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CAREER

ハンタージャパン代表取締役 藤原総一郎氏に聞く、ブランドカルチャーと今後5年間のビジョン。

2016.09.07

レインブーツで人気を誇る、英国発の老舗ブランドHUNTER。「気分が落ち込みがちな雨の日だからこそ、楽しく過ごせるように。」という想いのもと、バッグ、アクセサリーなど、アパレル展開も開始。そんなライフスタイルブランドとしての地位獲得を狙うハンターの、ブランドカルチャーと今後5年間のビジョンについて、ハンター ジャパン代表取締役 藤原総一郎氏を伺った。

ハンター ジャパン代表取締役 藤原総一郎 氏 (photo:Daizaburo)

HUNTERのブランドヒストリーと日本市場について。

Q:HUNTERのブランドヒストリーを教えてください。

HUNTERは、160年の歴史を持ち、英国王室から最高品質の証であるワラントを2つも与えられた伝統あるブランドです。2013年に、ステラ・マッカートニーの夫であるアラスデア・ウィリス氏をクリエイティブディレクターに迎え、それまでのホールセールモデルからリテールモデルに転換。2014〜15年秋冬にファーストコレクションを発表しました。シューズ事業の拡大と同時に、アパレル、バッグ、アクセサリーなどの商品にも展開してブランドのもつポテンシャルを最大限に引き出し、ライフスタイルブランドとしての地位を獲得したいと考えています。

Q:HUNTERは日本市場をどのように捉えているのですか?

日本は、英国、ノースアメリカに次ぐ第3のマーケットで、アジア戦略を考える上で拠点となる重要なマーケットとして捉えられています。日本市場の特徴としては、クオリティの高さはもちろんですが、ディテールへのこだわりがとにかくすごい。前職のTory Burch時代にも、「ジャパニーズはクレイジーか」とまわりのメンバーによく言われるほどでした。

Q:HUNTERの現在の顧客層を教えてください。

まず年齢層は20〜30代の比率がとても高く、70%を占めています。そして男性比率が20%以上と多く、客層は英国王室からフェスに参加する一般の方まで幅広いのが特徴です。そのほか、漁師が履いたり、乗馬のときに履いたり、ライフシーンや職業に合わせてプロフェッショナルユースでも活用いただいています。

ハンター ジャパン代表取締役 藤原総一郎 氏
住友商事株式会社、Coach Japan社、Coach Inc.社を経て、Tory Burch社に入社。ヴァイス・プレジデントとして、コーポレート・マーチャンダイズ・プランニングに従事し、グローバル全体の商品開発、買付け、販売計画を担当。2015年1月、Hunter Japan株式会社 代表取締役に就任。日本を拠点にアジアにおけるHUNTERブランドビジネスの展開に取り組んでいる。
Text: Lina Ono
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