米FRB特集
米鉱工業生産予想以上の落ち込み、公益・製造業重しに
[ワシントン 14日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が発表した11月の鉱工業生産指数は0.4%低下、市場予想の0.2%以上の落ち込みとなった。公益や製造業が下押し要因となった。記事の全文
図表で見る米連邦公開市場委員会(FOMC)
フェデラルファンド(FF)金利
ドットチャート
米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーによる金利予想。各ドットは委員1人の予想レンジの中間値を表す。
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米雇用統計
米消費者マインド
米国債利回りと株価の推移
個人消費支出価格指数の前年比推移
ISM景況指数
ジャネット・イエレン氏
(前FRB副議長、歳)100年の歴史を持つFRB初の女性議長となった。
2010年からFRB副議長。バーナンキ議長の積極的な景気支援措置を支持し続け、失業率を下げるために多少のインフレは容認する「ハト派」とみなされている。
金融・経済政策に関する経験は豊富。クリントン政権で経済諮問委員会(CEA)委員長、その後、サンフランシスコ地区連銀総裁を務めた。
著名な経済学者。エール大学で博士号を取得、カリフォルニア大学バークレー校やハーバード大学で教鞭を執った。夫はノーベル賞を受賞した経済学者のジョージ・アカロフ氏。息子も経済学の大学教授で、13歳までに経済学を志したという。
スタンレー・フィッシャー氏
(前イスラエル中銀総裁、歳)旧北ローデシア(現在のザンビア)生まれ。
イスラエルと米国両方の市民権を有する。イスラエル中銀総裁としての在任期間は8年で、2013年6月に退任。
1994─2001年に国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事、それ以前は世界銀行でチーフエコノミストの職に就いていた。
長年、マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学の教鞭をふるったフィッシャー氏の教え子には、バーナンキFRB前議長や欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁、サマーズ元米財務長官に加え、グレゴリー・マンキュー氏など著名経済学者が名前を連ねる。