エクステリア (外観・外構)のプロ 67,171件

まずは、「エクステリア」「外観」「外構」の意味と、それぞれが示すスペースを詳しく見てみましょう。

エクステリアとは

一般的に建物の外側全体を指し、外壁、庭、門扉、塀、フェンス、物置、車庫などが含まれます。家周りに使用される建築資材や、家の全景、または家が地域に溶け込む様に対しても使われることもあります。「外観」と「外構」をまとめた名称として位置づけられています。

外観とは

エクステリアの中でも「住宅の景観」を決める箇所で、「家のつくり」そのものを意味します。「純和風の邸宅」や「古典的な洋館」、あるいは「すっきりとした近代的な家」などという印象は、外観デザインが放つメッセージと言えます。建築家や建築デザイナーが企画や設計に参加して作られたデザイナーズ住宅とよばれる住宅には、シンプルモダン、コンテンポラリー、和モダンといった外観スタイルが取り入れられるケースが多いようです。また、羽目板、塗り壁、レンガ、タイル、サイディング（窯業系サイディング）、ガルバリウム鋼板（金属系サイディング）などの外壁材や、外壁に使われる色なども、外観を左右する大きな要素となります。エクステリアのプロでも、取り扱う外壁材の種類によっては慣れ、不慣れがあるケースや、プロの持つ色彩感覚が依頼主の求めるものとは異なる場合もありますので、仕事を依頼する際は、思い描く外観イメージと、今までにプロが手がけた事例がぴったりマッチするか確認するようにしましょう。

外構とは

庭を含めた敷地全体、および、門扉や玄関アプローチ、車庫、カーポート、フェンス、塀、柵、垣根などの外周りの設備や、植栽、物置など、住宅の建物の外にある建造物全体を指します。外観同様、外構も最近ではエクステリアとあまり区別されずに使われています。外構をリフォーム・リノベーションする場合、門扉をリフォームするのか、フェンスは設置するのか、など、対象となる構造物の種類が多いのが特徴です。そして、基礎工事が必要なケース、技術力だけでなくデザイン力が求められるケースなど、必要とされる能力が多種多様な領域にわたるため、複数の業者に仕事を依頼する必要がある場合があります。また、逆に、ある一部は DIY するなど、場所によって専門家に任せたり、自分で行ったり、様々な選択肢が考えられます。外構の専門家が得意とする分野が何か、別のプロと協力して仕事を進める協調性はあるかなどのポイントを確認することが重要となります。

エクステリア (外装) の特性と役割

室内装飾を意味する「インテリア」の対義語で、外装を意味する「エクステリア」の特性として、デザイン性があげられます。家周りを囲み、室内への道を作る外構は、外観と調和されている必要があります。また、家の顔となる外観は、住む人のこだわりを反映し、美的感覚を満足させるものである必要があります。さらに、都市景観を形成する一要因として、隣接する家と共に町並みを端正に築きつつ、圧倒的な存在感で暮らしを称えるものであってこそ、理想のエクステリアは実現されるのです。「見せるエクステリア」にとって最も重要なのは、さまざまな要因が織りなすバランスと言えるでしょう。エクステリアをリフォーム・リノベーションする際は、このバランス感覚に優れたプロに依頼することをおすすめします。

外装業者・外構業者の選び方

エクステリア（外観・外構）のプロを選ぶ上で重要な確認リストです。あなたのライフスタイルやライフステージに合った理想的な暮らしを実現するプロを Houzz で見つけてください。

• 相性がいいと思いますか？
  
• コミュニケーション能力に納得できますか？
  
• 信頼できますか？
  
• 現場力はありますか？
  
• 設計能力はありますか？
  
• 監理能力はありますか？
  
• コストマネジメント能力に納得できますか？
  
• エクステリアのプロの得意分野と思い描く暮らしのイメージが一致していますか？