GQがお届けする「ラルフ・ローレン」に関する記事ページです。
■概要
ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)は、アメリカの大手アパレルブランド。1968年にニューヨーク生まれのデザイナー、ラルフ・ローレンにより設立された。様々なファッションアイテムおよびホームウェアを展開するなかで、特に高級スーツやポロシャツが有名である、アメリカのトラディショナルブランドの旗手と言える。
■沿革
1967年、ラルフ・ローレン(本名ラルフ・ルーベン・リフシッツ(Ralph Rueben Lifshitz))はアメリカ軍除隊後にブルックス・ブラザーズでのセールスマンを経てノーマン・ヒルトンからの支援の下ネクタイ店を開業。ここで発売したレーベル「polp」の幅広ネクタイがヒットし、1968年に自身のブランド「ラルフ・ローレン」を設立し、メンズコレクションの展開を始めた。71年にはレディースラインを発表開始し、1974年に映画『華麗なるギャツビー』の衣装に採用されるとともに、1977年には『アニー・ホール』にてダイアン・キートンがラルフ・ローレンを着用、“アニー・ホール・ルック”として一世を風靡する。1986年にはアメリカ人のデザイナーとして初めてパリの路面店を開店。以後、1993年に「Polo Sport」「Double RL」、1996年に「Polo Jeans Co.」、そして2004年には「ラグビー(RUGBY)」の各ブランドを展開するなど勢いを高める。
■日本での様相
2006年3月、表参道に「ラルフ・ローレン表参道」を開店。アジア初のフラッグシップショップとなる「ラルフ・ローレン表参道」をオープン。銀座にも後に路面店を開店する。2009年には、日本法人「ラルフ・ローレン株式会社」設立。さらに2010年9月、派生ブランド「RUGBY」の路面店「ラグビー キャットストリート」が原宿・キャットストリートに開店してRUGBYとして海外初進出のしたものの、2013年2月にブランド展開を終了した。
■商品特徴
英国のトラディショナルファッションをアメリカンにアレンジした、米国トラッド(アメトラ)およびアイビールックの先駆的存在と言える。ラルフ・ローレンが表現するのは、アメリカ的な上流階級のライフスタイルの提案である。また、デザイナーのラルフ・ローレンは、製品のデザインのみならず広告や店舗のイメージなども手掛けている。この、プロデューサー的とも言える包括的なデザインスタイルはファッション界へ影響を与え、トミー・ヒルフィガーなど多くのフォロワーを輩出している。
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