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リビングルーム（居間）は、家族みんなが集まる部屋。テレビを観たり、ゲームで遊んだり、本を読んだり、一日のできごとを語ったりと、家族がそこですることが最も多岐にわたる部屋と言えます。子どもが小さいうちは、リビングルームに遊び場所をつくることも多いでしょうし、着替えをしたりすることもあるでしょう。小学生になれば居間で宿題をすることもあるかもしれません。そしてその隣ではお母さんが趣味の作業をしたり、パソコンを使ったりという用途も考えられます。また、招いたお客さんの印象の大部分を占めるのもこのリビングルーム（客間）ではないでしょうか。そんな多目的な部屋だからこそ、心地よい安らぎのリビングルームをつくるヒントを探しましょう。

リビングルームのインテリア

リビングルームのインテリアほど頭を悩ませるものはないでしょう。日常的に家族が集まる場所であり、客間として来客をもてなす場所でもあるリビングルームは、飽きのこないインテリアと、少しばかりの個性が必要となります。大きなソファを置くのもいいですが、ひとりがけを家族の人数に合わせていくつか置いたりするのも個性的ですね。一方で、ローテーブルやテレビ台などの家具は、部屋馴染みを考えながら選ぶと悪目立ちせず失敗しません。家族の集まるリビングルーム（客間）は、それだけ多くのものが持ち込まれる場所。雑多なものであふれかえりがちなので、壁面収納や床下収納など、場所をうまく使って家族が片付けをしやすい環境づくりが必要です。床に導線の妨げとなる物を置かないという単純なことだけでも、広くて快適な客間リビングづくりにつながります。

リビングルームを広く見せるコツ

日本の住宅ではリビングルーム（客間）のスペースを広く取れないことも多く、少しの家具でも窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。間取りが決まっているからこそ、視覚で広く見せるコツがあります。

天井を高く見せるため、家具をなるべく低いものに統一する。

家具を部屋の中央に置かず、壁や部屋の隅に沿って配置して視線の中心に置かない。

床に敷くラグはあまり大きなサイズにせず、フローリング面を大きく見せる。

明るい色の家具を配置する。白い家具は光を反射し部屋を明るく見せ、広く感じさせる効果がある。

お客さまの印象に残る、すてきなリビングルームのつくり方

ゲストルームがある家はその限りではありませんが、ほとんどの家庭では、お客さまをリビングルームにお通しします。お客さまを迎えるときには、生活感あふれるいつものリビングだとちょっぴりナンセンス。そこで、インテリアにアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。たとえば、棚にインパクトのある花を飾る、リビングテーブルに季節の装飾を施す、手作りのウェルカムボードを設置するなどは、見る人の印象に残るでしょう。お客さまが喜ぶ顔を想像しながら、TPOに合わせたおもてなしをしてみましょう。
さぁ、今日からリビングルームの改造計画を始めてみませんか？