基本的な投資の話

投資にはさまざまな種類があります。中でも特に有名なものが、株とFXでしょう。株は証券取引市場に上場されている企業の株を買い、その株の価格が高くなったところで売却することでその差額を利益として得る形の投資です。FXは株ではなく通貨の取引を行ないます。正確には外国通貨為替取引とよばれるものです。円でドルを買う、円でユーロを買う、ドルでユーロを買うなどの取引をして、その後に売ることでその差額を利益とします。

株も通貨もその売買価格は変動を続けています。特に通貨は秒以下の単位でその売買相場が激しく変動します。そのため、売買のタイミングを計ることで、安くなっている時に買って、高くなった時に売る取引をすることで利益を得ることができます。

これらは自分自身で投資の取引をして、利益を上げることになりますが、その他に投資信託という投資方法もあります。この投資信託は「ファンド」とよばれ、その仕組みは、多数の投資家からお金を集めて、そのお金を資金として、投資の専門家が株式投資や債券購入に使い、得られた利益を投資家に分配するといったものです。分配される金額は投資した金額によって割合が決められます。ただし、必ずしも利益が出るものではなく、元本割れをしたために分配がなされないこともあります。