庭・ガーデニング・造園のプロ 151,799件

庭師の種類

「庭・ガーデニング・造園のプロ」と言っても、得意とする庭の広さや施工は異なります。造園業に携わる専門家には、次のような種類があります。

• ランドスケープ設計施工 : 住宅の庭づくりの設計から施工、管理までを行う業者。その土地の環境や気候に合った造園設計をしてくれます。
  
• ランドスケープアーキテクト・ランドスケープデザイナー : 住宅だけでなく、敷地・庭を含めた景観を含めて設計および建築する専門家。
  
• 植木屋 : 庭木のお手入れや剪定、伐採をする職人。ライフスタイルや土地・気候にあった植栽を選ぶこともしてくれます。
  
• 芝生業者：芝生の販売、庭の芝張り、芝生張り替え、芝生の手入れを担当する業者。広い庭ではスプリンクラー設置や芝刈りの相談にも乗ってくれるでしょう。
  
• サンルーム施工 : 家庭用の温室や、コンサバトリー、ガーデンルームなどを設置・増設する業者。

庭・ガーデニング・造園の種類（1）（戸建て編）

庭師には、戸建ての庭園のデザインから、マンションのベランダガーデニングの手入れまでさまざまな仕事があり、内容によって依頼から完成までにかかる時間や費用も大きく異なります。

戸建ての庭では水をまく範囲が広いため、基礎整備や配管工事などの土木的工事が必要となります。敷地の位置が道路よりも低かったり、高低差がなかったりすると、水勾配が十分に取ることができません。そのままにしておくと、庭に水たまりができる、虫が増殖するといった原因に繋がります。また、家の建物の基盤が腐食する原因にもなりますので、水はけを含む基礎工事に精通したプロを選ぶようにしましょう。立地条件の都合上水はけ工事ができない場合、水やりのいらない、石や砂で山水の風景を表現した日本庭園（和風庭園）「枯山水」に仕上げることをおすすめします。いずれの場合も、戸建ての庭をつくるには時間と費用がかかりますので、希望する庭のスタイルや予算を事前にプロと綿密に相談するようにしましょう。

庭・ガーデニング・造園の種類（2）（マンション編）

アパートやマンションのように庭のない集合住宅の、ベランダやバルコニーなどのスペースを利用して庭を楽しむことを「ベランダガーデニング」と呼びます。ハーブや野菜を育てる家庭菜園や、咲く季節が異なる花をひとまとめにしたプランターなど、ベランダガーデニングの楽しみ方はいろいろです。ベランダガーデニングの注意点として、日照条件（量・時間）や気温、風の強さなどが挙げられます。また、ベランダは共有スペースであるため、火災のときなどの避難通路として指定されていることがあります。この場合、避難通路を塞ぐような大きな棚や鉢植えを置くことはできません。また、洗濯物を干す場所でもあるため、階下に水や肥料が流れ落ちない工夫をすることも大切です。このように、ベランダガーデニングは戸建ての庭よりも安く、手軽に楽しむことがでますが、特有の注意点も存在しますので、知識と経験のある専門家に相談するとよいでしょう。

庭・ガーデニング・造園・庭師選びのポイント

庭・ガーデニング・造園のプロを選ぶ上で、重要な項目をリストアップしました。確認リストとして、ぜひご活用ください。

• 相性がいい、と思いますか？
  
• スムーズにコミュニケーションできていますか？
  
• 信頼できますか？
  
• プロの得意分野とイメージする庭は一致していますか？
  
• 料金制度は納得できるものですか？
  
• 造園施工管理技士の資格を持っていますか？