GQがお届けする「フェラーリ SUV」に関する記事ページです。
■概要
F1などでも知られるフェラーリはイタリアにあるスポーツカーやレーシングカーを専門とした自動車メーカーである。レースで培った経験や技術を一般車向けに活用し、常にレーシングカーを彷彿させる車が多く並ぶ。近年世界的なSUVの人気の煽りを受け、同じくスポーツカーやレーシングカーの製造、販売を行ってきたポルシェやベントレーがSUVを新規発売する中、レーシングカーを基軸として車の販売を行うためフェラーリ SUVは未だ開発されていない。ただフェラーリ SUVを要望される声が多いのも事実だ。
■沿革
フェラーリは同じくイタリアにあるアルファロメオのレースの運転手であった、エンツォ・フェラーリが1929年にレース仲間と一緒に「ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ」を発足したことからはじまる。1947年レーシングスポーツカーの125Sを製造。その後、1948年には166インターより少数のGTカーの受注生産が開始された。その後も多くのスポーツカーやレーシングカーが製造、販売され、そのクオリティの高さや優れた性能からスポーツカーとしての地位を全世界で確固たるものにした。
■日本での様相
日本ではフェラーリ本社から、創立から1965年まで正規輸入・販売を行う代理店は存在していなかったため、輸入台数が極少量でしかなかった。1965年から新東洋企業、西欧自動車、西武自動車販売などが輸入の代理を行う。2008年2月にはフェラーリ ジャパンが設立された。初めて正規に輸入され、登録されたフェラーリは275GTBである。2002年に発表されたエンツォ・フェラーリは日本人デザイナーがデザインしたことでも有名な、日本市場において人気の車種である。新車購入価格は8000万円。しかし限定生産による希少価値から1億円以上で取引されることもあった。フェラーリ SUVの発表はないが、フェラーリ製の2.9ℓ・6気筒エンジンが搭載されたアルファロメオ初のSUVが発表されるのではないかと日本でも話題となる。
■シリーズ車種特徴
エンツォ・フェラーリは、創業55周年の記念に限定生産された車であり、フェラーリの創業者の名前でもある。最大の特徴はドアの開閉である。通常の横開きではなく、上へと開閉するバタフライドアを採用。これによってシートの乗り降りが容易となり、エアコンが完備されるなど運転手の運転環境が考えられた車種である。ASRと呼ばれる横滑り防止装置が搭載され、この機能により一般道で運転手が操縦不能に陥るリスクが低下した。
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