ファビオ・ルイージ

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ファビオ・ルイージ
Fabio Luisi
Fabio Luisi 2009.jpg
ファビオ・ルイージ (2009年)
基本情報
生誕 (1959-01-17) 1959年1月17日(57歳)
出身地 イタリアの旗 イタリアジェノヴァ
ジャンル クラシック
職業 指揮者
担当楽器 指揮

ファビオ・ルイージルイジとも、Fabio Luisi1959年1月17日 - )はイタリアジェノヴァ出身の指揮者

略歴[編集]

パガニーニ音楽院でピアノのディプロマを取得し、アルド・チッコリーニに師事。グラーツ音楽院ミラン・ホルヴァートに師事し、1983年、同音楽院を卒業。1984年よりグラーツ歌劇場で活動を始める。1990年にはグラーツ交響楽団を創設し、1995年まで芸術監督を務めた。西ドイツおよびオーストリアの歌劇場を転々としながら経歴を重ねてきた。1996年から2007年までライプツィヒ放送交響楽団芸術監督、1997年から2002年までスイス・ロマンド管弦楽団首席指揮者。2005年からウィーン交響楽団首席指揮者を務めている。また、2007年8月よりザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)およびシュターツカペレ・ドレスデン音楽監督に就任した。しかし、シュターツカペレ・ドレスデンにおいては、2010年のジルヴェスターコンサートの指揮者をクリスティアン・ティーレマンとすることが、音楽監督たる自身の与り知らぬところで決定された、と主張し、任期満了を待たずして一方的に契約を破棄している。2010年より2012年までパシフィック・ミュージック・フェスティバル芸術監督、2012年よりメトロポリタン歌劇場首席指揮者ならびにチューリッヒ歌劇場音楽総監督。 2013年には、メトロポリタン歌劇場とのワーグナーの連作オペラ「ニーベルングの指環」の録音によりグラミー賞を受賞。

外部リンク[編集]

ファビオ・ルイジ公式サイト

参考文献[編集]

  • Fabio Luisi: Erst der halbe Weg. Autobiografie. Aufgezeichnet von Walter Dobner, Böhlau Verlag, Wien 2008, ISBN 978-3-205-77737-3
先代:
イサーク・カラプチェフスキー
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
首席指揮者
1995 - 2000
次代:
カルロス・カルマー
先代:
ダニエル・ナザレス
MDR交響楽団
首席指揮者(3人並立制)
1996 - 1999
次代:
ファビオ・ルイージ(単独)
先代:
マルチェッロ・ヴィオッティ,
マンフレート・ホーネック,
ファビオ・ルイージ
(3人並立制)
MDR交響楽団
首席指揮者
1999 - 2007
次代:
準・メルクル
先代:
ジュゼッペ・シノーポリ
(着任せず)
ザクセン州立歌劇場
音楽総監督
2007 - 2010
次代:
クリスティアン・ティーレマン
先代:
ヴァレリー・ゲルギエフ
メトロポリタン歌劇場
首席客演指揮者
2010 - 2011 
次代:
- 
先代:
ジェームズ・レヴァイン
メトロポリタン歌劇場
首席指揮者
2011 -2017
次代:
-
先代:
ダニエレ・ガッティ
チューリッヒ歌劇場
音楽総監督
2012 -
次代:
-
先代:
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス
デンマーク国立交響楽団
音楽監督
2017 -
次代:
-