既に社会に出ている人の中には 視野が狭まってしまって今の会社でなんとか やっていくしかないというような固定観念に 縛られている人も少なくないと思います。 1つの会社に腰を据えることは悪いことではありませんし、 むしろ讃えられるべきですが、当の本人が 心の底から求めている仕事であることが前提です。 苦しいだけで続けているのならそれは いつかガタがきます。 終身雇用は過去のものとなって、今は 働き方は自分たちで選べる時代になっています。 もちろん社風によっては、「うちの会社は 全くそんな雰囲気は無いよ。」という人も いつかもしれませんが、 大事なのはあなたがどうしたいか？ どんな無茶苦茶な会社にいたとしても 自分の意思で休めない会社なんて有り得ないし、 自分の人生は自分で決められないなんて 僕は違うと思います。 【自分の人生は自分で決めよう。】 ...etc