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1952年、ユベール・ド・ジバンシィが設立したフランスのハイブランド。服飾、装飾品、香水、化粧品などのファッション用品を幅広く展開する。所属するLVMHグループでは、「ディオール」に次いで2番目に大きい部門である。
ユベール・ド・ジバンシィは、1937年のパリ万博での衣装展示を見てデザイナーを志し、1952年に初コレクションを行う。1955年に発表された"シュミーズ・ドレス"は、ウエストもヒップもない革命的な衣装として多くの女性たちの反響を呼び、その感性が"モードの神童"と絶賛された。
1954年にオードリー・ヘップバーン2作目の映画となる『麗しのサブリナ』の衣装を担当し、そのシンプルな気品とエレガンスを世界に広めるきっかけとなる。当時衣装選びのためにユベール・ド・ジバンシィのもとを訪れたードリー・ヘップバーンは、前作『ローマの休日』で得た出演料で「ジバンシィ」のコートを購入したことを打ち明け、以来公私にわたる2人の友情は生涯続いたとされる。
オードリー・ヘップバーンはその後も『おしゃれ泥棒』、『シャレード』、『ティファニーで朝食を』などの映画でユベール・ド・ジバンシィによる衣装を着用。映画の成功とともに「ジバンシィ」のドレスたちも映画史に残ることとなる。
ユベール・ド・ジバンシィは、1995年に自身のブランドから引退。以降はジョン・ガリアーノやアレクサンダー・マックイーンらのデザイナーによりブランドのエレガンスが引き継がれている。
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