Amazon EC2 Container Registry (ECR) は、完全マネージド型の Docker コンテナレジストリです。このレジストリを使うと、開発者は Docker コンテナイメージを簡単に保存、管理、デプロイできます。Amazon ECR は Amazon EC2 Container Service (ECS) に統合されているため、開発から本番までのワークフローを簡略化できます。Amazon ECR を使用すると、自前のコンテナリポジトリの運用や、基盤となるインフラストラクチャのスケーリングの検討は不要になります。Amazon ECR は非常に可用性が高くスケーラブルなアーキテクチャでイメージをホストするため、コンテナをアプリケーションに確実にデプロイすることが可能です。AWS Identity and Access Management (IAM) に統合すると、各リポジトリをリソースレベルで制御できます。Amazon ECR に前払い料金などの義務はありません。リポジトリに保存したデータ量とインターネットに送信されたデータ量に対してのみ料金が発生します。

Amazon EC2 Container Registry の開始方法

まずは無料で始める

AWS 無料利用枠の一環として、Amazon EC2 Container Registry を無料でお試しいただけます。Amazon ECR では、新しいお客様に、月 500 MB 分のストレージを 1 年間にわたって提供いたします。

AWS 無料利用枠の詳細 »


ContainerRegistry_Benefit-Managed

Amazon EC2 Container Registry を使用すると、コンテナレジストリを動かすためのインフラストラクチャの運用やスケーリングが不要になります。インストールや管理が必要なソフトウェアや、スケールが必要なインフラストラクチャはありません。コンテナイメージを Amazon ECR にプッシュし、 デプロイが必要なときにそのイメージをプルするだけです。

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Amazon EC2 Container Registry では、コンテナイメージは HTTPS 経由で送信され、保存時にはイメージが自動的に暗号化されます。AWS Identity and Access Management (IAM) ユーザーおよびロールを使用してイメージへのアクセス権限の管理やアクセスの制御が行えるようポリシーを設定できるため、認証情報を直接 EC2 インスタンスで管理する必要はありません。

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Amazon EC2 Container Registry は非常にスケーラブルで、冗長性と耐久性に優れたアーキテクチャです。コンテナイメージは可用性が高くてアクセスしやすいため、新しいアプリケーションに新しいコンテナを確実にデプロイできます。

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Amazon EC2 Container Registry は Amazon ECS と Docker CLI に統合されているため、開発から本番までのワークフローの簡略化が可能です。Docker CLI を使用して開発マシンからコンテナイメージを簡単に Amazon ECR にプッシュでき、Amazon ECS はそのコンテナイメージを本番用デプロイメントにプルできます。

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