GQがお届けする「ランバン」に関する記事ページです。
ジャンヌ・ランバンが1889年、帽子店をパリのフォーブル・サントノーレに開業したのが始まり。1867年フランス生まれのジャンヌ・ランバンは、娘のマルグリット・マリー=ブランシュのために作っていたドレスをきっかけに子供服部門を創設し、1909年からはクチュールの世界に入る。
東洋の手仕事に魅了され、刺繍やパールなど装飾豊かでエレガントなコレクションを発表。ブランドカラーである"ランバン ブルー"は、フラ・アンジェリコから着想を得た透明感のある青色。モードをライフスタイルと見なしたスタイリスト的感覚を持ち、ブランド理念を確立する。
26年「レジヨン・ドヌール勲章」受章。27年には娘の30歳を記念した香水「アルページュ」が誕生。母娘が手を取り合う姿のロゴマークは、ランバン母娘の写真をイラスト化したものが採用されている。
1946年にジャンヌ・ランバンが死去。1993年からはプレタポルテのみに特化し、現在は2001年にデザイナーに就任したアルベール・ エルバスがレディースを、ルカ・オッセンドライバーがメンズを担当。ジャンヌ・ランバンが生涯貫き通した"着ている服ではなく、その人らしい印象を残す服を創っていく"というブランドの精神は、パリ最古のメゾンとの現在にも息づいている。
★ランバンに関連する注目コレクション:
・ランバン──2017春夏パリ・メンズコレクション
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