時は20世紀、情熱と知性で人々を魅了した
女性アーティスト、タマラ・ド・レンピッカ。
現代に生きる私たちは、どうすれば“虜にするひと。”となり、
自分らしく人生を謳歌できるのだろうか。
「女性マネジメントのプロ」の異名を取る起業家の
川崎貴子さんが、現代女性の悩みに答える形で、
多角的に“虜にするひと。”になるコツを説く!
1
仕事は充実しているけれど、ときどき仕事を頑張りすぎて自分が男性的になっているような気がします。女性としての魅力を保ちながら、キャリアを積むにはどうすばいいでしょうか?
(外資系金融勤務・M.Hさん)
2
結婚して3年。独身時代は男らしくリードしてくれた彼が、まるで今は5歳児かのような精神年齢。家に帰れば仕事の愚痴やワガママばかり……と、すっかり私は母親役のようになっています。再び男らしい彼に戻ってもらうにはどうすればいいでしょうか?
(アパレル系商社勤務・R.Fさん)
3
友人の幸せを素直に喜べなかったり、自虐的になったり、愚痴が多かったり、なんだかマイナスオーラを発散してばかりな気がします。ネガティブな自分に別れを告げるには、どうすればいいでしょう?
(PR代理店勤務・A.Sさん)
4
飲み会など人が集まる場で、場を盛り上げたり毒づいたりして自分に興味をもってもらおうとして無理をし、疲れてしまうことがあります。どうすればいいのでしょうか?
(ヨガインストラクター・K.Mさん)
仕事は充実しているけれど、ときどき仕事を頑張りすぎて自分が男性的になっているような気がします。女性としての魅力を保ちながら、キャリアを積むにはどうすばいいでしょうか? (外資系金融勤務・M.Hさん)結婚して3年。独身時代は男らしくリードしてくれた彼が、まるで今は5歳児かのような精神年齢。家に帰れば仕事の愚痴やワガママばかり……と、すっかり私は母親役のようになっています。再び男らしい彼に戻ってもらうにはどうすればいいでしょうか? (アパレル系商社勤務・R.Fさん)友人の幸せを素直に喜べなかったり、自虐的になったり、愚痴が多かったり、なんだかマイナスオーラを発散してばかりな気がします。ネガティブな自分に別れを告げるには、どうすればいいでしょう? (PR代理店勤務・A.Sさん)飲み会など人が集まる場で、場を盛り上げたり毒づいたりして自分に興味をもってもらおうとして無理をし、疲れてしまうことがあります。どうすればいいのでしょうか? (ヨガインストラクター・K.Mさん) その他のお悩みをみる
スケジュールに“乙女
スイッチをオン”も加える。依存や執着をなくし、
あなたが大人になる。失敗より成功にフォーカスする
思考を鍛える!大切な時間を不要な
人間関係に費やさない。お気に入りのコスメや香水、靴、アートなど、誰でも心がキュンとする“乙女スイッチ”を持っているはず。毎日寝る前に肌のお手入れをするように、1日1回はそのスイッチを意識的にオンにする。そうすると、女性性が豊かになり、仕事に追われても女性らしさは、なくならないでしょう。今の日本は、仕事の評価者は男性であることが多く、男性社会の仕組みのなかでキャリアを積むには、ロジカルに話すとか男性脳を目一杯使わなくてはならないですよね? ですから、かしこい女性は、外国人にプレゼンをするときに言語を切り替えるごとく、上司に仕事の報告をするときは男性脳にパパッと切り替えるし、それが得意。しかし、キャリア女性ほど忘れがちな、その逆の「オフでは女性脳に切り替える」という作業も怠ってはいけないのです。今日からTo doリストに加えてください!あなたの不満はよくわかります。結婚や長期恋愛、恋ではなくて愛情のステージに入ると子供化する男性、日本は多いですよね。きっと、恋愛中は彼も目いっぱい背伸びしていたのでしょうね。こうなったら、あなたが腹を括って大人になってしまいましょう。彼のことを愛しているなら、彼の愚痴も大人の目線で温かく見守ること。そうすると、パートナーの行動が可愛く見え、奇行を愛でることさえできます。男性は上下関係に敏感な生き物なので、「大人な女」に対してはナメた態度や言動は取らなくなり、女性の言うことをよく聞く、というメリットもあります。その上で、先ずは「良いわがまま」と「悪いわがまま」を教えましょう。そして、「ここだけはちゃんとリードしてね」、「月に一回はデートを仕切ってね」、「夫婦だから愚痴はいくらでも聞くけど、いつまでもかっこいいあなたでいてね」と根気強く教育しましょう。長期的目標と月単位のノルマだけ頑張るようにさせれば、「夫がずっと子供」というストレスから解放されます。ネガティブモードから脱却するには、とにかく自分に自信を取り戻すことです。自信は外部環境により生まれるのではなく、意識の習慣で作ることができます。具体的には、とにかく日々の失敗よりも成功にフォーカスして。「上司に注意された。私はこの仕事は向いていないんだ」などばかり考えていると毎日が憂鬱で黙っていてもマイナスオーラを発します。それよりは、「仕事が時間内に終わってラッキー。私って段取りがいい!」等、どんな些細なことでも成功体験にしてしまうのです。生まれつき自信がある人などそうそういません。自信は日々、考え方の習慣をトレーニングすることで生まれるものであり、したがって何歳になってもつけることができるのです。生活習慣病ともいえる“マイナスオーラ病”を完治させ、ポジティブな人に。そんな、一緒にいてわくわくするような人は、もちろん多くの人を虜にするものです。一度、紙に自分がしていて楽しいことと楽しくないことを書き出し、現在の人間関係を見直してみるのはいかがでしょうか? 人生には、定期的に人間関係を整理する時期があって、できるだけ自分が心地よくいられるコミュニティに属するほうがいいと思います。そもそもの大前提として、すべての人に自分を好きになってもらう必要はありません。もちろん、職場などでは、自分と合わない上司と雑談をするシーンもあるかと思います。そういうときも、「そうなんですね」とでも相槌を打って、笑顔で流せばいいだけ。無理に場を盛り上げる必要はないと思います。人生の時間は短い。自分が虜にし、虜にされる人間関係にフォーカスして時間を使ったほうが、大切な人との関係が深まり人生が豊かになる。たくさんの人と手をつないで「友達100人できるかな?」を求める必要はないのです。大人の幸せは、量より質ですよ。