AWS CloudFormation は、関連する AWS リソースの集約を整った予測可能な方法でプロビジョニングおよび更新し、開発者やシステム管理者が容易にそれらを作成、管理できるようにします。
お客様は、AWS CloudFormation のサンプルテンプレートを使用したり、独自のテンプレートを作成したりして、AWS リソースおよびそのアプリケーションを実行するために必要な関連するすべての依存関係や実行時のパラメータを記述することができます。AWS サービスをプロビジョニングする順番を見つけたり、依存関係が機能するように細かく注意したりする必要はありません。CloudFormation が代わりに行います。AWS リソースがデプロイされたら、管理された予測可能な方法でそれらを修正/更新でき、実際にはソフトウェアに対して行うのと同じ方法で AWS インフラストラクチャにバージョン管理を適用できます。AWS CloudFormation Designer でドラッグアンドドロップインターフェイスを使用して、テンプレートを図として視覚化し、編集することもできます。
お客様は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェース、または API を使用して、テンプレートおよびそれに関連するリソースの集約(スタックと呼ばれる)をデプロイ/更新することができます。CloudFormation は追加料金なしでご利用いただけ、お客様のアプリケーションを実行するために必要な AWS リソースの料金のみをお支払いいただきます。
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お客様がどのように AWS CloudFormation および他の AWS サービスを使用しているかをご覧ください。
BBVA を構成するオンラインバンクである Simple がどのように AWS CloudFormation を利用し、インフラストラクチャをコードとして管理しているかご覧ください。同社では、AWS を使用して仮想バンキングプラットフォームを運用し、Payment Card Industry (PCI) Data Security Standard (DSS) 準拠の開発環境と本番環境を達成しています。Simple では AWS を使用することで、以前は数か月かかっていた処理の自動化に成功し、IT インフラストラクチャの管理ではなくカスタマーサービスにフォーカスすることができています。
AWS CloudFormation は、幅広い AWS リソースをサポートしているため、アプリケーションのニーズに合わせて、高可用性、高信頼性、および高拡張性の AWS インフラストラクチャを構築できます。
CloudFormation では、AWS リソースのコレクションを簡単に整理、デプロイし、実行時にわたす依存関係や特殊なパラメータを指定できます。そのままでも、または土台としてでも、たくさんある CloudFormation サンプルテンプレートのいずれかを使用できます。
ご希望のインフラストラクチャを作成するには、テンプレートに必要な AWS リソース、設定値および相互接続を列挙し、後は AWS マネジメントコンソールでの数回のクリック、AWS コマンドラインインターフェースを使用した 1 つのコマンド、または API を呼び出した 1 回のリクエストで AWS CloudFormation に任せます。それらのサービスの API を介して、各 AWS リソースを作成/相互接続する詳細な方法を覚える必要はありません。AWS CloudFormation にお任せください。また、AWS CloudFormation に付属している多くのサンプルテンプレートのいずれかを使う場合、最初からテンプレートを記述する必要もありません。
テンプレートは繰り返し使って、同じスタックの同一のコピーを作成することができます(または新しいスタックを開始するための基盤として使用することもできます)。Amazon EC2 AMI だけでなく、Amazon EBS および Amazon RDS スナップショット名など、リージョン固有のインフラの変化をキャプチャし、コントロールすることができます。テンプレートはシンプルな JSON フォーマットまたは YAML フォーマットのテキストファイルで、通常のソースコントロールメカニズムの下に配置すること、プライベートな場所や Amazon S3 などの公共の場所に保存すること、E メールに添付して交換することができます。AWS CloudFormation では、「ボンネットを開いて」正確にどの AWS リソースがスタックを作成するために使用されるかを確認することができます。お客様は完全な制御権を所有し、スタックの一部として作成された AWS リソースはどれでも変更できます。
パラメータを使用して、実行時にスタックを作成するときに、テンプレートの要素をカスタマイズできます。例えば、RDS データベースサイズ、EC2 インスタンスタイプ、データベース、ウェブサーバーのポート番号を、スタックを作成するときに AWS CloudFormation にわたすことができます。また、パラメータ化されたテンプレートを使用して、コントロール方法で異なる可能性がある複数のスタックを作成することができます。例えば、カスタマーのトラフィックを欧州よりも米国で多く受信する場合、Amazon EC2 インスタンスタイプ、Amazon CloudWatch アラームのしきい値、および Amazon RDS リードレプリカの設定は、AWS リージョン間で異なる場合があります。テンプレートパラメータを使用して、各リージョンの設定としきい値を別々に調整でき、また、アプリケーションがリージョンにわたって一貫して展開されていることを確認できます。
AWS CloudFormation Designer では、AWS リソースを表すアイコンとその関係を示す矢印を備えた、テンプレートの視覚図を提供します。ドラッグアンドドロップインターフェイスを使用してテンプレートを作成および編集し、その後統合された JSON テキストエディタを使用してテンプレートの詳細を編集できます。CloudFormation Designer を使用すると、AWS インフラストラクチャの設計に費やす時間が増え、テンプレートを手動でコーディングする時間が減ります。
AWS CloudFormation は、ユーザーが選択する開発ツールや管理ツールに統合することができます。
AWS CloudFormation は Amazon Simple Notification Service(SNS)を通じて、イベントの進捗を公開します。SNS により、ユーザーはメールでスタックの作成/削除の進行状況をトラッキングでき、プログラム的に他のプロセスと統合できます。