与野党9党の党首がそろい踏みした19日のフジテレビ「新報道2001」。参院選を前に初めての党首討論となり、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」などをめぐって論戦が繰り広げられた。 ◇ ≪アベノミクス≫ ■「結果は出している」…首相 安倍首相(自民党総裁)「デフレから脱却し経済を成長させていくのか、(民主党政権時代の)4年前の暗い時代に逆戻りするのか。前進か、後退かを決める選挙だ」 民進党・岡田克也代表「いま日本は分岐点にある。その道を決める選挙で極めて大事だ。野党同士が協力して頑張りたい」 社民党・吉田忠智党首「全国を回り、行った先でいろんな思いを聞くが、『生活が苦しくなった』という声が強い」 首相「アベノミクスは道半ばだ。不十分な点がたくさんあることは率直に認めたい。しかし結果を出していることも事実だ」