2014中心市街地探訪・・群馬県高崎市

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• published: 20 Dec 2014
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群馬県の中心より南西で、東京から北西に約100kmの所に位置する高崎市は、面積459.41㎢、人口375,334人(2014.11.30)の中核市。江戸時代には、城下町としても宿場町としても栄えた高崎は、明治33年(1900年)に市制が施行され、 2001年4月に特例市、2011年4月には中核市に移行した。静岡県からのアクセスは東京まで東海道新幹線、東京から上越・長野新幹線で約1時間、上野から在来線（高崎線）で約1時間45分。中心市街地は、東は、JR高崎駅、西は高崎市役所周辺を囲んだエリア。 高崎駅から直線距離で約800mと、適度な距離感があるスズラン百貨店や商店街周辺と、駅前にこれからオープン(2016年春予定)する北関東最大のイオンがどのような影響を与えるのか、どのようにプラスにしていくのかが楽しみだ。 【高崎駅】 群馬県の玄関口ともいえる「高崎駅」は、高崎線、上越線、両毛線、吾妻線、信越本線、八高線と、上越、長野新幹線のほか、富岡製糸場へ続く「上信電鉄」も乗り入れている。JR線の1日当たりの乗車人員(2013年度)は29,468人で、群馬県内最大の利用者数を誇る。 高崎モントレー(西口)とイーサイト高崎(東口)は、JR東日本の関連会社である「高崎ターミナルビル」が運営する商業施設で、高崎モントレー(駅ビル)は、地上7階建て、2階と3階の間にコンコースフロアがある8フロアの駅ビル。イーサイト高崎は、飲食店のほか書店やドラッグストアなどの専門店、群馬県の土産物などを扱う店が入っている。 【ヤマダ電機本社】 1973年、群馬県前橋市で「ヤマダ電化サービス」として個人創業したヤマダ電機は2008年、この高崎市に新本社ビルと大型店「LABI1高崎」をオープンさせた。地下2階地上12階建て、高さ55mのビルに、「LABI1高崎」は売場面積約20,000㎡、約100万アイテムの商品が並ぶ。 【高崎タワー21】 地下2階、地上22階建て、高さ87mで「高崎タワー美術館」や、オフィスのほか上層階にはマンションが入る複合ビル。 【メディアメガ高崎】 シネコンやアミューズメント施設などの複合施設で、シネコンは、約1500席の「109シネマズ高崎」が入っている。 【高崎ビブレ跡地】 1976年当初、ニチイ高崎店としてオープンした高崎ビブレ(2014年3月閉店)は、2016年春オープンを目指して、店舗数約200店、北関東最大規模のイオンモールが誕生する予定。 【高崎タカシマヤ】 店舗面積19,456㎡、地下1階から地上6階までが店舗で、2014年2月期の売上高は151億500万円。 【中央銀座商店街】 昭和40年代に設置された「中央銀座商店街」のアーケードは、同じ中心市街地に進出する百貨店などの大型店に対抗するためのものだった。しかし、そのアーケードの一部が、2014年2月の記録的な大雪により、崩落してしまった。高崎市は、この商店街に約2億円を投資し2016年度までに「屋台横丁」として再生することを発表している。 【スズラン百貨店高崎店】 地元資本の「藤五百貨店」がオープンした1964年に続き、1968年にオープンした。スズラン百貨店は、県庁所在地の前橋市に本店を置く百貨店。 【高崎市役所】 地上21階建ての高層ビルで、最上階はレストランと展望ロビーになっている。 【群馬音楽センター】 1961年にオープンした高崎市が運営するホールで、コンサートや歌舞伎、オペラなども開催される。