キャプチャ対応 BPM
情報のキャプチャ、BPM、ダイナミック案件管理の緊密な連携
今日の企業や政府機関は、さまざまなソースから発生する膨大な量の情報を扱わなければなりません。それらの情報を管理し、生産性を向上させ、かつ顧客のニーズに対応するためには、効率的な自動化されたビジネスプロセスが不可欠です。これは簡単に実現できる課題ではありません。各ステップにおいて社内外で発生する情報には、人間によって判断され、処理されるものがあります。その過程で処理が遅延し、エラーが混入し、コンプライアンスリスクにもつながるおそれがあります。
このような課題を解決するために、以下の諸機能を強力に統合した、キャプチャ対応の BPM ソリューションを提供しています。
情報のキャプチャ
コンテンツをキャプチャすることにより、分類、抽出、確認の自動化、さらにはアプリケーション、プロセスおよびリポジトリへの配信までを自動化し、従来の手作業中心のプロセスを削減します。
ダイナミック案件管理
コラボレーションを可能にする情報集約的なプロセス。段階的な対応、人間の判断、調整が必要な外部のイベントによって実行されます。
ビジネスプロセス管理（BPM）
ビジネスプロセスをコントロールする一つの方法です。テクノロジーとマネジメントルールを組み合わせて、より効率的な作業のための改善を行います。
仕組み
情報が組織内に入った時点で、Kofax の Capture Enabled BPM（キャプチャに対応した BPM）プラットフォームが自動的に、人手を介さずにその情報をキャプチャ、抽出、確認、および分類します。その後この情報は、それを利用するのにふさわしい担当者、プロセス、またはデバイスに対して、適切なタイミングと適切なフォーマットで提供されます。紙の帳票、FAX、電子メール、SMS、XML、PDF フォーマットなど、情報の形式に関係なく、その内容を把握して何をなすべきかを判定するのに要する時間が大幅に短縮されます。その情報の送り先も、業務アプリケーション、コンテンツリポジトリ、ERP や CRM システム、 Microsoft® SharePoint® など、いずれにも対応します。
Capture Enabled BPM は情報の取り込みプロセスを自動化するだけのソリューションではありません。強力で柔軟なビジネスプロセスを設計することで、高品質の整理された情報が即座に、かつ自動的に、全社内のアプリケーションやリポジトリ、およびワークフローに配信されます。情報の流れは、顧客関係の開始（新規口座の開設、入会申し込みなど）から注文取引（ローンの引き受け、保険金の請求処理など）、さらには顧客サービスや対応（ポートフォリオ管理、クレーム対応など）まで、顧客との関与が発生する全ライフサイクルを通じて自動化され、管理することができます。
整理された情報へのアクセスが増加することにより、知識労働者はより迅速に、かつより多くの情報をもとに判断を下すことができます。またキャプチャされたコンテンツに例外や不一致があった場合の扱いも改善され、より効果的なダイナミック案件管理が達成されます。 このことがさらに、より流動的で効率的なプロセスを作り出すことにより、組織は営業コストの削減や顧客サービスの向上が実現可能になります。 Kofax TotalAgility™ は、プロセスの設計、自動化、シミュレーション、人手による作業を管理するためのワークフロー制御、ビジネスアプリケーションをプロセスとビジネスルールにリンクさせるための統合ツールを提供します。
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