雨宮処凛
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1975年、北海道生まれ。

作家・活動家。

2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。

以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。

2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。

著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社文庫)、『仔猫の肉球』(小学館)など多数。

最新刊は『14歳からの戦争のリアル』(河出書房新社)。

「反貧困ネットワーク」世話人、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長。

雨宮処凛さんによる記事一覧

声を上げる人を嘲笑する人々〜「ニュース女子」の暴力〜

(4) コメント | 投稿日 2017年01月19日 | 10時51分

とにかくこの国の多くの人は、「声を上げる人」が嫌いなのである。

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年末に「越年」現場を巡り、貧困バッシングについて考えた。

(2) コメント | 投稿日 2017年01月12日 | 09時35分

「だって私、死ぬほどキツい中仕事してんのに、誰も私にオニギリなんかくれないんですよ!」なんだかそれは核心をついた言葉のように思えた。

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カジノ法案とギャンブル依存症。

(3) コメント | 投稿日 2016年12月15日 | 11時15分

世界のギャンブル機器の3分の2が日本に集中しているとは、驚きの数字である。では、そんなこの国でギャンブル依存症になっている人はどのくらいいるのだろうか。

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『しんさいニート』から、誰も置き去りにしない復興を考える。

(1) コメント | 投稿日 2016年12月01日 | 13時18分

近い将来、過去を振り返る時、「あそこが分岐点だった」と言われるかもしれない年。だけど、世論は盛り上がりを見せてはいないし、関心も高いようには思えない。

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南スーダンに先発隊出発〜「駆けつけ警護」と、「最悪」の想定〜

(6) コメント | 投稿日 2016年11月23日 | 10時07分

2016年11月18日、稲田防衛大臣は、南スーダンPKOに参加する陸上自衛隊部隊に、「駆けつけ警護」など新たな任務を与える行動命令を出した。

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まさかの「命の砦」二本立て! 設立イベントと、ある若者との出会い

(2) コメント | 投稿日 2016年11月17日 | 11時50分

寒い中、街を彷徨い、空腹で、疲れ果て、荷物は重く、自殺や餓死が頭をちらつく。

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障害者はゴミでも天使でもない!  〜剥き出しの人間讃歌! 障害者のバンド「スーパー猛毒ちんどん」の衝撃!!

(1) コメント | 投稿日 2016年11月11日 | 10時27分

スーパー猛毒ちんどん「常識を打ち破り、お世話される対象としての障害者像を壊したい」

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どこに着地していいのかわからない体験〜アイドルのライブで耳にした不穏な言葉

(13) コメント | 投稿日 2016年10月27日 | 12時25分

しばらくの間、ぽかんとしていた。だけど、それからずっとずっと生で見たかったアイドルたちがステージに登場しても、私はなんだか凍りついたように動けなかった。

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電通過労死認定から、この国の非常識な「普通」を考える。

(2) コメント | 投稿日 2016年10月20日 | 10時58分

また起きてしまったか…。電通に勤めていた24歳の女性・高橋まつりさんの死が労災認定された報道を受け、最初に浮かんだ言葉だ。

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石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。

(11) コメント | 投稿日 2016年09月29日 | 11時19分

私は心の底から驚いた。あの石原慎太郎が弱音を吐いている。しかし、それでも同じ対談で障害者差別発言をする彼の存在が、私の中でますますわからなくなった。

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すべての貧困バッシングは、通訳すると「黙れ」ということ 「犠牲の累進性」という言葉で対抗しよう

(4) コメント | 投稿日 2016年09月01日 | 11時44分

「もっと大変な人がいる」と誰かの口を塞いだ果てに起きることはなんなのか。

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「非の打ち所のない貧しい人」ってどこにいるの? 〜高校生バッシング、もういい加減やめませんか

(5) コメント | 投稿日 2016年08月24日 | 16時47分

今、私は「嫌な予感」に包まれている。そして2012年の悪夢が蘇る。芸人の母親が生活保護を受けていたということが発覚した際の騒動だ。

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戦後71年に考える「私と戦争」〜惨めすぎた20歳の夏が、戦争との出会いだった〜

(2) コメント | 投稿日 2016年08月18日 | 10時54分

戦争について考えること、社会や政治について考えること。それぞれに、思いがけないきっかけが、ある日突然、訪れるのだと思う。

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障害者の世界は、「豊か」だ。

(2) コメント | 投稿日 2016年08月04日 | 10時08分

容疑者は、障害を持つ人々を殊更に「不幸」と決めつけているわけだが、今、私は「そんなことはない」と声を大にして言いたいのだ。

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「オレオレ都知事」からの脱却。だからと言って女性だからいいわけではない〜都政に望む住宅保障〜

(2) コメント | 投稿日 2016年07月28日 | 10時03分

住む場所がなければ、どんな就労支援も意味がない。住民票がなければ選挙権もない。様々な「人権」が、あっさりと失われてしまう。

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「たまごっち感覚」でいい〜参院選を終え、これから私たちがすべきこと〜

(0) コメント | 投稿日 2016年07月15日 | 13時58分

「自分たちの声を届けてくれる議員」を支え続けること。そんな議員をたくさん作っていくこと。これは次の選挙を待たずに今すぐにできることだ。

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投票日までに改めて考えたいこと~バングラデシュテロと、現在のイラク、そしてイラク戦争検証

(1) コメント | 投稿日 2016年07月07日 | 11時35分

この10年間、静かにいろんなことが変化して、そして気がつけば一見同じに見える風景が、土台から変わっていた。10年後は、一体どうなっているだろう。

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参院選と、利根川一家心中事件の裁判。

(0) コメント | 投稿日 2016年06月30日 | 10時16分

裁判を通して強く思ったのは、彼女のスティグマ(恥の烙印)は、自民党政権こそが利用してきたものだということを忘れてはいけない。

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家賃を下げろデモ! 〜住宅問題でも声を上げ始めた若者たち〜

(2) コメント | 投稿日 2016年06月16日 | 11時26分

家賃が高すぎる――。賃貸物件に一度でも住んだことがある人ならば、誰もが思ったことがあるだろう。

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加害の記憶、被害の記憶 〜オバマ大統領広島訪問から考える〜

(1) コメント | 投稿日 2016年06月02日 | 11時11分

被爆者の方が「未来志向」と口にする時、どれほどの憎しみや葛藤を乗り越えてきたのだろう、と果てしない気持ちに包まれ、ただただ頭が下がる思いがある。

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