2015年9月に世界193か国が合意し、国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」。このSDGsを事業戦略に取り入れようとする動きが世界各国の企業で始まっています。SDGsを、CSR活動だけでなく、本業のイノベーション機会として捉えることが求められているのです。Japan Innovation Network (JIN)と国連開発計画 (UNDP)が共同で立ち上げた、ビジネスでSDGsの達成を目指すプラットフォーム「SHIP (SDGs Holistic Innovation...
2015年の国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、企業等とのパートナーシップを通じた開発課題の解決がゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)として設定されました。また、同年11月にトルコで開催されたG20においても、途上国開発における官民連携、なかでも「インクルーシブ・ビジネス」の重要性が明示されるなど、ビジネスを通じた開発課題解決への貢献が、国際的な潮流として強まっています。...
東京 2016年12月14日(水) 10時30分 東京における国際女性会議WAW!に再び参加することができ、大変光栄です。今回3度目のWAWへの参加となり、この場に戻って来られて大変嬉しく思います。 私は日本政府のジェンダー平等と女性のエンパワーメントに対するコミットメントを称賛します。私たちは日本のような国からの声を更に必要としています。 ジェンダー問題は現在、転換の局面を迎え、かつ不安定な状況でもあります。人権と開発の担い手としてのジェンダー平等は、これまでの開発フレームワークと比較し、2030アジェンダと持続可能な開発目標(SDGs)の中でより確立されたものになっています。...
概要 国連開発計画(UNDP)は、2010年から、東ティモールにおける移動裁判所事業(Mobile Courts)を開始しました。移動裁判所は、裁判所が置かれていない田舎(地方)に専門家を派遣して裁判などの司法サービスを提供する事業で、国民の司法アクセスを改善するために行われています。 移動裁判所事業が行われることになった背景...
はじめに 国連開発計画(UNDP)は2016年4月から、日本政府の拠出30万米ドルにより、司法アクセスクリニック(Access to Justice Clinics:AJCs)プロジェクトを開始しました。クリニックの設立は現在進行中で、UNDPはパートナーとなる地元の市民社会団体とパートナーシップを組んでいます。同クリニックは、法的サービスの無償提供を中心とした、脆弱な人々(経済的な困窮者や女性・子ども等)を法律面で支援する事業で、東ティモールのいくつかの地域で試験的に行われる予定です。 司法アクセスクリニックの内容...
Giving Tuesdayとは? #Giving Tuesday とは毎年、慈善活動を国際的に記念した日です。日本では、寄付月間2016 -Giving December-(寄付月間推進委員長:小宮山 宏 三菱総合研究所 理事長/元東京大学総長)として2015年から推進委員会を発足させて啓発・広報イベント、キャンペーンを実施し、国連開発計画(UNDP)も推進委員を務めています。 2016年11月29日(火)、世界中の慈善団体、家族、企業、自治体、学生たちが慈善活動に敬意を払い、そしてコミュニティに貢献をするという共通の目的のために団結します。 これはシンプルなアイディアです。...
紺野美沙子国連開発計画(UNDP)親善大使が8月3日から9日にかけてケニアを公式訪問しました。8月27日、28日に日本政府がUNDP等と共同で開催する「第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)」に先駆けて、紺野美沙子UNDP親善大使はケニアにおける国連や日本政府の開発プロジェクト、日本企業やNGOの取り組み、気候変動の影響などを視察しました。今回の視察は、UNDPと、紺野親善大使が著名人メンバーを務める「なんとかしなきゃ!プロジェクト」で共同実施しました。...